Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

フルスクラッチ6番機(7)

2006年03月26日 | Veronica (HLG)
 主翼の仕上げをしよう。
 翼端はカールアップでもなく、上半角でもない形状。効果の程は「?」です。

 前縁の仕上げは、QRP方式では「鋭く尖らせる」様に仕上げるように指定される。でも、他の書籍などでは「丸く」仕上げろとされる。
 違いが何なのか知りたいので、今回は丸く仕上げてみる。

 粗方仕上げたら、翼の接合。
 上半角分、翼の端を上げておいて、アングル材に貼り付けた#80番のサンドペーパーで角度付け。
 上半角は中央部4度。翼端部は14度。翼端部の角度は正規上半角の半分の角度になるように調整。
      

 翼の接合はエポキシ接着剤で行う。外翼は左右で角度が狂わないように並べて具合を見る。
 出来てしまう隙間は、硬化後にバルサ屑・マイクロバルンパテで埋めていく。

 
 スパー上のプランク材を少し剥いで、カーボンシートを露出させたら、カーボンロービングで橋渡し。
      
 主翼固定用のボルト穴は、ちょっと大きめに開けてマイクロバルンパテを詰めて、改めてボルト穴を開ける。
 同時にロービングを渡した溝の表面処理も同じパテで行う。

 ようやくカーボンパイプが手に入った。
 機体の各パーツを仮組みして、通り芯や振れの具合を見てみる。

 大きな狂いは無く、微調整で済みそうな感じ。
 SAL機を見慣れているせいか、テールモーメントが足りない様に見えてしまう。
 尾翼容積は足りているはず…足りてるかな?…足りていたらいいなぁ_| ̄|〇弱気だ…

 いよいよ全体像が見えてきた。次回は一気に生地完成といきたい。

フライト・シミュ

2006年03月21日 | Weblog
 RIMさんのHPにCRRCSimと言う、グライダーに強いフライト・シミュレーターが紹介されていたので早速DLしてみた。
 (直リンク→http://crrcsim.sourceforge.net/wiki/

 コントローラーはFMS用に使っていた、アクアシステムのコンパクト・フライト・コントローラー。
 コントローラーとチャンネル設定を確認・変更・調整をしてみると、こちらでも使える事が判ってラッキー!

 機体をファイヤーワークス、発航方法をハンドランチにして飛ばしてみると…
 
 かなり、SAL機のそれっぽい飛行をしてくれる。
 自分のアイスファイヤの挙動にも、かなり似ている感じでGood。
 センタリング中にピッチアップしてしまう悪癖まで再現されちゃった。

 エリプスやNYXを選択して、海岸スロープで飛ばすとエンドレスリフトの再現みたいで気分が良い。
 
 いや~本気でスロープ機が欲しくなっちゃいそう。

 海岸スロープでダイナミック・ソアリングをしてみると、風切音がちゃんとして結構楽しい。けど、DSループ?が長続き出来ない(T_T)練習しよ…

 FMSを持っていたけれど、グライダーはチト弱かったかも。
 こちらの方が実際に近い動きをすると思うので、練習にはもってこいだ。
 実在の機体が使えて、しかもフリーウェア!CRRCSimは、かな~りイイ!です。

フルスクラッチ6番機(6)

2006年03月19日 | Veronica (HLG)
 主翼の製作。
 1.5mmバルサで、Dボックス・プランク材。
 1㎜材で、後縁プランク材とリブキャップ。
 3㎜材で、スパー材を切り出す。
 3×5㎜のヒノキの棒からスパー補強材を切り出す。

 で、何の変哲も無く組んでいく。
 スパーを含むDボックス部はQRP的、後縁周りは一般的な作り方。

 下手なハンドランチやゴムランチでバンザイしないように、中央翼のスパー材上面にカーボンシートを3㎜幅で裂いた物を貼り付ける。

 以前作ったSAL機の主翼↓は、スパー上面以外に後縁にもカーボンを貼って、スパー~翼端~後縁で形成されるVゾーンでランチの張力に耐えられるようにした。
 軽SAL位だったら、これで充分持つみたい。(右翼はスパーのみカーボン補強)


