Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

サーマル・ライダー

2005年11月27日 | FlightLog
 アイスはランチペグがグラついてきたために補修中。
 空き時間を見つけて、EVAを飛ばした。

 久しぶりにトビ先生のご登場。

 必死についていこうとするも、私の腕では生粋のサーマルライダーには追いつけません。
 上空で気分良く旋回する先生。「精進せいよ」と言っているようでした。


 先生…私もその高みへ早く行きたいです(´ー`)           (Z3 with DotSight)

グライドテスト

2005年11月26日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 仕事が思いのほか早く終わったので、ブームを詰めたアイス・ショーティーのグライドテストが出来た。

 水平尾翼の取付角が変わったらしく、ダウントリムが必要だった。
 取り付け台を削りなおせば、簡単に直りそう。

 滑空のほうは、気になった尾翼の押えも問題ない感じ。ヒョコつくこともないし、左右にふらつく事も無く、以前と変わらない伸びが感じられる。

*修理以前との比較。ブームが短くなった事がわかる。

 じゃ、調子に乗ってラウンチ逝ってみようか~ヽ(゜∀゜)ノ
 軽く振り出すと、テールの振りが以前よりハッキリと判る。短くした事の弊害だな~。
  フルラウンチに近い感じで振り出すと、より尻振りが顕著で25mくらいしか揚がらなかった。(ELダウントリムの影響もあるでしょう。)
 
 一方、旋回はテールを引きずるような感覚が無くなり、高度を維持しやすくなった。
 ホイルベースの短い車に乗り換えたり、カービング・スキーに履き替えたような感覚。
 これなら弱サーマルにも対応できそう。今の私の腕前なら、こちらが合っていそうだ。

 ラウンチ高度が犠牲になった分、旋回が楽になったようだけど複雑な気分。
 SAL機の面白みに、高いラウンチ高度が有ることは事実。
 う~ん、どっちを採るか悩むところではあります。

                              Golden Twilight ( Panasonic LC-33)

 

ブームの修理

2005年11月26日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 折れたブームの周辺は、前後方向にクラックが多数発生して、「折れた」と言うよりも「割れた」感じだった。
 クラックの長さも5cmくらいになる箇所もあり、クロスやロービングを当てても強度が出ないだろうと思い、思い切っってクラック範囲を切除する事にした。
 

 切断した後、ポッドのブーム接着部を除くと、接着剤が行渡っていない箇所が有ることがわかった。
 そこにブームを再接着させてやろうと思い、ポッドに張り付いているブームを慎重に切り離す。
 
 糊しろ?後部は上半分しか接着が効いていなかった様子。

 そして再接着。

 補強の為に、横っ腹にカーボンロービングを瞬着で貼る。
 ロービングに被せる様にマイクログラスを1層。突合せ箇所にはグラスを2層巻いた。
 ちょっとの縦ずれはご愛嬌。横方向のズレは極力なくした。


 再接着後。全長は9㎝ほど短くなって1134㍉→1040㍉になった。
 こりゃ短いな~(;゜―゜)尾翼の押えは効くだろうか?

 KNIGHTさんに修理方法をご教授いただいたのは、全ての作業を終えた後でした。
 は、早まっちゃったかも…_| ̄|〇

 さて、出来てしまった「Ice-Fire.Shorty」。
 無事飛べるのでせうか?日曜日に再飛行予定です。

 

アイス、また壊したよ。

2005年11月24日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 RC記念日にマッタリとスナッピーを飛ばした後、ちょいとアイスを飛ばしてみようって気になった。

 このところ、ラウンチ高度が思うように取れなくなっていた。
 尻振りが目立って、揚がらない。
 揚がらないからリキんでしまい、尚更引き込むような無理めなラウンチになっていた。

 何度目かのラウンチは20mも揚がらなかった。
 水平に戻したところ、不意に反転して降下しだした。
 エレベーターアップしたが、全く反応なし。
 機体は30度ほどの角度で、真っ直ぐ堕ちだした。
 送信機のスイッチを切ってしまったかと思ったが、スイッチは入ったまま。
 機体は水平は保った状態で速度を増して突っ込んでいく。
 墜落予想地点を確認して、エルロン操作などはしないで、そのまま突っ込ませた。

 休耕田に突き刺さった機体を回収しに近寄ると、テールブームが折れていた。
 しかし幸いにポッドや主翼は無傷。 エルロンのコントロールも出来ている。

 ノーコンの原因は電波障害?送受信機異常?またしても電池切れ?と考えたけれど、バッテリーは充電したてだし機体の損傷具合から考えて、ラウンチの横Gによるブームの折損が原因か?

