Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

SD-6G モーターグライダー 2サーボエルロン スポイロン仕様の動き

2011年04月27日 | SD-6G (プロポ)
 グライダー機能のないサンワSD-6Gで、各ミキシングを組み合わせ、モーターグライダー・2サーボエルロン・スポイロン設定を考察した。
 その実際の動き。


実験台は2005年製、自作エルロン・モーターグライダー。

SD-6G モーターグライダーの設定案

2011年04月24日 | SD-6G (プロポ)
 ◆モーターグライダー 2サーボエルロン スポイラー仕様 の場合◆

 スポイラー用サーボは6chに接続します。操作はF-2時のみスロットルレバーで行うようミキシングを掛けます。
 フラッペロン等は使用しません。
 モーターはF-MODE N(以下FN)時のみ駆動させます。

 表にすると下記のようになります。 *数字は仮のものです。

 スイッチ操作を極力少なくするために、フラップスイッチは常時オンとします。
 スポイラーは上がりきった状態ですので、TH→FLミキシングを組んで、スロットルアップ時にスポイラーが格納できるよう調整します。


 フライトモード・スイッチの役割は上図の通り。

 モーターはFN時のみ、スロットルでリニアに操作します。
 スロットル・ハイの状態で目標高度に達したら、F1に切り替えます。
 モーターは停止し滑空モードに入ります。(スロットルはハイのままでOK)

 高度処理などでスポイラーを出したい場合は、F2スイッチを入れるとスロットル下げでスポイラーが上がります。
 スロットルでスポイラーによるブレーキ調整が可能です。

 再度モーターを回したい場合は、F-1→F-N切り替え・F-2解除すると、スポイラーは即格納されます。
 その後スロットルアップでモーターが回り、機体は上昇します。

 または、スロットルアップでスポイラー格納した後、F-N切り替え・F-2解除を行うと、モーターは即時に最高回転に達し、機体は急上昇していきます。


 ◆モーターグライダー 2サーボエルロン スポイロン仕様の場合◆

 フラッペロンの設定値をマイナス値にして、エルロン跳ね上げのスポイロンとして使用します。
 モーターはF-N時のみ駆動させます。
 受信機の6chは空きchになります。

 設定値一覧表 *数字は仮のものです。

 スイッチ操作を極力少なくするために、フラップスイッチは常時オンとします。
 フラッペロン設定値を-100にすると、両エルロンがフルアップの状態になります。
 そこからTH→FL Mixで、スロットルレバーがフルアップの時、両エルロンが滑空状態に戻る様に調整します。
 TH→EL Mixで、スポイロンアップ時のピッチ変化に対応します。

 モーターはFN時のみ、スロットルでリニアに操作します。
 スロットル・ハイの状態で目標高度に達したら、F1に切り替えます。
 モーターは停止し滑空モードに入ります。(スロットルはハイのままでOK)

 高度処理などでスポイロンを展開したい場合は、F2スイッチを入れるとスロットル下げで両エルロンが上がります。
 スロットルでスポイロンによるブレーキ調整が可能です。

 再度モーターを回したい場合は、F-1→F-N切り替え・F-2解除すると、スポイロンは即戻ります。
 その後スロットルアップでモーターが回り、機体は上昇します。

 または、スロットルアップでスポイロンを戻した後、F-N切り替え・F-2解除を行うと、モーターは即時に最高回転に達し、機体は急上昇していきます。


 ◆モーターグライダー 2サーボエルロン バタフライブレーキ仕様の場合◆

 フラッペロンの設定値をマイナス値にして、エルロン跳ね上げのスポイロンとして使用します。
 フラップ用サーボは6chに接続します。
 FN時わずかにフラップダウン。F1時±0。F2時スロットルレバーでフラップダウンとスポイロンアップが行えるようミキシングを掛けます。
 モーターはFN時のみ駆動させます。

