Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

尾翼の交換

2009年03月29日 | Egret (軽DLG)
 調整を進めていくうちに深まった、水平尾翼面積が少ないかも。という疑念。
 無風のうちは全く問題ないのだけれど、空気が揺らぎだすと、途端に落ちつかなる機体。

 水平尾翼の面積を計算し直すと、20%も面積が足りなかった。
 主翼後縁に研ぎだすために縦目バルサを追加した際、翼弦が延長される分を計算に入れなかったのが原因。

 
 で、新規作成(上:旧 下:新)
 面積20%増って、結構大きく見える。

 
 彩色も少し変える。大きくなって、重量も1gほど重くなってしまった。

 テスト飛行は、冷たい北西風が強い中で行った。
 乱れた空気の流れの中にあっては、激しくテールが蹴り上げられたり、機首がカチ上げられたりしていたけど、そんな動きが穏やかになって、修正舵が打てる余裕が出来た。
 縦の安定感は、かなり改善された。


 さて、お次はどこを変えてみようか…(手間の掛からない範囲でね)

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5 コメント

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尾翼のサイズ (蛸林)
2009-03-29 20:46:36
そう言われてみると、改造前の物は小さく見えますが、RCグラーダーの尾翼の大きさってこんなものなのかなぁ。って思っていました。

尾翼容積の計算方法等は、文献でよく見かけますが、その適切なサイズはどのように決めるのでしょう?(経験則かなぁとも思ってしまうのですが)

とりあえず、水平尾翼 0.5 垂直尾翼 0.045程度を目安にして、エイ・ヤーで決めちゃうのですが・・・
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尾翼って (Singha)
2009-03-29 23:19:23
尾翼って、機体が安定して飛ぶのなら無くても良いって物だそうです。
と言っても、無尾翼機でハンドランチは無理っぽいですから…。

私の尾翼サイズの求め方は、以下の事を基本にしています。
・テール・モーメントは主翼弦の2.5倍。(DLGの場合、水平2.5倍以上、垂直3倍以上)
・水平尾翼面積は、主翼面積の12%位。
・既存機体の尾翼容積を参考にする。

DLGのお手本、Super・Geeの尾翼容積は、水平0.44、垂直0.042です。
QRPのスナッピーは、水平0.36、垂直0.028で、ほとんどの自作機はスナッピーのデータを元に作りました。(DLGの垂直は容積を多くしました)
Egretは、水平0.38、垂直0.042で作ってます。

尾翼はショート・モーメントで大面積だと、構造的強度が小さく、機体挙動が過敏になりますし。
かといってロング・モーメントで小面積では、後ろ重心で余分な錘が必要になる上に、操縦性に難が出ますし…
って感じで、その大きさや位置は「妥協」の見本のようなものになりますね。
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尾翼(尾羽) (蛸林)
2009-03-30 19:55:54
サーマルに乗って飛ぶ、コンドルや鳶などの猛禽類は、尾羽を広げていますけど、一定の風の吹く海を飛ぶ、アホウドリ等は、尾羽をソアリング時には、たたんでいますね。

小半径の旋回をするには、尾羽はあった方が便利という事なのでしょうか?

安定性というよりも、操縦性の問題なのかなと思ってしまいます。
尾羽も、エアブレーキに使っていたりするように見えます。

究極は、可変翼?

鳥って、エルロンを操作するような飛び方をできるのかな?なんて考えてしまう事も。

でも鳥には垂直尾翼が無い・・・・
どうやってヨー方向の安定をとっているのでしょう?

alula ってDLGで飛ばしているビデオを見かけますよね。
高度はあまり稼げない感じで、どちらかというと、スロープで投げる時に翼端を持って投げるといった感じですが・・・

ちなみに、クォーターパイプには、ランチペグが付いていましたが、まともに飛ばせず挫折し、長元坊は、バンジーフックのみです。

P.S.
学生の時にはかなりハマった、コントロールラインのコンバット機は、鳥のように、比較的小さな水平尾翼が短いテールモーメントで付いていますが、もの凄い運動性で、しかも、かなり前重心。まぁ、3DのRCとは違うのでしょうが・・・
http://www.youtube.com/watch?v=sGN2V-95oIw

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鳥の翼 (Singha)
2009-03-30 22:46:05
鳥類の翼は、人間が作る翼と違って「定型」を持ちませんよね。
翼型も、平面形も、アスペクト比も、迎角も…全ての要素を可変させ、安定と効率を保つ…。
あはは、かないませんね。
尾羽は、トリム・タブか補助的なスタビライザーなのかな?と思います。

蛇足ですが、制御を含めた究極の翼は虫の翅、特に二翅のもの(蜂や蝿)だと、何かで見ました。

P.S.
ご紹介のビデオ見ました。Uコン機って、グルグル回るだけじゃないんですね…
目から鱗どころじゃないです (@_@;)
操縦者二人のシンクロ率もビックリでした。
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意外と目が回らないもんです。 (蛸林)
2009-03-30 23:49:19
Uコンって、ある程度飛ばせるようになると判るのですが、自動操縦みたいな感じなんです。
手首を動かさなければ、必ず腕の延長線上にくるという感じです。

RCグライダーだと、それが自立安定性に相当するのかなと思います。
そうすると、やはり尾翼のサイズや位置や上反角は重要なファクターなのでしょうね。

今ごろの季節だと、風に向かって打ち上げてサーマルを捜していると、太陽の中に入って機体が見えなくなる事がありますが、何もしなければ、真っすぐ飛べるというのが大切なのかなと思ったりもしています。

P.S.
日本では、Uコンといえば、スタント機がポピュラーでしたが・・・
Uコンのぐるぐる回るの究極は、スピード機(F2A)やチームレーサー(F2C)があります。
少しだけ齧りましたが、とても私の技量では手に負えなかったです。
特にチームレースはパイロットの腕もさることながらピットマンのテクニックがものをいうので。
(F2Cは、もの凄いスピードで着陸してくる機体をキャッチして、腕に付けた燃料ポンプで燃料補給しエンジンを始動させて離陸させます)
http://www.youtube.com/watch?v=JGBHips72TA
http://www.youtube.com/watch?v=mzBGTrmYbJA&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=QEYlCTiiktU&feature=related
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