Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

再生Iceの飛行。

2006年09月30日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 再生Iceの調整飛行を早朝から行う。

 グライドテストすると、素直に滑空していく。
 ある程度トリムが合ったところで、久しぶりのサイド・アーム・ランチ。
 スロー・ステップで「シュワ~ン」と投げ出し、高度20mほどで水平飛行に移行。
 
 水平飛行で、サーマル・モードなどのフラップ角、エレベーター角を調整し、更に重心位置、主翼・水平尾翼の取り付け角を確認する。
 今回は尾翼取付角がマイナス目だったらしく、エレベーターのダウンが多め。
 とりあえず重心を前目にして対応する。

 粗方、調整出来たところでフルランチしてみる。
 ランチ直後に機体が沈む挙動が起きる。
 ひょっとしてランチの勢いにエレベーターが負けているか?
 柔らか目のバルサが、しなっているのかも。

 ランチ直後の機体の沈みを気にしつつも、ランチの感覚を取り戻すべくキャッチ&ランチを繰り返す。
 昼近くにサーマル・ゲット。ラダーを基本に旋回し、機体を上空へ運んでもらう。

 久しぶりのサーマルの感覚。忘れていなくて良かった。

 今日のラストランチと思って、機体を振り出すと「ブシッ!」っと嫌な音が…。
 上空の機体を目で追うと、水平尾翼がバンザイしていた。
 エレベータは操作可能だったので、何とか足元まで帰すことが出来た。

 柔らかい素材のせいだけとは言えない気がする。
 ランチペグの取り付け角度が悪く、機首が下がった状態でランチしているのかも。
 固めのバルサで作り直してみよう。
 ランチペグの角度も見直しだな。

IceFireの再生(5)

2006年09月29日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 主翼トリエルロン部分はヒンジ溝加工がされているものの、スキンがつながったままなので、裏面スキンを切り裂いて動くように加工する。

 主翼にランチペグとエルロンホーンを付けて主翼完成。
 この主翼、材質のせいだろうか、案外脆い…。 せっかく浮きがいいのに、残念だ。


 300mAhのNiMH電池と、ノーズウェイト9gを積んで、フル装314gで完成。
 軽いテールブームを使った効果だろうか、思いのほか軽く出来た。
 垂直尾翼を軽い材料で作れば、もう10gは軽く出来そう。

 やっと「まとも」なアイス・ファイヤに戻れた。
 これでコイツの本性が分かるだろうか。

IceFireの再生(4)

2006年09月28日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 ポッドとブームの接合部には、マイクログラスを2回巻く。
 エルロンリンケージの取り出し部にもグラスを貼って補強する。


 尾翼のリンケージは、ラダーはPEライン。エレベーターはカーボンロッド。

 カーボンロッドはK&S製φ1㎜。ガイドパイプはOK模型製エンビパイプ。
 エンビパイプはエポキシ・瞬着との相性が良く、接着に安心感がある。


 テールパイプのリンケージ取り出し口は、破断しないようにマイクログラスを貼ってから穴を開けて、更にガイドパイプの上から一枚貼った。


 サーボは引き続き9g台の物を使用し、重心調整ウェイトを少なくしようとしている。

IceFireの再生(3)

2006年09月24日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 ポッドの補修。
 ノーズ下面はアスファルト・キス等でクラックが入っていた。
 #200のカーボンクロスを貼ってサランラップで覆い、ビニールテープで締め上げると、ポッドの曲面に馴染んだ仕上がりとなってくれた。
 

 水平尾翼の取り付け角は、主翼の取り付け角に影響するので、ちょっと気を使う。
 
 今までの経験上、ポッドの主翼受け面と、水平尾翼の取り付け角度が同じになるように調整する。

 
 新主翼は、以前に主翼を挫屈させてしまった時に購入しておいた物。
 修理した主翼が調子良かったので、お蔵入りになっていた。

 尾翼が流行の形になっただけで、なんとなく高性能っぽく思える。
 雰囲気チューンだけは一人前。

IceFireの再生(2)

2006年09月19日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 尾翼の製作。
 平面形はSuper・Geeを参考にした。2㎜バルサ製。

 水平尾翼は模型店で手に入る、矢羽マークのバルサ材。
 軽くて柔らか。この状態で5g。

 垂直尾翼はホームセンターで売ってる、ワニのマークのバルサ材。
 硬くて重い。この状態で11g。

 ランチ時に負荷が掛かる、垂直尾翼にハードバルサを使いたかった。
 …んだけど、重すぎる。か…(;=_=)ム-ン

 尾翼外周にハードバルサ。内部をソフトバルサにするのが理想だね。
 そうすれば、剛性を確保しつつ軽量に仕上げられそう。

 とりあえずは、現状でいってみよう。
 

IceFireの再生(1)