 設定値一覧表 *数字は仮のものです。

 スイッチ操作を極力少なくするために、フラップスイッチは常時オンとします。
 当然フラップは下りていますので、C-MixでFL→FLにミキシングして、フラップを上げます。
 (フラップ・トリムがあれば、このミキシングは不要になるのですが…残念)
 FNモーター駆動モードでは、わずかにフラップを下ろし、揚力を稼いで上昇率を高めようと考えます。
 F1滑空モードでは、フラップ角はゼロです。
 F2モードでは、スロットルで下り切ったフラップを引き上げ、上がりきったスポイロンをさげるようミキシングします。
 スロットル・フルアップで、わずかにフラップが下りる状態に調整し、サーマルモードとします。
 *C-MixでTH→FLにミキシングを掛けると、6chサーボ、フラッペロン共にスロットルでの操作が有効となります。
 TH→EL Mixで、フラップダウン時のピッチ変化に対応します。

 モーターはFN時のみ、スロットルでリニアに操作します。
 スロットル・ハイの状態で目標高度に達したら、F1に切り替えます。
 モーターは停止し滑空モードに入ります。(スロットルはハイのままでOK)

 高度処理などでバタフライブレーキを展開したい場合は、F2スイッチを入れるとスロットル下げで両エルロンが上がり、フラップが下ります。
 スロットルでバタフライによるブレーキ調整が可能です。

 再度モーターを回したい場合は、F-1→F-N切り替え・F-2解除すると、バタフライは即戻ります。
 その後スロットルアップでモーターが回り、機体は上昇します。

 または、スロットルアップでバタフライを戻した後、F-N切り替え・F-2解除を行うと、モーターは即時に最高回転に達し、機体は急上昇していきます。


注)この設定案は、実証出来ていないものを多分に含んでおり不完全なもので、加筆修正の余地を残します。
  この設定案を実際に行い、損害等を被られたとしても、当方は一切の責任を負いません。

SD-6G レビュー(4)悪あがき編

2011年04月23日 | SD-6G (プロポ)
 残念ながらSD-6Gには、スポイロンやバタフライ(クロウ)といった、グライダー向けの機能が搭載されませんでした。
 それらを望むのであれば、SD-10Gのような上位機種を選択するのが当然。

 でも「たまにグライダーを飛ばす真似事」をしている私には、上位機種は宝の持ち腐れってなもんです。
 そこでSD-6Gの持てる機能で、どこまでグライダー機能らしく出来るか考察していきます。

 まずは受信機のチャンネル割り当てを確認します。

 3chはスロットル固定です。
 2サーボエルロンの場合、5chに右エルロンが割り当てられます。
 モーターグライダーに採用される、ギアchスイッチでモーターオン・オフ操作が出来なくなっています。

 次は実際にサーボを動かして、検証していきます。

●気になるフラッペロン機能について
 フラッペロンは、左右のエルロンの下げ(上げ)量を調整出来ます。
 調整値がプラス値ならばエルロン下げでフラッペロンになり、マイナス値であればエルロン上げでスポイロンになります。


 フラッペロンを作動させるのはフラップスイッチですが、フライトモードを個別設定した場合、フライトモードの切り替えで作動させることも出来ます。(この場合、フラップスイッチは入れっぱなしになります。)


●フラッペロンとフラップの共存について
 フラップスイッチをオンにすると、フラッペロンが動きますが、6chに接続されているサーボも同時に動きます。
 これを利用すると、バタフライ(クロウ)機能(フラップ下げ・両エルロン上げ)が再現できそうです。

●フラップ→エレベーター・ミキシングについて
 フラップスイッチをオンにすると、FL→ELミキシングが利用でき、フラップ下げによるピッチ変化が補正できます。

●フラップの動作について
 フラッペロンにしろ、6chに接続したフラップにしろ、スイッチオンで即座にエンドポイントまで動きます。
 6chフラップでは、フライトモード利用による段階作動も出来ません。
 ブレーキ用に動作角が大きかったりすると、機体のふらつきを誘発しそうですし、ブレーキの調整も出来ません。
 スロットルからフラップにミキシングを掛けることで、スロットルレバーでフラップ(フラッペロン)操作が可能となります。

●3chのフラップ転用について
 受信機の3ch目にフラップサーボを繋ぐ事で、C-Mixを使わずスロットルでフラップを操作できます。
 フライトモードごとのフラップ位置のプリセットには、スロットル・カーブの調整を利用できます。

 この時のエレベータープリセットには、フライトモードごとに記憶されるエレベータ・トリムを利用できます。
 C-Mixでスロットルからエレベーターにミキシングすることで、フラップ操作によるピッチ変化を補正できます。

