Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

2010-2011シーズン終了

2011年05月08日 | FlightLog
 私の場合、RCグライダーを楽しむのは秋から初夏まで。田んぼが休んでいる間です。
 2010-2011シーズンの終了。ということで、自作モーターグライダーを飛ばしに行きました。



 2.4G化の恩恵か、操舵の反応が小気味良く、より素直な性格になったようで、飛ばしていて飽きません。
 早朝でしたが弱いサーマルに乗っかって、浮くでもなく、沈むでもないソアリングを楽しめました。



 6年前に製作した機体なので、今の目で見直すと色々至らないところが目に付きます。
 野暮ったい角型の胴体、2ミリの板切れの尾翼、怪しい翼型等々…。

 今だったら、より空気の流れを意識した胴体、翼型を持った尾翼、AGタイプの主翼、等々を少しはマシになった技術で…。
 スパンは少し大きめ170~180cmくらいで、フラップ装備させてバタフライ・ブレーキが出来るやつ。
 うん、次シーズンに向けて作りたいな…。


 性懲りも無く、カメラをプロポに積みました。
 電波の遮蔽や乱反射なども無く、調子よく飛行写真が撮れます。
 ウルトラポッドの足も、プロポ・スタンドの役目をして、具合が良いです。

SD-6Gによる実際の飛行(スポイロン式モーターグライダー)

2011年05月05日 | SD-6G (プロポ)
 机上では、スポイロン式のモーターグライダーの設定が出来上がったけれど、やっぱり飛ばしてみないと分からないこともあるだろう。
 ってことで、試験飛行を行った。

 モーター駆動と、スポイロンの設定は、先の考察のとおりとした。
 ・フライトモードN、モーターオン(スロットル操作可能)
 ・   〃   1、モーターオフ・滑空モード
 ・   〃   2、モーターオフ・スポイロン展開モード

 送信機左肩のフライトモード切替スイッチ1(N→1)で、モーターオン・オフが出来るので、右手での手投げ発航が楽。
 右肩のフライトモード切替スイッチ2(N→2)を使えば、左ききの方でも手投げ発航支援となりそう。

 二つのスイッチとスロットルレバーよって、モーター操作が可能なわけだけれど、現在のフライトモードを把握していないと、「モーターが回らない!スポイロン出ない!」って焦ることがあった。
 Fモード1・2の滑空設定は共通なので、いっそFモード1にスポイロン展開設定を組んで、Fモード2を使わない簡略化という手もある。
 でも、まぁ慣れの範疇だろうなぁ。とも思う。

 エルロン・ディファレンシャルが、3モード個別で動作量を設定できることを利用して、ランディング・ディファレンシャルを組むことが出来た。
 Fモード2で、エルロン差動量を「上げ0%・下げ100%」とすることで、スポイロン展開時にエルロン操作すると、下げ舵だけが動く。
 こうすると、上がりっぱなしのエルロンが「ドラッグ・ラダー」の役目を果たして、方向制御に不自然さを感じないですむ。
 (一般的なエルロン・ディファレンシャルで、スポイロンを展開すると、エルロンの効きが鈍く、ラダーを併用しないといけない。)


 2.4G化して、サーボの動きが鮮明になったようだ。
 安価なサーボを使っているも関わらず、ニュートラルへの戻りは確実だし、スティック操作への追従も早くなった気がする。
 純正受信機が良い仕事をしているってことかな。

 SD-6Gはグライダー機能が無い。と悲観していたけれど、搭載されている機能を理解して使用すれば、十分グライダー機能を果たせることが分かった。