ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

きものおしゃれルールを決めました①

2016-08-08 09:29:30 | おしゃれのルール

きものの整理をしました。

引っ越ししたときに多くを整理したはずなのに、

いま見るとどうしてこれがまだあるのだと

思うようなモノが出てきます。

花のきものやら女優ハットやら、

まったく自分のキャラから外れています。

これらを「憧れ先行ファッション」

の残骸といいます。



捨てモードに入ってもやはりオークションを

覗いてしまうワタシ。

物欲は見ることから始まるといいますが、

では物欲抑えていけるかというと、

おそらく無理しょう。


そこで今後のために、

おしゃれゲットのためのルール」を決める

ことにしました。

「しくじり」「ワタシみたいになるな」も含めて

これまでのきものを含めたおしゃれライフを

振り返りつつ考えていきます。

 

ルールその①

洋服にもきものにも一生ものはないと心得る。

 

よく「一生もの」を買いましょうと

書籍や雑誌に書いてあります。


 

若い頃、ワタクシもこの言葉に惑わされ、

「高くても質のよい」コートやらワンピやら

買ったことがあります。

伊勢丹でン十万円で購入したポールスミス。

ものすごく色も質もいいけど、

丈が長すぎる。

当時は長いのがおしゃれだった。

 

そのほかあれやこれやのブランド品

(バブルだったからね)。

一生ものの確率高いといわれるバッグ、

グッチのバンブーだって、いまや持ち手だけ

きものバッグに使いたいくらいでタンスの肥やし。

 

購入したときには「豊かな」気持ちになれるし、

ワンランクアップ感も得られる。

ある程度の年月は持つけど、


質がいいこと」と

「一生ときめき、なおかつ似合う」のは

別のこと。

20代!に買ったン十万円のきもの。

色いろいろ・苦手な色を着てみる」

→やはり無理がある。

 

 

きものなら「30年きもの」でしょうか。

オークション市場が始まる前は

きものマーケットは、もう「高くて一生もの」だった。

しかし~~、今や破格の値段で

ある程度のいいものがゲットできる時代。

 

きものだって、「旬」はある。

一年前までは「鉄板」コーディ、似合っていたものが

なぜか顔色がクスんで見えたりする時期がくる。


それを我慢する前に、今似合う、今欲しいものを

ついゲットしてしまう。

特にきものは趣味性の高いものですから、

スーパーの買い物では一円でも安いものを買うワタシも

ついお財布ゆるくなってしまいました。

初心者熱・プチプラの罠にご用心」

かくして、クローゼットのなかは

捨てるに捨てられない「一生もの」と

プチプラの共存。


しかし、今考えてみると、着ていて楽しいのは

「旬」のプチプラ。

汚しても気にならない、

今を味わえる、

似合わなくなったら、すぐに始末できる。


はじめての着付けを習った帝国ホテルの着付け士さんは

おっしゃっておりました。

「百万円のきものを一枚買うより

10万円を10枚買いなさい」

この言葉の奥にはいろんな意味が



これを紫苑流に翻訳すると、

「10万円のきものを一枚買うより

一万円(ここはお財布事情によって変わる)の

のものを10枚買う」

いや、このお値段設定だって

まだカッコつけてるんですけどね。

 

いくつになってもおしゃれはしたい。

 

そこでルール②

年間の予算を決める。

月一万円なら年間12万円。

ここも人によって変数。

たとえば、いいもの10万円のものを

買ったら、あと2万。

残りで我慢できるほど、欲しいものなのか検討。

きものは新しいものを買うと、

それに合う帯などもほしくなる傾向がありますね。

 


洋服だって同じかもしれないけど、

その確率はきもののほうが高い。

それを見越して「これを買う」か買わないか~~。

今年我慢したら次の年に回しても~~??


ということで、本日は

「一生ものはない」と心得るべし。

「予算は年間で決める」

この二点でした。

次は、

こうなりたい自分を見つけるには」

 

あくまでマイ・ルールですので、

よろしくお願いします。


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ありがとうございます。

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4 コメント

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初めまして (たにむらこうせつ)
2016-08-08 11:19:39
着物を着る人も減りました。
綺麗に着ている人は美しいのに・・・残念です!
みんなのブログからきました。
詩を書いています・・・よろしくお願いします。
返信する
まさしく (すみれ)
2016-08-09 20:58:46
日頃私が痛感していることを言葉にしていただいた!という気持ちです。

20年前、某高級ブランドのトレンチコートを買いました。トレンチコートなら流行に左右されず、上質なものを一つ持っておけば一生使えると思ったからです。しかし、いかに定番といえどもそれなりに流行はあると見えて、身丈、衿の形、アームホールの具合など年々微妙に変遷し、「清水の舞台から」の勇気で購入したコートは「確かにその襟の感じ、その頃は主流でしたねえ」になってしまいました。

同じことが着物にも言えるようです。結果として「愛着と工夫をもって長く着続けている」ことはあるしそれはそれで素晴らしいことだと思いますが、「一生着られるはず」と予定して身の程に合わない高価なものを買っても良い結果を生むとは限らない。
「将来への時分への投資」という考えもあるとは思いますが、一方、「今の自分に合っていてそれが欲しい」と思える、そして今の自分が納得できる価格でファッションを楽しむのも大事な考えと思えるようになりました。
返信する
癒されます (紫苑)
2016-08-10 10:55:17
たにむらこうせつさま
コメントありがとうございます。
ブログ拝見、とても癒されるますね。
ワタシクも言葉には興味があります。
今後ともよろしくお願いします。
返信する
貴重なあと押しありがとうございます (紫苑)
2016-08-10 10:59:24
すみれさん
心強い後押しありがとうございます。
「一生もの」を買った人でこその貴重なご意見です。
本当に、「結果として愛用していった」と最初から「そうだ」と思って購入するのとではずれが生じますね。
でもすみれさんは、いつもとても素敵なきものをお召しになっていますよ。憧れのあのお店の~~。ワタシクもほしいのです。

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