●モーターの駆動設定について
 スイッチによるモーター操作はあきらめました。
 フライトモードごとにスロットルカーブを設定し、フライトモードN時のみモーターコントロールし、モード1・2時はモーター停止の滑空モードとします。
 スロットルカーブの調整点をすべてローエンドとすることで、スロットル位置に関わらず、モーター停止状態に出来ます。

 モーター停止状態のモードで、スロットル→フラップ・エレベーターミキシングを利用できます。

 4/23時点で検証できていて、グライダーに活用できそうな機能は上記のとおりです。
 これらを元に、グライダー機能を考察していきます。
 不見識ゆえに、これからの考察は不完全な部分を含みます。加筆・修正がありえることをご容赦ください。
 

SD-6G レビュー(3) DLG用の設定例

2011年04月15日 | SD-6G (プロポ)
 ディスカス・ランチ・グライダー用の設定例。
 あくまで一例ですので。


 SD-6Gに用意されている、3つのフライトモードを下記のように計画しました。

●F-MODE N(FN) ランチモード
 フラップは2ミリ程度上げ。
 エレベーターも、具合の良い上昇角が得られるよう、上げ舵気味。
 エレベーターダウンのみ、フラップアップするようにミキシング。

●F-MODE 1(F1) クルーズモード(スピードモード含む)
 フラップ、エレベーター共に基準位置。
 ギアスイッチにより、スピードモード(フラップアップ1mm)へ移行。

●F-MODE 2(F2) サーマルモード
 フラップ、エレベーター共にダウン。(フラップ2mmダウン)
 スロットル・レバーにより、キャンバー操作。スロットル・ローエンドでフラップ・フルダウン(エアブレーキ)

 スイッチ類の割り当ては下図の通り。
 


 モード切替でフラップ位置と各ミキシングが有効になるよう、C-Mixスイッチとフラップスイッチは入れっぱなしです。
 またデータ入力用に数値化すると下表のようになります。


 FNではランチモードのため、FLミキシング量をマイナス値にし、フラップを跳ね上げています。
 FL→ELミキシング量も同様です。
 ELダウン操作でFLが更に上がるように、C-MixをHi側に100%掛けます。

*C-Mixでのマスターchとスレーブサーボとの関係については、SD-6Gレビュー(2)をご参照ください。

 F1ではクルーズモードとスピードモードを共存させるので、まずスピード用にフラップ跳ね上げ状態を作っておき、GE→FLミキシングでクルーズモードへ動かすようにします。

 F2のブレーキも同じ考え方です。FL動作量を100%とし、まずフラップ・フルダウンの状態を作っておきます。
 そのからTH→FLミキシングで、THフルアップでフラップがサーマルモード位置まで移動するよう、ミキシング量を調整します。

 C-Mixのミキシング量は、スレーブサーボの動作量を比例制御させますので、スレーブサーボの動作量が少なかったりしますと、ミキシングでの動作量も少なくなってしまいます。
 この場合はフラッペロンの動作量が少ないと、ブレーキとして降りきらない状態となります。

 TH→ELはTHダウン側操作のみ有効とするため、オフセットを100%にしています。



 と、こんな感じでDLG用の設定が組めました。
 飛ばしながらの舵の調整も、ミキシング量や動作量を調整するだけで良く、RDのように「ミキシング量をいじったらサーボのセンターも変わってしまい、あちらを立てればこちらが立たず。」という困った状況も起きませんでした。
 非常に具合がよろしいです。
 
 

SD-6G レビュー(2)

2011年04月14日 | SD-6G (プロポ)
 コンペンセーション・ミキシング(C-Mix)について。
 C-Mixは基本的に機体の「くせ取り」や、操縦を容易にする場合に設定します。
 設定画面は下記の通り。
 

 
 設定項目にRATE Hi・Loと、OFFSETが加わりました。
 RATEは一見すると、ミキシング量が2段階に設定できるのかな?と思いましたが、マスターChの操作方向と、スレーブChの動作方向のことだと分かりました。
 下図にその関係を示します。


 例えば、マスターをエレベーター、スレーブをエルロンにし、RATE Hiを50%に設定した場合。
 マスター側のエレベーターをRATE Hi側(ダウン側)に動かすと、スレーブ側のエルロンサーボがRATE Hi側(左旋回側)に50%分動くことになります。
 動作量の%をマイナス値にすると、スレーブサーボの動きを逆転させることが出来ます。