 プランクが完了すると、主翼の剛性はかなりのもの。
 もとのバルサの弱弱しさとは比べ物にならない。組み方の合理さには何時も感心する。
 最初に考えた人、すごいね。
 
 リブからはみ出た余分なプランク材・スパー材を切除して、前縁を粗仕上げしたら、外翼に翼端材を貼り付けて、こちらも粗仕上げ。
 今日は風が強くて、ベランダでペーパー掛けも出来ない。
 せっかく作った主翼パーツが風に煽られて、飛んで行っちゃぁ元も子もない。
 本日これまで。

 次回は主翼の生地完と、ポッドの仕上げをしたい。
 テールブームのカーボンパイプが手に入らない…まいった。

三寒四温

2006年03月14日 | Weblog
 気が付くと、春が来ていることに気づく。
 色んな物に追いたてられて、自分の足元くらいしか見えていなかったかな。
 近所の梅の花は、今が盛りか。


 田んぼの畦には小さな花が咲き誇っていた。

 子供の頃から、何故かこの花には惹かれていた。
 薄い青と白、黄色の配色が、何とも心の琴線に触れる。

 お気に入りのビー玉の配色も、確か青・白・黄だったなぁ。
 新作機の配色も、この3色でいこうかな?

 花の名前は「オオイヌノフグリ」小さな花なのにインパクトのある名前だ(^^;)

フルスクラッチ6番機(5)

2006年03月12日 | Veronica (HLG)
 フルスクラッチ機の製作再開。
 今回はポッドの部品作りと粗組み立てまで。

 部品の構成はSAL2Rと、ほとんど同じ。
 機首部の幅を広くして機材の搭載に余裕をもたせた。
 またSALしない分、胴枠の数を減らした。


 今回のポッドの内側にはカーボン・ロービングではなく、カーボン・シートを5㎜幅で裂いた物を瞬着で貼った。
 カーボン繊維を薄く単一方向に樹脂で固めた物で、好きな幅に簡単に裂けるから、平面に貼るにはロービングよりも重宝かもしれない。


 で、ザクッとポッドを粗組立。主翼受けは仮付け状態。

 こっから先はテールブームや、主翼・尾翼との取り合いが絡んでくる。
 次回はいよいよ主翼の製作にかかろう。
 

サーマル天国へ♪

2006年03月11日 | FlightLog
 大変だった年度末進行も一段落したので、ひさしぶりにアイスファイヤを飛ばした。

 今日はポカポカで無風という「サーマル天国」な陽気。
 一投目からサーマルに乗れてしまう幸運にも恵まれた。

 センタリングは「大らかに、大回りに」と自分に言い聞かせてユッタリと旋回させることで、落ち着いたものになった。
 以前は舵角をいじってみたりしたけれど、結局自分の操作が悪かっただけみたい。

 田んぼの中程に着地してしまった機体を回収しに行くと…
 昨日の雨がひいていない場所があり、靴が埋まってしまった。

 靴はドロドロ、足はビッショリ…近くの水路でザブッと洗う。
 素足に感じる土の感じ。温んできた水。なんか懐かしい感覚。

 その後、素足に直に濡れた靴を履いて、フライト再開。
 1時間半ほど飛ばすあいだ、3回程怖いくらいに上昇していく事が出来た。
 サーマルの神様が天国の門を開けて下さったようだ。

 
 久しぶりってことで、ランチや旋回の感覚を忘れていなくて一安心。
 今日みたいに状態の良い日に、フライト出来た事は幸運だった。
 サーマルの神様、ありがとうございました。

サーマル天国 リフト天国

2006年03月09日 | Weblog
(ユーミ○ ス○ー天国 ○ーフ天国のメロディーで)

 春先の飛行場で 昇る機体に釘付け~
 

 派手なランチで転んで 砂塵が舞い飛ぶぅ~
 

 スタイルなんてどうでも あなたらしけりゃ最高
 

 プロの選手もコーチも(居るのか?)出る幕がないよ

 自然は雪や陽炎つれて レヴュウを見せにくる~
 定点 キャッチを決めれば 地球はしばらく止まってる~
 

 スウィングしてるアンテナ Highな気分にさせるよ
 

 行ってみようか これから サーマル天国へ~

 2番 「リフト天国」に続く…(ウソ)