miniFOXオーバーホール６

　Ｏ／Ｈ後のテストフライトを、ようやく行えた。
　曇っちゃいるけど、無風でコンディションは上々。
　２ヶ月ほどｍｉｎｉＦＯＸから遠ざかっていたので、少し不安が混じるモーターランチ。
　上空でトリムを合わせると、Ｏ／Ｈ以前よりも飛行・滑空が良くなっている。



　まずは滑空時の伸びが違う。
　Ｏ／Ｈ以前よりも確実にスパー！と伸びて行く。沈下も少なくなったし、滑空速度も上がった。
　舵もシパシパ入るようになった。以前はどこかダルさを感じていた。
　速度が増して舵が効くだけに、ロールが楽になった。ロール恐怖症、治るかな…。

　翼の効率が上がったからだろうか、吊って転び始める速度域が下がったみたい。
　スポイロンを展開してランディングするときも、スピードをもう一歩下げる事が出来た。これは嬉しかった。
　これならハンドキャッチも…い、いかん。余計な事を考えるな（；＝＿＝）

　もう一つ嬉しかった事、それは風切音がはっきり聞こえるようになった事。
　「滑空させているのに、まだペラ回ってるのか？」と勘違いしたくらい。
　無駄にダイブからローパスさせて、「ヒョー！」って音を楽しんだ。


　残念だったのは、一生懸命貼ったカラーフィルムが、コントラストの弱い曇り空では、見え難かった事かな。
　蛍光レッドを吹いた以前のカラーの方が見やすかった。


　翼の後縁処理は、やってよかった。
　劇的な変化では無いけれど、ジェントルで扱いやすくなってくれたのが嬉しい。
　このサイズだからこそ、翼の効率を上げた方が良いんだな。と思った。

　さて、この次は動力を外して、パチンコ・ランチに挑戦してみよう。

miniFOXオーバーホール５

　どうにか、こうにかフィルムを貼り終えることが出来た。
　ほぼ、デザイン案通りのカラーリング。


　　　　
　ラインのズレは、ご愛嬌。ってことで…。

　Ｏ／Ｈのついでに、ピュア化対応の為、ノーズコーンの取付加工を施す。
　主翼端を１０㎜延長して、主翼の印象をシャープな物にした。

　この後は、垂直尾翼にエンブレム等を入れる、ステッカーチューンでもしようかな。
　Ｏ／Ｈ完了まで、日数がかかってしまったけれど、何とかなった。
　さて、再々飛行は何時になる事やら…

　２/１２　追記
　垂直尾翼と主翼に、マークとロゴを入れた。

　

　尾翼のマークは、私の好きな獅子（Singha）のマーク。

ひとりごと

　「忙しさ」という鎖につながれ、地上を駆けずり回っているうちに、
　心の小さな翼は涙に濡れて、空を翔ける力をなくしてしまいそうだ…


　ふと見上げる空は、くすんだ天蓋のように無機質な色。
　心躍らせた、あの空とは別の物質のよう。


　いつかは、心を縛る鎖は外れる。
　その時、心の翼は蒼穹を再び羽ばたく事が出来るだろうか。


　大丈夫、きっと大丈夫。
　空は変わらず、迎え入れてくれるさ。