日曜日の朝、シンガポールのイーストコースト
パーク(海岸沿いの公園)まで出かけました。
私が住んでいるところから車で数分で行けて
しまいますので、休みのときはよく行きます。
朝早くはなかなか行けないのですが、今日は
早く起きられたので、8時半頃出かけました。
先週、ホノルルマラソンのレースデーウォークに参加し、
マラソンの人たちがゴールするのを見て感動し、自分も
走れるようになれたらいいなあと思ったのでした。
10キロのウォークは歩けたのですが、歩いているうちに
ひょっとしたら走れるかもという錯覚を感じてたのです。
アディダスのランニングシューズのAdizero LTを履いて
イーストコーストパークをちょっと走ってみたのです。
朝早くは走っている人がいっぱいいました。
何百メートルか走って、苦しくなり、リタイヤ
しばらくウォーキングして、またちょっと走ったりした
のですが、42.195キロはまだまだ遥か不可能の領域です。
日曜の朝のイーストコーストパークは、走っている人も多い
ですが、写真のような太極拳のグループもいっぱいいます。
ゆっくりと身体を動かすそのアクションは、運動のようでも
あり、踊りのようでもあります。各グループでいろんな流派
があるみたいで、扇子をパッシャッと広げたりするタイプも
あれば、中国風に剣(のような金属棒)を持って舞っている
ような人もいました。大体が同じユニフォームを来て、先生
の指導のもとに音楽に会わせて同じ動きをしています。
これをやっているのは、中華系の人ばかりで、それもどちら
かというとおばさんグループが目につきます。シンガポール
は中華系が7割以上だし、最近は中国本土から来ている人も
多いので、こういう中国風の運動が増えているのかもしれま
せん。
写真は撮れなかったのですが、年配のカップルが海に向かって
両腕をすっと伸ばし、手のひらで東側の海の大気を押している
ような光景を見たときは感動しました。女性のほうは赤いTシャツ
を着ていて、黒の長いトレーパンを履いていました。男性のほうは
白っぽい上下だったと思います。二人して海岸に向かって、
ゆっくりした動きをしていて、それはまさに凛とした姿で、
ああかっこいいなあと思ってしまいました。
歳をとっても健康的でいられるのは素晴らしいことです。
私は今年で50を越えてしまいましたが、ローラーブレードをしに
時々、このイーストコーストパークに来ています。10数年前
アメリカ出張の時にローラーブレードを買い、公園で練習をして
いました。日本でも東京の駒沢公園とかで、仲間と滑ったりした
こともありました。ローラーブレードだと、10キロくらい走れる
のですが、ランニングだと全然だめですね。
長距離は子供の頃から苦手でした。中学の頃、短距離はかなり
速く、運動会ではクラス対抗のリレーの第一走者でした。また
跳躍力はあったので、80メートルハードルの選手にもなって
おりました。中学に入ったばかりの時、体力測定があり、垂直跳び
がかなりいい数値だったのに体育の教師が目につけ、その先生は
バレーボール部の顧問でもあったので、バレー部にしきりに勧誘
されました。しかし、バレーには行きませんでした。というか
運動系は行かず、郷土クラブという部活で、遺跡発掘と称しての
土方作業でもっぱら体力の増強を図っていました。
高校の1年の時、体育の授業で、110Mのハイハードルをやり、
全員のタイムレースをやったのですが、学年で3位だかになった
のは自分でもびっくりしました。上位は陸上部の人が占めていた
のですが、全然関係ない自分が結構いい記録を出してしまったの
です。しかしながらそれでも運動系には進みませんでした。
テニスとかにも縁がなく、社会人になってからもゴルフをすると
いうことはありませんでした。しかしながら、何となく身体を
動かすことは興味があり、30を過ぎてからスキューバダイビングの
ライセンスを取りました。ローラーブレードをやり始めたのも
35を過ぎてからだと思います。大学時代、演劇をやっていた時、
トレーニングのためにランニンングと柔軟体操はよくやって
いました。社会人になってから、ランニングをすることはなく
なってしまったのですが、今回走った(走ろうとした)のは
20数年ぶりのことであります。
11月に私の妻(=下町娘)がシンガポールに来たとき、イースト
コーストコーストパークでウォーキングをしたのですが、走るの
でなくウォーキングだけでもかなりの運動量になるのだとわかり
ました。身体を動かせるということは幸せなことです。
さらに一人ではなく、二人で運動できるようになるということは
これはさらに幸せなことであります。
イーストコーストパークに来たとき本を読んだりもするのですが、
今回、「功名が辻」の二巻目を持ってきたのに読めませんでした。
もう一つ持ってきた香山リカさんの『いまどきの「常識」』という
岩波新書の本を読みだしたら時間がなくなってしまいました。
前書きのところを読んでいて、香山リカさんが、自分の発言に
対して、連日批判の封書を受け取るというお話が出ていました。
日本には、いろんな「常識」がはびこっているんだなあと思うと
同時に、こういうのがいやだから自分は日本を抜け出して、今
海外にいるのかなあと納得したりもするのでした。
