南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

シンガポールの中国正月のインパクト

2011-01-31 12:01:20 | シンガポール

雨の中シンガポールのチャイナタウンに行ってきました。
雨なのにチャイナタウンは大勢の人で賑わっていました。
しょうちゃんさんからのコメントにあった看板を早速発見。
こちらです。

やっちまったな~!日本人から見るとインパクト大です。
日本語では「きんぎょくまんどう」と読むそうですが、
お金や財宝が家いっぱいに満ちあふれるという意味の
伝統的な四文字熟語なのですね。
春節には、「万事如意」とか「恭喜発財」とか「心想事成」
とかいろいろな四文字熟語が使われますが、この「金玉満堂」
というのは知りませんでした。ちなみに最初の「金」は
「ちん」と発音します。

チャイナタウンで春節の飾り付けを売っているお店を見ると、
香港よりも気合いが入っている感じがあります。香港のお店
は、やたら狭くて、混み合っているのですが、シンガポールの
ほうがゴージャスな雰囲気。

各アイテムも香港で見るものよりも大きめな物が多く豪華で
作りも綺麗なような気がします。同じ中華圏でも国が変われ
ば、微妙に違いがあるんですね。

こちらはポークジャーキーの老舗の「林志源」。以前は長蛇の
行列だったのですが、この日は数人が並んでいるだけでした。

MRTの駅で見かけたピザハットの広告。

ピザが昔のお金の形をしています。
しかもこれを「田」の字にみたてて、「福」の字の一部にして
います。「福」の字が逆さになっているのは、「福が来る」と
いう意味なんですね。倒れているという意味の「倒」は、やって
来るという意味の「到」と発音が同じだからという意味で、
逆さの福は、伝統的に縁起のよいグラフィックなのですね。

このピザをアップにしたものがこちら。

フォーチュンピザという名前なんだそうです。しかしまあこの
ピザハットの商根は勉強になります。

雨が激しかったので、ホテルの近くのシティーホールの
ラッフルズプレースの地下に行ったら、日本食関係のお店が
増えていてびっくり。

この突き当たりは屋台街みたいな雰囲気のスペース。
結局、その日の夕食は、「ぼてぢゅう」でお好み焼きを。

卵の乗ったお好み焼きとアサリのセットです。
シンガポールでお好み焼きというのもなんですが、これが
なかなか悪くない感じでした。しかし、シンガポールはこんな
に食文化が充実してよいんだろうかと、香港よりも太めの人が
目につく状況を考慮しながら、そんなことを思うのでした。

よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。

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