南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

シンガポールには季節がないと言うけれど

2005-12-19 22:34:12 | シンガポール
シンガポールには日本のような四季はありません。
赤道のすぐそばなので、一年を通して、季節は夏
なので、文字通り「常夏」です。

ピンク色の花の咲いている木を見つけました。
この木は8年以上もの年月にわたって何度となく見かけて
いましたが、こんなふうに花が咲いているのを見かけたのは
初めてのことです。ピンクの花を近くで見ると、ブーゲンビリア
の花と同じような感じでした。ひ、ひょっとして、ブーゲンビリアが
こんなに巨木化することもあるのでしょうか?いろいろネットで
調べてみたのですが、よくわかりません。誰か知っている人、教えて。

ピンク色は、この間ハワイで結婚式をしたばかりの私の妻の大好きな
色です。ちなみに私の好きな色は、黄色、オレンジ、黄緑です。
ハワイ滞在中私の新妻の洗脳教育(?)を受けていたので、ピンクを
見ると、彼女のことを思い出すというパブロフの犬的条件反射をして
しまうようになっていたので、この花を見たときもそうでした。

でも、何かこのピンクの花は花の着き方が変だなあ。かき氷で
抹茶メロンを万遍なくかけた上にイチゴミルクがかけてあるような、
あるは山盛りのご飯の上に桜でんぶを振りまいたような、そんな
妙な姿であります。可憐な花をつけているくせに、下はしっかりとした
木なのです。見れば見るほど謎が深まってしまうので、この木に関して
の追求はこれくらいにしたいと思います。

そういえば、彼女のお友達が、「遠距離恋愛」に関してのブログを見て
感動して泣いてしまったという話を聞きました。そんな泣けるほどの
ものなのかなあと自分で見てみたのですが、よくわかりませんでした。
あとで確認したら、私の妻が感じている遠距離の淋しさと全く同じ淋しさ
を私が感じているということに感動したらしいのですね。いずれにしても
遠距離はちょっと切ないものです。

私は「功名が辻」を読み出したのは、ハワイ旅行の帰りの飛行機の中の
ことですが、山内一豊とその妻千代の遠距離的夫婦関係に非常に興味を
引かれました。連日戦に明け暮れる一豊君は、何ヶ月も、あるいは何年も
愛する千代さんのところに帰れないのですが、彼はかたくなに愛を守るの
ですね。すぐに浮気してしまうどすけべの木下とうきちろう君とは大違い
です。一豊君は、千代さんに無意識のうちにコントロールされてしまって
いたのかもしれませんが、いずれにしても、距離を超えて、年月を越えて
彼らの夫婦関係は見事に継続したというべきでしょうか。とても勉強にな
ります。私の妻も来年のNHK大河ドラマを楽しみにしています。

今年の「義経」は終ってしまいましたが、最後はちょっと哀し過ぎました。
義経とはそういう人物なのでしょうが、最後は滅びてしまう。そこに
美しさがあるといえばあるのですが、なんか可愛そうでした。
負けるとわかっているのに意地だけで戦って死んでしまう。そういうのは
何となくおかしいなあと思いました。また弁慶を含めて次々と死んでゆく
家来たちの描き方が、何か死ぬ事を賛美しているようで、これは戦時中の
特攻隊の生き様と何が違うだろうかと考えてしまいました。

義経はリーダーとしては、もうちょっと明るい陽気な人間であったら
よかったかなと思いました。実際の義経がそういう人間だったのですから
これはどうしようもないのですが、もっとギャグを言ったり、愛嬌のある
部分があれば、兄頼朝にも可愛いがられ、そんなに不幸な最後にはならな
かったんじゃないかと思います。

とりあえず、来年は、「功名が辻」でよい一年にしましょう。

2 コメント

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謹賀新年 (ボブ)
2006-01-04 16:10:08
明けましておめでとうございます。

忙しい年末年始を過ごされたようですね。

日本は、今日も寒いです。

今年は、「石の席にも3年」と、余裕を持って

がんばりたいです。わかるかな~。
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ボブさま、ありがとうございます (南の国の会社社長)
2006-01-04 19:04:47
新年のご挨拶ありがとうございます。旧年中からブログのご愛読ありがとうございます。「石の席にも」というのは、普通の人にはわからない実にローカルなギャグですね。がんばってください。本年もよろしくお願いします。
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