 スイッチ類のRATEは以下の通り。


 OFFSETは、マスターchのミキシングの開始位置(基準点)を変えることが出来ます。
 ミキシングの基準点は、ニュートラルの位置(スロットルは50%位置)になっていますが、OFFSETT値をプラス側に増やしていくと、RAHE Hi側にミキシング基準点が移っていきます。

 エレベータをマスターとし、RATE HiをX%、OFFSET25%とすると、エレベーターダウン25%の位置からスレーブサーボがX%分動き出すことになります。
 このとき、RATE LoにもY%設定されていると、エレベーター・ダウン25%まで、スレーブサーボにY%分のミキシングが掛かっている事になります。
 つまりはスレーブサーボのセンター位置も変化することになります。

 スロットルをマスターchに設定すると、ローエンド側25%に無出力領域が発生することがあります。
 (理由はよく分かりませんが、スロットル・カットと関係があるのかな?)


 スロットル全域でミキシングをかけたい場合、OFFSETを-25%に設定すると、ローエンドからハイエンドまで、満遍なくミキシングをかけられます。

 このC-Mix2系統はフライトモード3系統において、それぞれ異なった組み合わせが設定でき、機体の性格をガラリと変えることが出来ます。

 なんだか説明書の補足みたいなレビューになってしまいました。
 実際使ってみて、思うことは次の通りです。
○本体右下にあるナビゲーション・パッドの感触が硬いです。結構強い力が要ります。
 誤入力防止のため、仕方が無いのかなぁ。

○ボタン操作時のビープ音が好きじゃない音。
 音量も大きいし、甲高い音で、ちょっと…。RDみたいな落ち着いた音色がよかったなぁ。

○フライト・モードスイッチの長さが、もう少し長いと良いです。
 私の場合DLGを飛ばすので、頻繁に操作するのですが、指先がスイッチを見失うことがあります。もう3mm程長いと分かりやすくなるかと思います。

○右肩のギアスイッチを左肩に位置変えしたい。
 そうすると、ギアからスロットルへミキシングをかける事で、右手に機体を持ち、左手でギアスイッチONでモーターを回す事が出来て、手投げ発航が楽になります。

○バッテリーにリポも使えるようにして欲しかった。
 ニッケル水素では充電に時間が掛かります。単3型充電池の充電器って大概4本掛けで、6本充電するのに2回、2晩かかります。
 リポなら更なる軽量化も可能です。(ニッケル水素仕様で770g、1000mAh程度のリポなら650g程度かな)

○グライダー機能は採用して欲しかった。
 スポイロンやバタフライに対応した「SD-6G Super」が出ないかなぁ。
 サンワさんへ持ち込んでバージョンが変えられるなら、絶対そうします。

 と、勝手な感想を綴ってしまいましたが、PCセットで¥16,500-也と、最安値で購入出来たと思います。
 値段以上の充実機能で、幸せな気持ちになっております。

SD-6G レビュー(1)

2011年04月13日 | SD-6G (プロポ)
 Sanwa SD-6Gのご紹介。
 ブログ主は自作HLGと小型電動機を好んでいますので、アクロ機・ヘリの経験がまったくございません。
 ですので、偏ったご紹介となることを御了承ください。



 SD-6GはRD-6000Superの後継機に当るのかな?と思いましたが、アクロ機・ヘリ機能が強化されており、基本システムはSD-10Gに由来しているようで、まったくの別系統機です。
 RDシリーズに搭載されていたグライダー機能(スポイロン、クロウ機能)、6種あったch間のプリセット・ミキシングは採用されませんでした。

 ですが、それを補って余りある機能が搭載されています。

 
 分かり易いかと思い、飛行機用の設定項目一覧表を作ってみました。
 設定項目が、RDと比較するととても多くなっています。
 目を引くのは、フライトモードが3系統設定でき、舵角調整などが個別に細かく調整出来るようになっています。
 特にコンペンセーション・ミキシングは、2系統×3モード=6種設定可能になっています。

 各項目でCOMMON(共通設定)/SEPARATE(個別設定)選択することで、トリムだけ、C-Mix2だけ3モード化する。といったことが可能となります。

 


