Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

蓋の効果は、どうなのさ?

2006年09月09日 | ウィンガル (飛行艇)
 蓋の効果を確かめよう。
 翼端フロート位置が高くなって、水上での機体の傾きが心配だった。
 浮かべてみると傾く事も無く、安定姿勢でいられた。
 蓋の重量分、喫水が上がって相殺したかな?まだフロート位置が高かったかも。

 カエル跳び着水なんかを繰り返して、機体に水しぶきをかけてみる。
 (ワザとぢゃなくて、まだまだ未熟な操作ゆえに、ど~しても水をかぶってしまう…)

 で、蓋を開けて機体内を見てみると…浸水な~し!おぉ~いいじゃない。
 これで、水漏れでRC機器に悪影響が出る可能性を少なく出来そう。

 ふと機体を見ると、機体後部の生地に何やら黒い柄が…(;゜ー゜)
 ひょ、ひょっとして、カビ~!?
 もっと早くに、蓋しとけば良かった…_| ̄|〇


 プレーニングの連続写真。
 プレーニング初期に上がり目だった機首が、離水可能な速度に達するとすこし下がるのが分かる。
 ほっておくと、その姿勢のまま離水して、なだらかに上昇していく。
 アップをすこし引くと、大迎え角で上昇していくけれど、あまり美しい姿じゃありません。

浸水対策

2006年09月06日 | ウィンガル (飛行艇)
 ウインガルの艇内に浸水があるのが気になってた。
 ステップ辺りからだろうと思っていたけど、着水が上手に出来るようになったら、浸水が目立たなくなった。
 でも荒っぽい着水で機体が水中に没しちゃった時や、着水滑走中にフロートがハイサイドを喰って、水をかぶったりした時は、しっかり浸水していた。

 主翼下面のアンダーキャンバー部、中央上半角部の窪みから浸水しているよう。
 発泡シートでパッキン処理していたけど、シートがヨレてきた事も原因だろう。
 そこで艇体開口部に蓋をする事にした。
 
 
 
 開口部を覆ってしまう事で、浸水が最小にならないかな?
 主翼取り付け位置が高くなることで、低重心化して欲しいな。

 
 主翼と胴体の隙間は気にしない。蓋はパチッとハマってくれて、防水向上が期待できそう。

 主翼が1cmほど上がった分、翼端フロートも上がってしまった。
 水上姿勢が傾かないか、ちょっと気がかり。

ウィンガルVer2.2いよいよ完成。

2006年08月27日 | ウィンガル (飛行艇)
 変更した翼端フロートとプロペラ、モーター位置の効果を確かめよう。


 細身で機体側に移動したフロートは、
 ・水上でしっかりと主翼を支えてくれる。姿勢が崩れても、すぐ戻してくれる。
 ・タキシング中に引っ掛りは感じない。
 ・上空旋回時の安定感も戻った。
 と、概ね良好。


 プロペラ・モーター関係は、
 ・ハーフスロットル時の反応が向上。
 ・スロットル1/3で水平飛行可能。
 ・重心位置が下がって、旋回時にバンクが切れ込む事が無くなった。
 こちらも、目論み通り。
 ようやく、飛行機まかせの安定飛行が出来るようになった。

 離水はスロットル全開でハンプも無く、あっという間にプレーニング入る。
 波音が「ツ・ツ・ツツツー」と連続音になる頃、チョンとアップ舵で伸びやかに離水上昇。ほとんど飛行機任せ。
 水面に映る機影との対比が美しささえ感じさせる。

 一方、着水は腕の悪さが出てしまう。
 元グライダー用の翼は、モーターが回っていると何時までも降りてこない。
 スロットルオフで滑空させてアプローチ。
 このときプロペラが空転していると、ピッチアップを誘うのでブレーキオン設定。

 入水角度が強いのか、水面に弾かれてカエル跳び着水。
 5回に1回くらいは滑らかに着水できる。
 やっと機体も安定してきたので、着水練習しよう。
     

機体緒元(2006.08.26)
 全長  660mm
 翼長 1020mm
 全備重量 305g
 モーター GWS280SA
 プロペラ GWS5030
 バッテリー LiPo2セル910mAh
 翼型 8%オリジナル+固定フラップ
 翼面積 15dm2

ウィンガルまた変更

2006年08月26日 | ウィンガル (飛行艇)
 最翼端に配置したフロートは水上姿勢を安定させるものの、飛行中の安定感を若干悪くさせてしまう。
 スタイリング的にも好きになれないので、機体側に少し移動させる事にした。
 側面積を増やして、厚みを減らした。
 

 プロペラを折りペラからストレート(GWS5030)に変更。
 モーター位置が高すぎたので、取り付け位置を15㍉下げる。
 重心も低くなって、安定走行・飛行が出来ないかな?

