南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

香港特別行政区成立記念日と自分の誕生日

2010-07-01 20:25:10 | HONG KONG

今日、7月1日は香港特別行政区成立記念日で祝日でした。それまで
英国領だった香港は、1997年7月1日に中国に返還されたのですが、
通貨も、パスポートも、文字も、法律も、中国本土とは別。いちおう
中国ではありながら、特別行政区として実質的には独立国的な状態を
保っています。

1997年と言えば、私がシンガポールに正式に赴任になったのがその
年です。それ以来、ずっと海外ですので、海外勤務13年となります。
長いですね。でも香港にもっと長く住んでいる大先輩たちも多いので
私のようなのはまだ新参者ですね。

7月1日はまた、私の誕生日でもありました。生まれたのは今から
55年も前の昭和30年(1955年)。今、NHKの連続ドラマで『ゲゲゲ
の女房』をやっていますが、時代はちょうど昭和30年代なので、
ちょっと懐かしいです。

生まれ育った愛知県田原市(当時は渥美郡田原町)の三河田原の駅前
にも貸本屋があったし、自転車で来る紙芝居屋も記憶があります。
子供の頃、紙芝居屋が近所に来たという噂を聞いて、走っていき、
そのおじさんから煎餅か何かを買って、わくわくして紙芝居を見た
ものです。



子供の頃の私の写真です。もちろん写真は白黒の時代です。

テレビの放送は徐々に普及していきましたが、家にテレビが入る
のは大分遅くなったので、近所の家にテレビを見せてもらいに行く
というのが普通でした。

漫画雑誌は、『少年画報』、『少年クラブ』、『冒険王』、
『ぼくら』、『少年キング』などいろいろとありましたが、かなり
戦争漫画が多かったですね。「ゼロ戦隼人」とか「紫電改のタカ」
とかぐらいしか記憶にないですが、かなり戦争漫画に夢中になって
いた気がします。

町に小さな映画館があって、小さな頃から、親戚のおばあさんに
連れられてよく見に行っていました。ゴジラ、ラドン、モスラなど
よく覚えています。あと戦争映画もよく見ました。

終戦からまだ10年ちょっとしかたっていないので、今から思えば
ほんの10年前ってほんの最近のことなので、確かにみんな戦争を
相当引きずっていたのですね。

豊橋の街に行けば、戦争で負傷した傷痍軍人をよく見かけたもの
です。中学の時の数学の先生も戦争で片腕を失っていました。
三角定規を手のないほうの脇ではさんで授業をしている姿を今も
思い出します。

昭和30年生まれの有名人は、郷ひろみ、西城秀樹、松山千春、
世良公則、江川卓、所ジョージ、明石家さんま、野田秀樹、
アグネスチャン、麻丘めぐみなどですね。海外では、スティーブ
ジョブズ、ビルゲイツ、ブルースウィリス、ケビンコスナー、
アランプロストなど。学年では昭和31年の3月まで同学年なので、
そこまで含めれば、役所広司、大友康平、小堺一機、渡辺正行、
大地真央、浅田美代子、野口五郎、桑田佳祐、竹中直人、
島田紳介なども入ってきます。

小学校時代に、東京オリンピックを経験し、中学校時代に
大阪万博を経験し、社会人になってバブルとその崩壊を経験
した世代です。いつまでも若いと思っていたのですが、気がつけ
ばもう50代の半ば。気持ちだけはいつまでも若くありたいもの
です。

そういえば今日、WiiFitの「からだ測定」をやったら、バランス
年齢が何と25才と出てしまいました!
ちょっとこれはびっくりです。普段はこんなにまでの結果はない
ですが、ちょっとまぐれですね。

よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。

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