 基本的な機体の構成を設定する「TYPE」では、
 WINGタイプ(主翼の形)   :ノーマル/デルタ(無尾翼機)
 TAILタイプ(尾翼の形)   :ノーマル/V尾翼/2サーボ・エレベーター
 AILEタイプ(エルロンの構成):1サーボエルロン/2サーボエルロン
 と、尾翼がデュアルエレベータ、エイルロンに対応できるようになっています。


 受信機のch割り当ては、EPAの設定項目や、サーボモニターで確認できます。
 WING(主翼)タイプを2サーボ・エルロンとすると、図中2AIがLA(左エルロン)、5GEがRA(右エルロン)と表示されます。
 残念ながら、自由なch割り当ては出来ません。
 エンド・ポイント・アジャストは、RDシリーズではフラッペロン化すると「舵」としての動作角(量)調整しか出来ませんでしたが、6Gではフラッペロン化等に関係なくサーボ単体に対して調整が可能になっています。
 RDでは出来なかった、サーボの個体差をなくすことが出来ます。


 エルロン・ディファレンシャルの設定項目は、ぱっと見よく分からなかったりします。
 「LA-L ○%」って何?
 これは「LA」左エルロンが「L」左旋回するときの動作方向。つまりは「左エルロンの上舵」ってことになります。
 こちらも3モード化出来るようになっています。
 (続く)

あたらしい送信機

2011年04月09日 | SD-6G (プロポ)
 愛用の72MHz送信機、サンワRD6000Super。
 7年前の購入時、6chクラスにおいて、唯一グライダー機能を積んだコストパフォーマンスの高い送信機でした。

 最近、機能的にも物足りなさを感じるようになったし、レバーやスイッチの感度が鈍くなってきていました。
 2.4GHz帯の送・受信器も、各社出揃った感じだし、いろいろ迷ったけど新しい送信機を購入しました。

 サンワ SD-6G(RX-600とのPCセット)、受信機92664をあわせて購入。
 ネット上の情報が少なくて購入に躊躇してたけれど、Airtronicsのサイトでレビューとマニュアルを読んで何とかなるだろうと思い、決心しました。
 アメリカでは初級者向け、上級者のセカンド機って扱いらしいです。


 大きさはRDより少し大きいです。スイッチが増えました。
 メッキ部分は梨地で、個人的には好きな仕上がりです。
 入力スイッチの感触や細かいところの仕上がりは…「値段相応」って感じです。


 幅はRDより薄く、握り心地に少し不安を残します。滑り止めを貼り付けようと思います。


 電源は単三電池6本仕様。
 アメリカの担当者曰く、「単3電池だったら、どこでも手に入るでしょ。」て事だそうです。
 US仕様ではニッケル水素充電池を使用することが前提らしく、充電器も同梱されているようですが…


 日本仕様にも、充電ジャックが装備されていました。
 
 単3型仕様で重さは770gと、かなり軽量です。
 重心位置は、ストラップホルダーの位置にバッチリ合っています。

 でもDLGを飛ばす時など片手保持となると、重心位置が低く、筐体の薄さも手伝って少し不安を残します。
 重心がメインスイッチ、スティック近辺になると、片手保持し易くなると思います。

 ニッケル水素6セルで稼動できるって事は、リポ2セルでもいけるって事で、1300mAhあたりと組み合わせると670g位になるのではないかと思います。
 (そのうち電池ボックスを改造してリポ化したいですが、サンワさんにど叱られそうです…)

 さて機能としては、スロットル・カーブがいじれたり、デュアル・エレベーターや、エイル・ベーターに対応できたりと、アクロ機寄りの設定が豊富になりました。
一方、バタフライや、ランディング・ディファレンシャル等のグライダー機能がなくなった事は残念です。

 それでも、フライトモードが3系統設定できて、その3系統個別に各舵のトリムや舵角が調整出来るようになっています。
 コンペンセーション・ミキシングも2系統が、フライトモード3系統分設定でき、2×3=6種設定できるようになり、調整・設定の幅が広がりました。
 無くなってしまったグライダー機能も、これらの設定を駆使することで、擬似的にも再現できそうです。

 6chの送信機クラスでは、値段以上の価値があり、幸せになれそうです(^-^)
  

 受信機はかなり小さくなりましたねぇ。FM受信機が、やたらと大きく見えます。


 受信機の青色LEDがきれいに光ります。