 力任せのラウンチになっていたのは否めないけれど、ブームを折るほどだったとも思えない…疲労が蓄積していたかもしれないなぁ。
 エルロンが効いていたとすれば、フラップブレーキで軟着陸させればよかったな~。

 ブームには軸方向にクラックが入り、カーボン外皮が飛んでしまった箇所もある。
 そのままカーボンクロスをラップさせても強度は出まい。
 いっそ割れた箇所を切除して、寸を詰めてみよう。
 尾翼容積が気になるけれど…ま、その時は、その時だな(^^;

初飛行から、はや2年。

2005年11月23日 | FlightLog
 丁度2年前の今日は、スナッピーを作り上げて初飛行した日。
 あれから、はや2年経つ。
 
 バルサキットを目の前にして、青ざめていた2年前。
 自作にハマって、バルサ粉にまみれた1年前。
 今は準競技機を、何とか飛ばせるようになれた。
 
 今日は初めての機体だったスナッピーを飛ばす。 と、言っても電動化したスナッピーだ。

 エルロン機に慣れてきたせいか、旋回の癖にちょっと戸惑う。
 強めの翼端上半角の効果で、バンクの直りが早い。
 バンクしたな。と思い舵を抜くと、瞬時に水平に戻ろうとする。
 当て舵が少なくてすむ辺りは、初心者向けだね。
 
 スパン1mそこそこで270g近い重さでは、滑空性能ではHLGに及ばない。
 それでも何とかサーマルには乗れる。
 思い入れのある機体なので手放せないなァ。

 3シーズン目に入り工作は上手になった。
 これからは操縦技術をレベルアップしていきたいな。

強風フライト

2005年11月20日 | FlightLog
 今日は快晴だけど風がかなり強い。
 近くの竹林も激しくザワついていた。
 それでも時折訪れる凪ぎにサーマルを期待してフライト決行!
 
 フライトエリアに着くと、予想どうりの強風。
 凪ぎを待ってアイスを投げ上げると、上空は予想のつかない乱気流。
 激しく翼端をカチ上げられたり、巻き上げられたり…
 当て舵の練習にはなるかもしれないけれど、機体を壊す事と背中合わせの状態。
 着地も乱れて側転するし…早々に諦めた。
 
 実機のセスナ。こちらも強風で飛びにくそう。

 凪ぎ待ちしていたら、テントウムシがやってきた。
 翼端のカーボンの所は暖かいらしく、じっとして体温を上げているようだった。
 
                                        (KonicaMinolta Z3)
 やがて温まったのか飛び立っていった。
 彼らも、そろそろ冬篭りを始める頃だろう。
 故郷では雪の便りも聞く。
 
 冬季はフライト・コンディションの良い日が少ない物の、少ない穏やかなサーマルを探り当てる醍醐味があって一番好きなシーズン。
 アイスでも弱サーマルが捕れるようになりたい。
 

リブも設計中

2005年11月19日 | Veronica (HLG)
 SAL-2のポッド製図のかたわら、主翼のリブも製図してみた。
 AG-04っぽくしようとしたけど、どっか変だな…
  
 
 組み方は、慣れ親しんだQRP方式。
 前縁はQRP式独特の上下プランク材突合せじゃなくて、前縁材を付けて出来るだけ丸く仕上げよう。

 1.5mクラスのノーマルHLGを作ろうかな。
 最近、透けて光る翼が恋しくなってます(^-^)

