Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

Fly! Aska

2007年06月01日 | Aska-DLG (ミニDLG)
 水平尾翼がダウン目に付いていたので、下駄を履かせて角度修正。


 1ヶ月遅いG・Wとなったので、近所の公園で思いっきり飛ばす。
 チョイ投げでも、充分な高度がとれる。力んで投げても結果は同じってのが不思議。

 安定感や浮きは、なかなかのもの。滞空だって1.5mクラスに負けていない感じ。
 投げ上げ後に、5~6m後ろにあるカメラを取りに行って撮影できる位、余裕があるフライト。

  
 右に左に旋回させていると、「ポン!」と機体が跳ね上がる。
 「ココだ!」とばかりに、小旋回でサーマルに乗って青空に吸い上げられる。
 久しぶりのサーマルの感覚。うわ!楽しいぃぃぃぃ!


 そこからサーマル多発時間になったのか、投げればそこにサーマル状態。
 そのうちチェーンのように続くサーマルを乗り継ぐ始末で、降りてきちゃくれない。
 ループやロールで高度処理して、無事ハンドキャッチ。
 あぁ、久しぶりに堪能したした。


 自作を続けていると、ごくたまに神懸り的な機体が出来上がることがある。
 この子も、そういう子なんだと思う。
 そんな輝きを持った子に出会いたいから、これからも模型飛行機を作っていくんだろうな。

Aska再製作(8)

2007年05月27日 | Aska-DLG (ミニDLG)
 日の出と共に、近所の運動公園にてフライトチェック。
 グライドテストでは、尾翼取付角がダウン目で突っ込みに入ってしまい、あわや機体を壊してしまうところだった。

 ELアップトリムで誤魔化すと、旧作よりも伸びと浮きが良い。
 滑空速度も非常にゆっくり。舵の反応も効きも充分。 

 DLではリリース後、垂直に上昇してしまう。
 ラウンチ高度は機体が小さいせいで、目視では判断し難いなぁ。
 贔屓目では20m越えなんだけど(^^;

 
 高度をとってからの滑空は、旧作をはるかに凌いで、滞空時間は45秒ほど。
 軽やかに伸び、旋回時の沈下が少ない。
 ELトリムの件などを考慮すると、まだ滞空時間が伸びる余地が有りそう。
 
 軽量化に努めた主翼・胴体の強度も必要充分だった。
 翼端と水平尾翼を黄色にした配色も、旧作よりも上空で見えやすい。
 
 旧作で感じた違和感を、改善出来た事が嬉しい。
 でも、まだ手直しは残っている。
 問題を見つけ、考え、解決していく。面倒くさいけれど、苦ではない。
 その先に、胸のすくフライトが待っているだろうから。

Aska再製作(7)

2007年05月26日 | Aska-DLG (ミニDLG)
 眠い目をこすり、遠のく意識を何とか持ちこたえさせ、ようやくAska完成。


 角ばった翼と、主翼の補強によるブラック・ラインが、力強さを醸し出してなイ?


 裏面は、見た目が東欧の高性能リブ組機のようにならないかな~?って期待したけど…。
 うあぁ、ものすごいチープ感。手を抜いた感がミエミエだ。


 完成重量は113g。-15gの減量が出来た。
 主翼が10g減。ポッドが5g減という結果。
 接着剤と補強樹脂量を見直し、構造も変えた結果が出た。

 アンダー100gとは、ならなかったけれど、これで充分。
 早く飛ばしてみたいな。

Aska再製作(6)

2007年05月22日 | Aska-DLG (ミニDLG)
 主翼固定部の加工。
 主翼はノックピン(2φカーボン)と4φサラネジで固定する。
 ネジ穴は左右翼接合前に、目印としてリブに浅い溝を掘っておく。
 接合後、溝による小穴を目安に、ネジ穴を開けていく。

 ノックピン穴を慎重に位置出し。
 主翼をポッドにネジで仮止めした状態で、テールブームから水糸を張って、主翼の振れを調整する。
 そして穿孔。ちょっと位置が下方にずれたので、極細のヤスリで長穴加工。