ウィンガル調整飛行。

2006年08月20日 | ウィンガル (飛行艇)
 主翼を小変更したウィンガルの調整飛行を早朝に行う。

 翼端にフロートを配置した事によって、
1)水上姿勢が安定した。
2)着水時に前のめり姿勢になることが無くなった。
3)上空飛行時に機体が少し不安定気味になった。

 2)は嬉しいね。
 翼端フロートがステップ・重心位置より前に有ると、バイクで前輪ブレーキをかけたときに、ノーズダイブになる状態と良く似ていると思った。
 後輪ブレーキなら前サスは沈まない。そうゆう事と同じ事が起きているみたいだ。
 翼端フロートの前後位置って、離着水時の姿勢に与える影響大きいようです。

 3)は気になる程度。翼端には空気の流れを乱す物が無い方がいいのだけれど…
 もうチョット機体側に配置した方が安定するかも。

 フラップを装備した事で、
1)スロットル2/3で離水可能。フルスロットルなら離水距離が1/2程になった。
2)スロットル1/2で飛行可能。
3)揚抗比が小さくなったし、ダウンを打っても機速が上がらず安心して高度を下げられて、着水距離が2/3程になった。
 こちらは概ね良い結果だった。
 短距離離着水や、更なるスローフライが可能になって飛行操作に余裕が生まれた。

 今後の課題。
 折りペラを採用しているんだけど、ハーフスロットル時の反応が鈍い。
 輪ゴムで強制展開させたら、反応は良くなったけど、ロスが多そう。
 ストレートペラに換えた方が良いね。

 GWS280SAモーターも、ギアダウン向けの高回転型モーターのようで、ダイレクト駆動だと負荷が高そう。
 グラウプナのダイレクト用か、300Hモーター。いっそ180を試してみようか。

 艇体内に水の染み込みがある。
 しっとりとバルサが濡れる程度だけれど、ステップ辺りから染み込んでくるみたい。
 主翼の取り付け位置が低く、水面に近いことも影響しているかも。
 冷静になると、直さなきゃいけないところが見えてくるなぁ。

ウィンガル、ちょこっと変更。

2006年08月18日 | ウィンガル (飛行艇)
 飛行艇化したウィンガルは、初っ端から離着水できちゃった幸運な機体。
 でも、ポツポツと気になる所が…贅沢でしょうか?

 まずは主翼に固定フラップ追加で、短距離離着水能力を上げてみよう。
 大きさからして、あんまり期待出来ンかもね。
   
 被覆フィルムもくたびれていたので、張替えるついでにカラーリングの変更もしちゃう。
 上空でコントラストがハッキリするようにブルー+オレンジにしてみた。

 主翼フロート位置は、現在悩み中。
   
 Aは旧位置。
 フロート後端位置がステップ位置よりも前に来ていた。重心位置よりも前だったかもしれない。
 着水時に主翼フロートが接水すると、急ブレーキがかかって前のめりになる感じだった。
 水上で姿勢が崩れたときのリカバリーも、結構ユックリで気を揉む感じ。

 フロート後端位置がステップよりも後ろになるようなB、C位置に変更しようと思う。
 ステップ位置より後ろならば、急ブレーキがかかるような挙動にはならないと予想。
 フロートが翼端に行くほど水上の安定感が増すと思うけど、上空でどんな影響があるかは予測不能。
 とりあえずは最翼端のC位置で様子を見ようと思う。

飛行艇を作ってみる(3)

2006年08月14日 | ウィンガル (飛行艇)
 いよいよ飛行です。
 とにかく飛行機としての素性を知りたくて、グライドテストを近所の公園の芝地で行う。
 「どうにでもなれ!」と押し出した機体は、後ろ重心の飛び方をするものの、ちゃんと滑空してくれた。
 一安心して、エレベータ・ラダー共にトリムを合わせて、再テスト。
 スイーっと滑空してくれる。これならいけそう。

