早朝、初飛行に臨むんだけれど、木々の梢がざわつき、50gに満たない機体には向かない風模様。
グライドテストでは、僅かなアップトリムが要るくらいで、重心位置は平均翼弦長の1/3で良いみたい。
滑空経路が少し右に取られる。これは、どこか工作を失敗したかな。
重心位置と舵の効き具合の確認が取れたので、ちょいと上空へ上げてみる。
こんなに小さな機体だから、1回転するディスカス・ランチよりも、機体を振り子のように振って投げ上げる方が、しっくりくる。
風にあおられ、すぐ降りてきてしまう状況だったけれど、心配した尾翼の小ささも何とかなりそう。
追い風になると、とたんに舵が効かなくなるのは、仕方の無いことかもしれない。
参考にさせて頂いた翼型は、とてもいい性能を持っている思う。
強めの風の中、風上に入っていこうとするし、ふと風が弱まった時に見せる、浮きが良いんですよ。
いずれの状況も、迎え角を微調整するためにエレベーター操作が必要だけれど、これがプリセットとしてセッティング出来れば、面白い機体になるんじゃないかな。
ラフランディングしても、軽量ゆえに損傷は軽微。
とは言え、そのほとんどが翼端の欠け傷で、個人的にはいやな傷です。
まぁ、バルサの素地にクリアスプレーを吹いただけなので、表面強度なんで無いに等しいです。
補修後はクリアテープでも貼って、気持ち補強としましょう。
飛ばした状況が良いとは言えない中でも、結構良い線いけたマイクロ機。
穏やかな気流の中で、調整を詰めて行きたいです。