Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

サーマル・グライダーの不思議

2006年04月29日 | FlightLog
 何時雨が降っても、おかしくないような空模様で、風向きも東から南へコロコロ変わりがち…迷ったけれどショックコードを携えて飛ばしに行った。
        
 ハンドランチで錘の具合を見ようと投げ上げると、今日は錘が無いほうが具合が良い。
 ちゃんと前に進むし、軽い分ずいぶんと浮く。
 その日その場の状況で、以前はダメだったセッティグの方が具合が良くなるサーマル・グライダーって不思議。
 
 ハンドランチの高度では、サーマルを見つけることが出来なかったので、ショックコードで打ち上げる。
 レジ袋で作ったパラシュートが「バサバサッ!」と、うるさい。
 でも自分にも、機体にも負担が少なそうだし、楽ちんでいいな~。(^^)
 30m以上の高度まで上がると、やっとユル~いサーマルにめぐり合えた。
 
 5分位のゆる~いサーマルライディングを終えて、ハンドキャッチしようとしたら…
 自分が作る乱流(ひょっとして指ノーコン?)でキャッチ失敗!
 垂直尾翼が「く」の字になりやした ヽ(TДT)ノ ウワァァ~ン (;´д`)さぁ修理修理っと…

 被覆剥いで、仮付け、面出しして、瞬着付けて、カーボンで添え木、マイクログラス貼って…

 軽くヤスって、被覆貼って、ヒンジ付け直して、アイロンでネジレ無くして完了(;´。`)=3
 あぁっ!主翼下面のフィルムもアチコチ破れてるし~_| ̄|〇
 好事魔多しって事か…こちらも不思議。

Veronicaを振り返る

2006年04月27日 | Veronica (HLG)
 久しぶりの自作機を振り返ってみた。
 スパン1.5mの翼は、今まで飛ばした1m、1.3mクラスの翼よりも浮きが良いと感じさせる。
 たとえ翼面加重が大きくても、揚力発生の場自体の大きさが違うから、浮きに違いが出るんだろうなと思う。
 
 丸めた前縁は、何となくだけどエレベーターの効きが柔らかに感じられた。
 効きが鈍いのとは違う感覚。う~ん表現し難い。
 翼厚7.5%は、ちょっと厚かった。ウェイトを積まない状態だと抗力に負けて前に進みにくい。
 最大7%厚だったら、もうちょい走る感じになっただろうか。
 翼端上半角が気持ち足りない。現在は14度だけど17度位が良さそうに思える。
 主翼だけ作り直してみようか?

 垂直尾翼が大きい。風が強いと風見鶏効果も強く現れて、犬走り状態で進んでいく。
 落ち着いて見直すと、気になるところがボロボロ出てくるな~(^^;)

 ハイスタート用に曳航フックをピアノ線で作る。
        
 取り付け位置は重心手前5mm位の所。
 前過ぎると上昇中に頭を押さえつけられる感じになるし、後ろだと急激なピッチアップで上げ難いし、下手すると頭の高さでループして墜落って事も有り得る。

 ウェイト室も作った。
        
 5g、10g、15gのウェイトも用意して、重量が217~247gまで調整できるようになった。
 風やサーマルの強さへの対応の幅が広がったかな?

 ショックコードで打ち上げられれば、ランチで体力や気力がそがれる事がないだけに、操縦やサーマルハントに集中できるはず。
 今週末の楽しみが出来ました。

画像の加工って楽しい

2006年04月26日 | Weblog
 4月16日の画像は、太陽に向かってランチ!をイメージして加工してみました。
 が、手持ちの加工ソフトじゃ、スピード感が出る加工が出来ません。

 そんな折、月見里さんから「加工しましょうか?」のお誘い。
 二つ返事で「お願いします~(T∀T)ノ~~」
 出来上がりを拝見すると、イメージぴったり!「これやがな~(^^)v」な出来です。

 ト、トップ画に使いてぇ~。それが出来ないのが恨めしい…
 月見里さん、ありがとうございました<(_ _)>

 自分でも加工したい衝動に駆られて、フリーウェアを漁り始めました。
 何とか月見里さんみたいに、ならんもんかと奮闘中。
       
 う~ん、ブレ方が上手に行かないなぁ~(;=_=)勉強しよ!
 頭も中の「もや~」っとしたイメージが具現化できる、画像加工って結構楽しいです。
 

ベロニカ、サーマルに乗る

2006年04月23日 | FlightLog
 雨が降りそうで降らない、じれったい天気の中、午後からベロニカを飛ばしに行った。
 飛ばしこんでいくと、気になる所がチラホラ。
 特に気になるのが、前に進んでいきにくい所。