2006年09月16日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 翼を挫屈させ、テールブームを折ってしまったIceFire2。
 右翼が重い翼はランチ時に横振れを誘発し、短くなったテールはそれを押さえる事が出来なくなっていた。
 
 修理後1年経ち、修理した箇所のスキンが再び浮き出した。
 脱脂にシリコンオフを使った為に、芯材のスチレンが侵された箇所だった。
 芯材が脆弱になっちゃったんじゃ、もうダメかな…。
 
 次のSAL機を…とも思ったけれど、思い入れのありすぎる機体だから、再生させることに。

 まずは折れて短くしてしまったテールブームの交換から。

 新パイプが正規の寸法と同じ。比較すると修理ブームは10㎝程も短い。
 新テールパイプはOK模型製。表面が艶有り仕上げで綺麗な柄。

 φ13-8㎜x720㎜ 12.5g
 06年度版のウェブカタログから姿を消したって事は、絶版になったんだろうか?


 ポッドから旧ブーム、補強グラスを丁寧に取り外して、接着箇所をサンディング。
 ポッド各部も補修が必要な箇所がポロポロ出てくる。一緒に直してあげよう。
  

雷雲

2006年09月14日 | Weblog
 渦を巻きながら近づいてきた雷雲。
 まるでSF映画の一場面のよう。

 空物RCを始めてから、空を見上げる時間が長くなった。
 季節によって変わる空の色、雲の形。
 畏怖の念をも抱かせる、美しい世界。

まだまだ残暑だけど

2006年09月11日 | Weblog
 少しずつ空が高く感じてきて、グライダーの虫が目を覚まし始めたみたい。
 来るべき時に備え、修理で寸法がおかしくなったアイスファイヤを本来の姿に戻してやろう。



 今までは、サーマルに乗って漂うタイプのグライダーばかりだったけれど、ちょっと機敏に飛ぶ奴に手を出そうと思う。

 青く高い空よ、早く来い。

小さなフリーフライト機

2006年09月10日 | 所有機
獲ったど~!! ヽ(`Д´)ノ

 クレーンゲームで電動フリーフライト機を獲ったど~!
 「空工房」。パチモンかと思ったけれど、なんと大陽製。
 大陽HPには載っていないけれど、スカイ倶楽部の前世代物なのかな?


 スパン27㎝、全長25㎝、重さ22g。小さい~。
 CGが翼弦の50%位の位置にあるのが気になる。

 2~3mくらいの高さを、クルクル回って飛ぶ位だろうと思っていたけど、いざ飛ばしてみると風に乗って10mは上昇していった。
 「意外に飛ぶじゃん。」と感心したけれど、上空では風に流されるがまま…。風下へ300m程流されてしまって、ロストするところだった。
 旋回するようにセッティングしたんだけれど、風の前では無力だった。
 
 広い場所で無風なら結構楽しめるけど、その条件が外れると、私の場合は精神衛生上宜しくなさそう。

 で、4m程のラインをつけて、Uコンもどきにしてみる。

 上手くすると、自分中心に5~6周は出来る。
 けど飛行速度が速くて、目が回る。 ((((@_@;))))
 後ろ重心で、アップアップ感の飛行。エレベーターコントロールが出来ないのが大変。
 でも、結構面白いよ。ラインを強く引っ張ると、機速が上がってループが出来た。
 重心位置を適正にすると扱いやすそう。ラインを長くすると、目が回らなくなるかな?


 下手なコントロールで、墜落を繰り返して主翼が折れる。
 でも修理は容易だし、補強して再挑戦してみようかな。

 続くかも、です。

蓋の効果は、どうなのさ?

2006年09月09日 | ウィンガル (飛行艇)
 蓋の効果を確かめよう。
 翼端フロート位置が高くなって、水上での機体の傾きが心配だった。
 浮かべてみると傾く事も無く、安定姿勢でいられた。
 蓋の重量分、喫水が上がって相殺したかな?まだフロート位置が高かったかも。

 カエル跳び着水なんかを繰り返して、機体に水しぶきをかけてみる。
 (ワザとぢゃなくて、まだまだ未熟な操作ゆえに、ど~しても水をかぶってしまう…)

 で、蓋を開けて機体内を見てみると…浸水な~し!おぉ~いいじゃない。
 これで、水漏れでRC機器に悪影響が出る可能性を少なく出来そう。

 ふと機体を見ると、機体後部の生地に何やら黒い柄が…(;゜ー゜)
 ひょ、ひょっとして、カビ~!?
 もっと早くに、蓋しとけば良かった…_| ̄|〇


 プレーニングの連続写真。
 プレーニング初期に上がり目だった機首が、離水可能な速度に達するとすこし下がるのが分かる。
 ほっておくと、その姿勢のまま離水して、なだらかに上昇していく。
 アップをすこし引くと、大迎え角で上昇していくけれど、あまり美しい姿じゃありません。