ではまた。
パーク(海岸沿いの公園)まで出かけました。
私が住んでいるところから車で数分で行けて
しまいますので、休みのときはよく行きます。
朝早くはなかなか行けないのですが、今日は
早く起きられたので、8時半頃出かけました。
先週、ホノルルマラソンのレースデーウォークに参加し、
マラソンの人たちがゴールするのを見て感動し、自分も
走れるようになれたらいいなあと思ったのでした。
10キロのウォークは歩けたのですが、歩いているうちに
ひょっとしたら走れるかもという錯覚を感じてたのです。
アディダスのランニングシューズのAdizero LTを履いて
イーストコーストパークをちょっと走ってみたのです。
朝早くは走っている人がいっぱいいました。
何百メートルか走って、苦しくなり、リタイヤ
しばらくウォーキングして、またちょっと走ったりした
のですが、42.195キロはまだまだ遥か不可能の領域です。
日曜の朝のイーストコーストパークは、走っている人も多い
ですが、写真のような太極拳のグループもいっぱいいます。
ゆっくりと身体を動かすそのアクションは、運動のようでも
あり、踊りのようでもあります。各グループでいろんな流派
があるみたいで、扇子をパッシャッと広げたりするタイプも
あれば、中国風に剣(のような金属棒)を持って舞っている
ような人もいました。大体が同じユニフォームを来て、先生
の指導のもとに音楽に会わせて同じ動きをしています。
これをやっているのは、中華系の人ばかりで、それもどちら
かというとおばさんグループが目につきます。シンガポール
は中華系が7割以上だし、最近は中国本土から来ている人も
多いので、こういう中国風の運動が増えているのかもしれま
せん。
写真は撮れなかったのですが、年配のカップルが海に向かって
両腕をすっと伸ばし、手のひらで東側の海の大気を押している
ような光景を見たときは感動しました。女性のほうは赤いTシャツ
を着ていて、黒の長いトレーパンを履いていました。男性のほうは
白っぽい上下だったと思います。二人して海岸に向かって、
ゆっくりした動きをしていて、それはまさに凛とした姿で、
ああかっこいいなあと思ってしまいました。
歳をとっても健康的でいられるのは素晴らしいことです。
私は今年で50を越えてしまいましたが、ローラーブレードをしに
時々、このイーストコーストパークに来ています。10数年前
アメリカ出張の時にローラーブレードを買い、公園で練習をして
いました。日本でも東京の駒沢公園とかで、仲間と滑ったりした
こともありました。ローラーブレードだと、10キロくらい走れる
のですが、ランニングだと全然だめですね。
長距離は子供の頃から苦手でした。中学の頃、短距離はかなり
速く、運動会ではクラス対抗のリレーの第一走者でした。また
跳躍力はあったので、80メートルハードルの選手にもなって
おりました。中学に入ったばかりの時、体力測定があり、垂直跳び
がかなりいい数値だったのに体育の教師が目につけ、その先生は
バレーボール部の顧問でもあったので、バレー部にしきりに勧誘
されました。しかし、バレーには行きませんでした。というか
運動系は行かず、郷土クラブという部活で、遺跡発掘と称しての
土方作業でもっぱら体力の増強を図っていました。
高校の1年の時、体育の授業で、110Mのハイハードルをやり、
全員のタイムレースをやったのですが、学年で3位だかになった
のは自分でもびっくりしました。上位は陸上部の人が占めていた
のですが、全然関係ない自分が結構いい記録を出してしまったの
です。しかしながらそれでも運動系には進みませんでした。
テニスとかにも縁がなく、社会人になってからもゴルフをすると
いうことはありませんでした。しかしながら、何となく身体を
動かすことは興味があり、30を過ぎてからスキューバダイビングの
ライセンスを取りました。ローラーブレードをやり始めたのも
35を過ぎてからだと思います。大学時代、演劇をやっていた時、
トレーニングのためにランニンングと柔軟体操はよくやって
いました。社会人になってから、ランニングをすることはなく
なってしまったのですが、今回走った(走ろうとした)のは
20数年ぶりのことであります。
11月に私の妻(=下町娘)がシンガポールに来たとき、イースト
コーストコーストパークでウォーキングをしたのですが、走るの
でなくウォーキングだけでもかなりの運動量になるのだとわかり
ました。身体を動かせるということは幸せなことです。
さらに一人ではなく、二人で運動できるようになるということは
これはさらに幸せなことであります。
イーストコーストパークに来たとき本を読んだりもするのですが、
今回、「功名が辻」の二巻目を持ってきたのに読めませんでした。
もう一つ持ってきた香山リカさんの『いまどきの「常識」』という
岩波新書の本を読みだしたら時間がなくなってしまいました。
前書きのところを読んでいて、香山リカさんが、自分の発言に
対して、連日批判の封書を受け取るというお話が出ていました。
日本には、いろんな「常識」がはびこっているんだなあと思うと
同時に、こういうのがいやだから自分は日本を抜け出して、今
海外にいるのかなあと納得したりもするのでした。
ではまた。