Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

4月の終わり。

2009年04月29日 | FlightLog
 早朝からEgretを飛ばしに、近所の田んぼに出かける。
 4月も終わろうとする頃、田んぼに水が張られだす。
 ここでの飛行は、今年もそろそろ終わりだなぁ。

 最近はフライト時間が限られていて、6:00~7:00位が精一杯。
 最期の時間を惜しむように、ランチとキャッチを重ねる。
 時折、出来始めのサーマルらしきものに出会い、わずかに高度を得る。
 飛ばす機会が減ったせいか、サーマルを感じる感覚が鈍ってしまった。









 さて、ひとまずHLGはお預け。
 夏に向けて水上機を兼ねる小型の電動飛行機か、秋に向けて2mクラスのモグラを作ろうか…。

Veronica 作り変え (5)

2009年04月19日 | Veronica (HLG)
 前重心対策に、機首に積んだバッテリー位置変更と、主翼取付角を僅かに増やして臨む、2度目の試験飛行。

 夜明けの無風条件下で、ショックコードで高度を得て、機体の具合を観察する。
 滑空姿勢、滑空速度、沈下率、急降下させての機体の挙動、等等…。
 そして理想に近づくよう、ギャップを埋めていく。
 小1時間ほどで、飛ばすのが楽しい機体に仕上がってきた。



 午後からサーマル・ハンティングに出かけたけれど、最近は午後から風が強くなる傾向。
 ユニオンの平ゴム2束に、PPライン30mという簡易ショックコードなのに、凧のように風をはらんで一気に高度を得る。
 
 上空では、あっという間に風下へ流されてしまう。30gバラストを積んで、ようやく風に抗う事が出来た。
 といっても、大きなターンでは風下へ連れさらわれてしまうので、斜走させてウェーブを探る飛ばし方しか出来なかった。
 荒れた風の中だったけれど、結構面白かった。出来れば、空が穏やかな午前中に飛ばしたいな。

 機体諸元
 翼長 1215㎜ 翼面積19d㎡
 全長  820㎜
 重量  165g~

 2サーボ、Vテール(ラダー・エレベーター、エレボン・ミキシング)
 受信器電源 Ni-MH(4.8V160mAh) Li-Po(3.7V-300mAh)

 新Veronicaは、旧作よりも走るようになっていた。性格変ったけれど、こっちの方が好みかな。

Veronica 作り変え(4)

2009年04月11日 | Veronica (HLG)
 1.2mクラスに作り変えたVeronicaの試験飛行。
 グライドテストをすると、結構なアップトリム。
 テールにオモリを5g積むと、滑るような滑空が得られた。
 テールで5g?。ノーズで10gくらい軽くしなきゃならんのか…。
 主翼の取り付け角も併せて見直さないといけないな。



 ある程度納得できるまで、重心位置とトリムを併せた所で、いよいよハンドランチで上空に上げる。
 久しぶりのオーバースロー・ランチは散々。
 手を離れた機体は、左にナイフエッジですっ飛んでいく。
 機体を「持つ」意識が強すぎて、機体を変にねじっていたみたい。

 ランチバーに掛かる指だけ意識して投げ出すと、やっとまともにランチできるようになった。
 そうは言っても、ガシャガシャのランチじゃ、獲得高度は10mも無い。
 ディスカス・ランチに慣れると、オーバースローが難しく感じるなぁ。

 上空での滑空は、思った以上に素直で扱いやすい。
 軽翼面加重なので、沈みがちかなと思ったら意外に走るし、Vテールと主翼上反角が干渉してユラユラする事も無い。
 舵の効きも素早くて効きすぎる感じ。デュアルレートと、エクスポを多めに取って落ち着ける。

 Vテールの操舵は、エレボン・ミキシングを利用する。
 プロポによっては、Vテール・Mixではデュアルレートやエクスポネンシャルが使えない。
 旋回初期に頭を下げたがるので、エルロン・ディファレンシャルを利用して、頭下げ癖を緩和する事も出来た。

 半年振りに空に戻ったVeronicaは、旧型よりも手にも空にも馴染む感じになっていた。
 より良く空を行くように、手を入れてあげよう。

 

Veronica 作り変え(3)

2009年04月10日 | Veronica (HLG)
 バルサ製のポッドは、補強のためマイクログラスで包んでエポキシで固める。
 主翼受け部はバルサを貼って、フィレットを兼ねるように成形。
 ランチバーが付く辺りは、カーボンクロスを貼って圧壊防止。

 ランチバーは、カーボンクロスを航空ベニヤとバルサで挟んで圧着。
 指に合うよう成形したら、マイクログラスで包んで補強。

 ブームと尾翼を接着したら、メカ積みとリンケージ。
 6gサーボを2基搭載。リンケージはφ0.35ピアノ線とボンダブル・テフロンチューブ。
 
 ポッド内はかなりの余裕。
 サーボの着脱のために、リンケージは湾曲している。

 
 ピアノ線はホームセンターで買った。巻かれた物だったので、巻き癖が取れなかった。
 その癖のせいで、チューブの経路が少し歪んでしまったのが残念。
 直線定尺ものか、WPB規格のもの。やっぱりギターの弦がいいのかな。

 機体の彩色は、旧型を引き継ぐ。

 ニッケル水素電池4.8v-160mAhを積んで、165gで完成。
 翼面加重は8.7g/d㎡。
 さて…。

朝焼けの光の中で

2009年04月04日 | FlightLog
 早朝の空は凪ぎ、午後から雨が降りそうな模様。
 ならばと、朝食前にEgretを飛ばしに出かける。

 拡大した水平尾翼の具合は上々。
 特に低速時の安定感は別物。


 
 動力を持たず、自然の条件を受け入れなければ、空高く飛べないHLG…。
 制約が多いからこそ、高く飛べた喜びは、何ものにも換えがたい。
 …と、そんなことを朝焼けの光の中で思った。