デジカメ2

2005年11月16日 | Tools
 HLGの飛行写真を撮るのに使用しているデジカメ。
 Panasonic LUMIX LC-33

 2年ほど前に購入。連写が出来て、起動時間が短い事で選んだ。
 撮影すると自然な発色と、割とシッカリした輪郭で綺麗な画が撮れる。(Z3は赤味が強い画なのが気になる。)
 もっと評価されても良いんじゃないかと思う。
 パナお得意の手ブレ防止機能が無いのが残念。

                    沖縄の夕景

                    某所の酒蔵

 飛行中の撮影は、ちょっと特殊な撮り方をしている。
 LC-33のファインダーはズームに合わせて、倍率が掛かるようになっている。
 光学3倍ズームにすると、ファインダー越しには丁度無倍率になる。

 で、3倍ズームにして、右目はファインダー越しに、左目はそのまま機体を見ると、脳内で両者が合成された像が出来る。

 こんな感じ。
 この状態で機体を追いつつ撮影している。

 撮影モードはカメラ任せのオートか、遠景モードでピント無限大に固定。
 連写ONでシャッタースピードを強制的に上げている。

 HLGを飛ばすときは、胸ポケットにしまっておいてラウンチしている。
 高度が取れて安定したら撮影開始。起動が早いと焦らなくて良い。
 カメラのボディを頬や鼻に押し当てるようにすると手ブレが無くなる。

 そんな風にして撮れたのがSAL-2の流し撮りや、アイス・ファイヤの飛行写真
 
 時としてZ3を上回る画が撮れる。
 コンデジとは言え、なかなか侮れないヤツ。

SunsetSAL

2005年11月13日 | Ice-Fire.2 (DLG)
 今日は午後からのフライト。
 秋の陽は釣瓶落とし。見る見る陽が落ちていく。

 木村さんの飛行ビデオをイメージして旋回練習。
 しかしあまりに上手く行かなかったので、エレベーターの舵角を増やし、フラップダウン時のエレベータ下げ角度を減らしたら、旋回がとても楽になった。
 滑空のほうも伸びが出たようで、セッティングが偶然決まっちゃった感じ。

 夕方の穏やかなサーマルに乗り、昇るでもなく降りるでもない、微妙な旋回を繰り返す事が出来た。

                                    

                                    (Panasonic LUMIX LC-33)
 ラウンチにようやく突き抜け感が出てきた。
 40mまで後ちょっとか?な~んて思わせることもある。
 SAL回転中、視界の左端に尾翼が見えるようになってから、突き抜け感が出るようになった。

 丁度、犬が自分の尻尾を追ってクルクル回るように、尾翼を追って回転すると、回転スピードが上がったみたい。
 体幹部のネジリが上手く行くのかな?

*回転中の見た目イメージ。視界の左端の尾翼を追います。
 以前の歯を食いしばり、腕をきしませながら到達した高度に、さらっと到達出来るようになった。
 やはりパワーよりもスピードが大切みたいだね。

 ようやくセッティングが詰まってきた。これからのフライトが楽しみ。 

SAL2ポッド再設計

2005年11月12日 | WinG/D-SAL2 (DLG)
 ボチボチとSAL2のポッドを再設計しています。
 何時も思うけど、設計って「あちらを立てれば、こちらが立たず」状態で、どこまで調整するかが大変。(結局、妥協と帳尻あわせなんだけどね)

 
 
 設計といっても3D図面なんか画けないです。平面の3面図と脳内の立体図で画いています。
 そんなに難しく考えてはいません。重心位置に関係する機器の配置くらいかな?真剣に考えているのは。

 機器の配置等は重心位置を決めて、尾翼の重さに重心からの距離を掛けて出た数字Aと、機首部につむ機器の重さに、同じく重心からの距離を掛けて出た数字Bが合うように調整しています。
 こうすると出来上がりの重心位置が計画位置と極端には変わらず、ウェイト調整が少しで済みます。

 ポッドやテールブームの重さなんかは無視しています。
 結構荒っぽいですね(^^;)