Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

複葉機をつくる(8)

2009年07月26日 | Goose (複葉機)
 出来上がったので、飛ばしてみよう。
 とは言えグライダーと違って、動力機で複葉機のテスト飛行は初めてのこと。
 グライドテストすべきか迷った。



 舵角を最小と思われる量に設定し、タキシングで様子を見ることにする。
 フルスロットル、5m程の滑走で機体が浮き上がる。
 カエル跳びの状態で、出来るだけ癖を掴む。

 方向、昇降舵ともに過敏じゃなさそうなので、いよいよ上空へ上げる。
 少しの頭上げと右旋回癖が有るので、エレベーター・ダウンとラダー・左トリム調整。
 久しぶりのフライトで、しかも動力機。グライダーとは勝手が違うので緊張する。
 震える心と指をなだめながら、機体の癖を拾ってゆく。
 
 右旋回が過敏で巻き込む事。旋回を終えたときにダッチ・ロールっぽくなる事が判った。
 
 右旋回が過敏だった原因は、左翼のネジリ下げが足りなかった事だった。
 ネジリ量が左右翼均等になるように、アイロンを当てなおす。
 ダッチロール気味なのは、重心以前の側面積が大きすぎるから。上半角が強すぎるからだろうか?
 


 主翼を修正して再テスト。
 過敏な右旋回は、落ち着いてくれた。
 旋回終了時のダッチロールは健在。フラフラと気味悪いので修正舵で安定させる。

 20m四方くらいのグランド。上空5m位でゆっくりと飛ばす。
 ただの定常旋回と8の字旋回だけれど、久しぶりの感覚なので楽しい。
 
 着地がヘタ。グライダーの癖でモーターオフしてしまい、突っ込み着地で転倒してしまう。
 柔らかな主脚が良い具合に緩衝装置となって、機体の損傷を防いでくれている事がありがたい。

 ダッチロール気味なのを直せば、さらに安定したノンビリ飛行が出来そう。
 上半角の修正は大変なので、ドーサルフィンの追加で垂直尾翼面積を増加させてみようと思う。
 

複葉機をつくる(7)

2009年07月24日 | Goose (複葉機)
 フィルム貼りや、機器の搭載をしていました。


 彩色は白+黄色に決定。
 ただ、色の境界がハッキリしないように思えたので、境界に線を入れてみた。

 使用機器は、モーターがOK模型の180G/Dユニット。
 ESCはJETIの18A。 サーボは9gを2個。


 受信器はサンワの5ch。バッテリーはLipo2セル910mAh。
 両者とも結構重いので、小さい物に替えるつもり。


 主脚はSUS線で作った。
 曲げ加工を施したSUS線でもって、補強と緩衝効果を狙ってみた。
 胴体への取り付けは、溝に主脚を差し込んで、三角材で固定する方法。


 尾輪は、小生意気にもステア機能付き。


 いよいよ出来てしまった複葉機。
 無事、空を飛ぶことが出来ますでしょうか…。

複葉機をつくる(6)

2009年07月12日 | Goose (複葉機)
 配色の検討。
 白を基調に、翼の空間部分を色分けする、いつもの配色。
 手持ちのカラー・フィルム、青・緑・黄色の3色で検討。

  
 青はスマートな感じ。
 ずんぐりとした機体には、すこしかっこよすぎるか。

  
 緑は穏やかな印象。
 野暮ったくなった分、親近感が湧く。

  
 黄色は可愛らしい感じ。
 機体の形にも合っている。

 緑か黄色、どちらの色にしようかな?