 
 主翼と胴枠間の隙間を埋める、フェアリングを作る。


 主翼の前縁部に合うように、削って接着。


 フェアリング先端にはベニアが仕込んである。
 胴枠のベニアと面当りする事で、主翼の納まりを良くしようとしている。

Aska再製作(5)

2007年05月20日 | Aska-DLG (ミニDLG)
 主翼の接合部、左翼端のグリップ部分。
 尾翼の要所に、カーボンとグラスの補強を入れる。


 樹脂が硬化する間、フリー・ソフトのグラフィック・ツール、Pixiaでもって、配色の検討。
 主翼裏は中央・青、端部・黄色と決めていたので、尾翼のみ色々試す。

 最終候補は、この2案。上空で見やすいだろうと、右の案を採用。

 主翼上面は、白または下面と同色でないと、上空で透過色が混じってしまう。
 作業の手間を考えて、白一色に決定。

 尾翼に関しては、この2案。
 さて、どっちにしようかな~。

Aska再製作(3)

2007年05月16日 | Aska-DLG (ミニDLG)
 主翼をペーパー掛けして、成形&表面処理したら、スパー上に補強カーボンを貼る。
       
 ミニ・フォックスの後縁処理に使った治具を利用して、スパー上に3㎜幅の溝を掘る。

 モノサシをガイドに、一直線に溝堀り加工。


 加工後の状態。
      

 主翼を定盤に固定したら、3㎜幅で切り出したカーボンシートを低粘度瞬着で接着していく。
   
 接着できたら、表面を軽くペーパー掛けして、余分な瞬着の固まりやダマを落とす。

 うん、上手に出来た。

 黒いカーボンのラインが、カラーリングのアクセントにもなりそう。

Aska再製作(2)

2007年05月13日 | Aska-DLG (ミニDLG)
 胴体ポッドの形状を、旧型とは少し変える。
 旧型は主翼受け部にベニヤを貼って、胴体をボックス構造とし、ラウンチ時のネジレに耐えられるようにしていた。

 今度は主翼受け部をオープン構造にするので、テールブームとポッドを確実に固定するため、胴枠兼主翼受けを作る。
     
 3㎜バルサを3枚張り合わせ、主翼固定用のナットを埋め込む。


 ポッドは何時ものように箱組みしていく。
 主翼が乗る縁の部分は、カーボンを貼ったバルサ板を貼って補強する。
 胴枠は瞬着で仮固定して、エポキシをフィレット状に盛って固定する。
  

 ハッチとノーズ材を付けたら、ザクッと削って一旦終了。

 主翼はネジレが出ないように、定盤にマチ針でバチバチに固定して組み上げる。
 Dボックス部の上面プランク材は、表面に霧吹きで水分を含ませてやったら、軽くカールしたので、リブの形に沿わせやすかった。

 翼端の形を少し変える。ちょっと角を持たしてみた。
 後縁材の内側には、カーボンで引っ張り補強を入れてある。
 いつもはスパーのカーボン補強を内装しているけど、今回はプランク材上に貼り付ける予定。
 外形を粗く仕上げて、こちらも一旦終了。

 段取りが悪く、思ったほど工作が進まない。(;´Д`)ハァ~

Aska再製作(1)

2007年05月05日 | Aska-DLG (ミニDLG)
 GWも終わりを迎えようとする頃、少しだけれど再製作にかかれる時間が取れた。


 まずは尾翼から。
 水平尾翼は平面形を変える。
 旧型でも安定感や舵の効きは良好だったので、面積はあまり変えないでいく。

 垂直尾翼はラダー面積を、チョットだけ大きくした。
 
 減量のために瞬間接着剤をケチる。
 枠内補強材の接着にはセメダインCを使う。
 きちんと接着できれば、充分強力だし切削も軽い。
 
 バルサに瞬着が染み込むと、硬くなり強度も上がるけれど切削が困難になる。
 削れる木工用ボンドCH18も、そのうち試してみたい。

Restart

2007年04月25日 | Aska-DLG (ミニDLG)
 壊してしまったAskaの再製作を始めた。
 主翼のリブを切り出す。今度の翼厚は6%。
 

 部材の厚みや寸法を変えても、軽量化は微々たるものかもしれない。
 重量に効いてくるのは、接着剤や補強用の樹脂量だろう。
 必要最小限の剤量で作り上げたい。