 主翼の厚みが7.5%程あるので抗力が大きいように思える。
 前縁を丸めてあるのも一因かな?尖らせていれば空気を裂いていってくれたかも。

 重心近くのボディ内に、ウェイトを15g追加して全重232gにしたら、望むイメージに近い感覚で前に進んでいくようになった。
 もう少し重くても良さそう。ちゃんとしたウェイト室を作ってやろう。

 徐々に雲が切れ始め、太陽が顔を覗かせるようになると、サーマル発生の期待が高まる。
 何となく周囲の空気が「ムワッ」と温まるような感覚がした時、機体はサーマルに乗って上空へ吸い上げられた。

 ノーマルランチでのモドカシイ高度から、サーマルに乗せてネチネチ上昇させていけたときの満足感は、ハイスタートやSALでのものよりも格別だと思う。

 今日は2回もサーマルに乗せる事が出来た。
 シンプルで、人の力と感覚と、自然の力で飛ばすハンド・ランチ・グライダーの素晴らしさを再確認できた一日だった。

Veronica調整飛行(3)

2006年04月22日 | Veronica (HLG)
 左偏向癖の対策は、主翼止めボルト穴を開け直し、左右の面積バランスを直す。
 右翼にネジリ下げを付けていなかった事を思い出して、アイロン当て直しでネジリ下げ修正。
 主翼取り付け台は、右翼側を削り左右の上半角を合わせる。
 後縁側の台を削って取付角を付けていく。
 
 曇っているけれど、微風でテストには問題ない状態。
 グライドテストをしてみると、左偏向癖は無くなったようで、ラダートリムはほぼゼロに持っていけた。
 
 機体の突っ込み具合とエレベータ・トリムの具合からすると、主翼取り付け角の増加が必要と感じたので、前縁に1mmほど下駄をかます。
 機体の滑空姿勢、舵の効き、重心位置共に「うん、まぁ何とかなるかな」状態になった。
 
 フルランチからの滑空時間は、無風で40秒前後。もうちょっと伸びて欲しいな。
 ランチ高度は15m前後。20m位は上げたいところだけれど、無理っぽいかな。
 肘を伸ばして、上半身で投げるように。腕を振り切るようにランチしている。

 SALと違って、お手本となる資料や映像が少ないのが残念。
 ジョー・ワーツ氏がF3J機をハンド・ランチしている映像が、今のところお手本。
 
 さてさて、基本的な調整はひとまず完了。
 重心位置も決まってきたので、曳航フックを付けて、ショックコードでポーンと打ち上げてみようか。

成分解析

2006年04月20日 | Weblog
 様々な文言、名称などの成分を分析してくれるサイトに行ってみた。
 成分解析 on WEB

 「○○の △%は ××で出来ています」って分析してくれる。
 で、自作機の成分を分析してもらった。
 最新作のベロニカは、
 WinG/Dom Veronicaの45%は華麗さで出来ています
 WinG/Dom Veronicaの35%は言葉で出来ています
 WinG/Dom Veronicaの9%はお菓子で出来ています
 WinG/Dom Veronicaの6%はミスリルで出来ています
 WinG/Dom Veronicaの5%は気の迷いで出来ています
 「45%は華麗さで出来ています」ってのが嬉しいね。
 「5%は気の迷いで出来ています」て所もうなずける。

 失敗に終わったウィンザル1号機は…
 
 WinG/D-SALの64%は運で出来ています
 WinG/D-SALの28%は株で出来ています
 WinG/D-SALの4%は気の迷いで出来ています
 WinG/D-SALの3%は言葉で出来ています
 WinG/D-SALの1%は理論で出来ています
 「運で出来ています」「株で出来ています」ネガティブな意味では言い得てる~(^^;)

 ふとブログ・タイトルを分析したくなった。
 Fly…Lttle Wingの解析結果
 Fly…Lttle Wingの67%は勢いで出来ています
 はい、勢い任せで書いています(*^ω^*)最近は勢いも落ちてきたかなぁ~。
 
 …半角じゃなくて全角で入力してみると…
 Fly…Little Wingの70%は嘘で出来ています 
 ガビョ~ン!!( ̄□ ̄;)う、嘘はついていませんよ~!
 ちょ、ちょっとは大げさな表現は有るかもしれませんがぁ~(T∀T)

Veronica調整飛行(2)

2006年04月18日 | Veronica (HLG)
 週末の天気が怪しいって聞いて、ど~しても我慢できなくなって、夕方に調整決行。
 ちょっと強めの南風だけれど、何とかなりそうだった。

 ある程度の調整は済ましておいたので、軽めのランチでスタート。
 左曲がりの癖と、ラダーの効きが悪いのが気になる。

 左曲がりの癖は、主翼受け台の整形が悪く、右翼の上半角が大きい格好となっていることと、主翼が右にずれて付いているので、右翼の面積が大きい格好となっている事が原因みたい。
 実は分かっていたんだけど、「わずかな事だから」って目をつぶっていたんだよね~(;^^)
 受け台の修正、主翼固定ボルト穴の開けなおしで対応しよう。