 次は動力飛行だ。
 フルスロットルにすると、機首が下がる力が感じられた。
 で、エレベーターをアップ気味に手投げすると、一瞬機体は沈みこんだ後、元気に上昇していった。
 舵の効きは中々良い感じ。グライダー時に感じた、旋回初期の逆ロール癖やスパイラル癖はなくなっていた。尾翼の形は正解だったみたい。

 スロットルオフで滑空させてみる。
 無動力だと機体上部の重量物(モーター)のせいで、旋回バンクが勝手に深くなってスパイラルっぽい落ち方をするので注意が必要。
 それと直進時にピッチアップする。
 機体上部に積んだモーター・プロペラが空気抵抗となって、機首をカチ上げているように感じた。
 バッテリーを目いっぱい前目に積みなおして前重心にしたら、ピッチアップも収まったし、アップトリムになって発進時の沈み込みも小さくなった。これならイケそうだ。
 
 さぁ、いよいよ水上へ。

 水面に浮かんだ機体は、変に傾く事も無かった。これだけでも嬉しい。

 スロットル1/3位でタキシングが始まる。
 水中舵は無いけれど、Vテールだけでも何とか方向転換可能。更に嬉しい。


 スロットル2/3位からは速度が乗って機体がフッと浮き上がる。
 フルハイでエレベータをチョンとアップにすると、航跡を残して機体は空へ…
 毛穴が開くような嬉しさがこみ上げる。


 2~3ターン後、着水を試みる。
 Vテールガル翼機の直進安定性は、クロステール機よりもチョットだけ良いので、アプローチラインに乗せたら上下の舵のみに集中してフレアをかけて無事着水。
 (T▽T)涙がチョチョ切れるくらい嬉しい。

 何度か離水、着水を繰り返していたら、土手を散歩されている方から感嘆の声や拍手を頂けた。こちらもとても嬉しい出来事です。

 「久しぶりの失敗作」と思っていた物が、なんのなんの大成功で嬉しさ倍増。
 陸上機とは異なる「波」と言うスパイスも効いて、こりゃ~面白い!
 ちょっとした寄り道のつもりが、ズブズブにハマりそうです。
     

飛行艇を作ってみる(2)

2006年08月13日 | ウィンガル (飛行艇)
 幅広の胴体は、RC機器の配置で悩む事が無くて良い。
 受信器はビニール袋に入れて、気持ち防水性を持たせる。
 手持ちの280SAモーターに折りペラを強引に採用。(;^^)
      
 モーターパイロンの形は配置も含め、かなり悩んだ。
 結局ヒノキの棒による櫓組み。も~、カッコ悪いな~。(;´皿`)
 造形のイメージが貧困だし、その具現化力の無さもヒドイもんです。

 ガルの翼には、強めのアンダーキャンバーが付いていて、隙間がどうしても出来てしまう。
 ココは発泡シートによる、パッキン加工を施そう。
      

 主翼フロートをバルサ箱組みで作って、竹ヒゴで主翼に接続して、とりあえずの完成。
 フル装294g。
 
 
 まずは「飛行機」として、ちゃんと飛ぶか?を確認してから、水上に送り出そうと思う。
 …久しぶりに失敗作の匂いがプンプンしますよ。

飛行艇を作ってみる。

2006年08月06日 | ウィンガル (飛行艇)
 プリプリ~っと部品図を印刷して、チョキチョキっと図を切り分けて。
 ペタペタ~っとバルサに貼って、サクサク~っと部品を切り出して。
      
 パタパタ~っと組み上げて、ザクザク~っと削って生地完成(@_@;)ゼーゼー

      
 「艇体」の形状はネット上に散らばる情報を、かき集めて形にしてみた。
 最低限の約束事は守ったつもり。

   
 翼を乗せてみると、胴体の太さが際立つ。
 尾翼の形状は台形に近い形にしてみた。以前の平行四辺形的な形状と比べて、スパイラル・ダイブや逆ロール癖が、どう出るか確かめたい。
   
 でもその前に「飛行機」として、成り立っているかが心配。

水上機が欲しい!

2006年08月03日 | ウィンガル (飛行艇)
 突拍子も無く、水上機が欲しくなりました。
 機体置き場には、機器を抜かれたウィンガルがポツンと…。
      

 コイツの翼を使って…(;゜Д゜)出来ないかな?
 チャチャっと図面を引いて…なんか出来そうな気がしてきたよ。
      

 水上機の知識は全く無いけど、とにかく作ってみよう。