Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

早朝飛行 Goose

2009年11月22日 | FlightLog
 最近は夜明けごろの無風時間帯に、複葉機のグースばかり飛ばしている。

 ずっと気になる癖があった。
 右旋回に巻き込み癖が有って気を使う。左旋回はルーズに扱えるのに…。 
 複葉機に特有の癖なのかな?と思っていた。

 垂直尾翼とラダーの間、ヒンジ部分に1.5㎜ほどの隙間が出来ている事も気になっていた。
 こんなに隙間があったんじゃ、空気の流れが隙間を抜けて、悪さをしていると思っていた。
 
 で、隙間にギャップ・シールを貼った。すると右旋回時の巻き込みが無くなった。
 上げ舵や逆舵に神経質になっていたので、かなり飛ばしやすくなった。
 なんかね、嬉しくって5m位の高さの所で、ず~と8の字飛行していた。


 
 グースばかりを飛ばすのは、やっと調整できた事もあるけれど、タキシング~離陸~着陸の流れが新鮮で面白いから。

 休耕田の農道、1.5mほどの道幅しかないところからの離着陸が難しい。 
 ふら付きの無い離着陸じゃないと、畦の雑草に食われてしまう。
 離陸はともかく、綺麗に着陸できるのは5回に1回くらいしかない。

 着陸時のスロットル操作が下手でね、絞りすぎて舵の効きが悪い状態での着陸になってしまう。
 飛び跳ねてみたり、逆立ちしてみたり、畦に突っ込んでみたり…
 着陸は「完全にコントロールされた墜落」と何かで読んだっけ。

 滑空機での着陸は「滑空の一部」のような感覚があった。
 動力機での着陸を身に付けたくて、今後もグースを飛ばしていこうと思う。

Ride on Thermal Veronica

2009年11月08日 | FlightLog
 あまりにもサーマル日和だったので、午後も3時を過ぎようとする頃、フライトに向かう。

 機体はノーマルHLGのベロニカ。 
 ようやくノーマル・ランチの感覚を取り戻した。
 当然ディスカス・ランチの半分も揚がらない。1分も浮いていればいいほうだったりする。天邪鬼なのかねぇ。



 30分ほど投げ揚げたけれど、なかなかサーマルが捕らえられない。
 ラスト一本と思い、投げ上げると、ようやくサーマルに当る。
 機体はゆっくりと螺旋を描きながら、青空に吸い込まれていく。



 秋の暮れ初めた陽の光を受けて、透ける翼はネオンの様に光る。
 たった一度のサーマル上昇だったけれど、良いフライトとなった。


mini機Flight 11.01

2009年11月01日 | FlightLog
 今日も朝食前のフライト。
 ミニ機のグースとアスカを持ち出す。
 きれいな朝焼けだが雲も多く、天気が崩れる兆し。


・アスカ
 
 ディスカス・ランチで高く上がるけれど、降りてくるのも早い。
 風があれば、リッジやウェーブに乗せることも出来るけれど、平地で無風じゃ面白みが半減かなぁ。
 やっぱり主翼は、ある程度大きい方が楽しめそう。

 キャッチで失敗して、左翼前縁を挫屈させてしまった。
 薄い翼厚、プランク材がために、修理しても元の翼型に戻らない気がする。
 ますます新作機を作る動機付けが高まる。

・グース

 プロペラ、7×5のEペラを買ったつもりが、実はスローフライ用だったことが判った。
 (ラベルはEペラだったけれど、中身がSFペラだった)
 で、ちゃんとした7×5Eペラに変えての飛行。
 これが具合が良い。
 SFペラより良く回る感じで、ハーフ時の推力や機速の落ち方が少なく、SFペラより長く飛べる。

 揚がって降りて、右に左に旋回して。それくらいしか出来ない。
 朝焼けの余韻の残る空をゆっくりと、ゆっくりと飛ぶ。それだけでいい。

 早朝フライトは、気流が穏やかなのでグライダーでは物足りないけれど、小型電動機には具合がいい。
 朝の新たな楽しみになりそうだ。