 旋回は、ラダーのみで曲がろうとすると効きが悪い。
 チョンとエレベーター・アップして、主翼の迎え角を大きくしてやるとグイグイ曲げることが出来る。
 主翼の取り付け角は0度なので、少しだけ取り付け角をつけてやると良さそう。

 強めの風の下、トリムで不具合を押さえ込んでの滑空だったけれど、浮きの良さというか粘り強さは好印象。
 無駄舵を打たなければ、風に乗って浮いているし、地表間際では粘っこく浮いてくれて、ハンドキャッチも楽々。
 無風時の滑空を早く見てみたい。

 オーバースロー・ランチでの高度は12m位かな?尾翼あたりがバタついてるみたいだからロスが大きいランチとなっているみたい。
 野球投げになってしまい、左翼が後頭部に当って「パイ~ン!」と景気の良い音を出した。
 幸い私も機体も無傷だったけれど、意外と難しいぞオーバースロー・ランチ!
 
 さぁ、週末までに手直しして、ランチの練習だ!(^-^)

Veronica調整飛行(1)

2006年04月16日 | Veronica (HLG)
 前回の初飛行は強風で、細かいところまで行けなかった。
 今日こそは。と思っていたけど、今日も強風…先週よりかはマシな感じ。

 で、行ってみたものの先週とさほど変わらない風の吹き方で、ほんの2・3投しかできなかった。
 そんな中、風に正対させてエレベーターをチョコチョコ操作すると、スルッスルッっと揚がって行こうとする。浮きが良いと考えていいのかな?
 
 そんなにラフな着地をさせていないのに、主翼のフィルムが破れて砂粒が入ったらしく、「カラカラ~」と気の抜ける音がしだす。
 その時点でやる気が無くなって、今日の所は終了。
 まともに飛んでいないうちから、主翼フィルムのパッチ当てとは…ガッカリ。

 手持ちのフィルムの耐引っかき強度は、強い順にOK模型イージーカバ・ライト>ヨシオカ・オラライト>OK模型Eライト。
 主翼下面は、引っかき傷に強いイージーカバ・ライトにしとけば良かったかな?
 
 いったい何時になったら、ちゃんとした調整飛行が出来るのやら~!ヽ(TДT)ノ

機体の名前

2006年04月13日 | Weblog
 自分の持っている物に、その商品名以外の「名前」や「あだ名」を付けている方、少なからずいらっしゃると思います。
 私もどっちかって言うと、そっち系(;^^)
 スナッピーを手に入れたときも、商品名だけじゃ味気ないというか、まだ自分の物じゃない気がして「あだ名」を付けました。
 
 WinG/Dom(ウィンダム)
 翼(Wing)と風(Wind)の王国(Kingdom)と言う意味の造語です。
 (読み返すと背中がかゆくなるな~)

 自作に走るようになってからは、名前が番号とかじゃ「なんだかな~」って事で、WinG/Domを基本に、
 SAL機だからWinG/D-SAL(ウィンザル)。
 ガル翼機だからWinG/D-Gull(ウィンガル)。
 モグラのEVA(エヴァ)は電動(EP)でVテール(V)のエルロン(A)機ってこと。
 
 あ、ウィンザル2には”Krosa”(カンボジアの言葉で鶴)。
 ウィンガルには”Haiyan”(中国語で海燕)って愛称も付けています。(く、くどい?)

 名前を付けると愛着も増して、しっかり飛ばしてやろうと気合も入ります。
 一方、愛着つきすぎて、廃棄しづらくなっています。
 いい加減、古いの捨てたら?と言われます。(;^^)

Veronica初飛行

2006年04月09日 | Veronica (HLG)
 朝からの強い北風が、夕方やっと弱くなったので、初飛行強行。
 それでも耳に風の音がうるさく感じ、竹林がワッサワッさ揺れる位の風が吹いていた。

 時折訪れる風の止み間を狙って、グライドテストを行う。
 左曲がりの癖と、急に機体が沈む動きを見せたけれど、滑空可能で一安心。

 左曲がりは垂直尾翼の取り付けが悪いか、主翼の上半角が左右で違うか…。
 トリムで修正可能だけど、グライダーは極力トリムゼロにしないとね。

 機体の沈み込みは風のせいだと思うけれど、主翼の取り付け角がマイナス目になってないか確認しよう。

 軽くランチしてみた。高度は7~8mってところ。
 翼面加重9g台で、翼厚7.5%では、今日みたいな風の具合だと、ダウンを打っても前に進んでいかなかった。
 エレベーターの効きは良好。ラダーは風下に向けて飛んでいると、効きが弱くなる感じがした。
 
 今日は風が強くて、詳しい素性が分かるまでの事は出来なかったけど、浮きの良さを予感させてくれた。

 風の弱い日に、じっくりと調整していこう。