南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

スペイン万歳!

2010-07-13 19:40:26 | HONG KONG

ワールドカップでスペインが勝ちましたね。私はむしろオランダを
応援していたのですが、スペイン凱旋の写真など見ているとこの国
が勝って本当によかったなと思うのであります。おめでとう!

というわけで、今日のランチは、ワンチャイのスペイン料理屋に
行ってきました。ワンチャイの欧米人向けのバーが多いロック
ハートロードにUno Masというお店があります。前からちょっと
気になっていたのですが、入ったことはありませんでした。
バルセロナ・タパスと書いてあります。



一階はPiel deToroというバーなのですが、by Uno Masとなって
いますので、経営は同じということですね。一階もランチはあるの
ですが、いきなり二階に行ってみました。

入り口のところにいくつか賞状や記事の切り抜きが。ベスト
レストラン2010というのも見えます。



高級店なのですが、中は非常にフレンドリーな雰囲気。高級
レストランにありがちな排他的な雰囲気が全くありません。
私は、まるで常連客のようにカウンターに座りました。
そして昼間っからワインを注文してしまいました。
スペイン優勝のお祝いです。



グラスワインを注文したのですが、わざわざ私のために一本
新しいワイン(Borsaoの白)を開けてくれました。恐縮です。
爽やかで美味しい。

ここは奥のほうでスペイン人らしきシェフが料理をしている
景色も見えて雰囲気がよいのですが、かかっている音楽が
また実によい。スペインのポップスなのですが、この切ない
感じが実に素晴らしい。スペインの音楽ってこんなに素晴らし
いというのをあらためて思いました。

以前、マイケルジャクソンが世界を救う(2010年4月17日)という
記事の中で、"We Are The World"のスペイン語バージョンが
あるのをご紹介したのですが、せっかくなのでもう一度
ご紹介しておきましょう。




このスペイン語版の"Somos El Mundo"は何度聴いてもよい
です。ここにはまさにパッションがある気がします。

ランチは98ドルですが、アペタイザーとメインが選べるように
なっています。アペタイザーはサーディンのグリルにしました。



何かちょっと絵に描いたような魚ですが、これが実に美味しい。
右手にちょと見えているポテトスティック状のものはパンです。
これも美味しかったです。

そしてメインは、ポークとポテト。



シンプルな塩味のポークに、ポテトのフライです。
ポークはイベリコ豚なのでしょうか、びっくりするくらい
柔らかです。また細めのポテトは、日本の芋かりんとうになり
そうなくらいに揚げてあり、これまた美味。お昼からちょっと
贅沢な気持ちを味わってしまいました。

こちらはコーヒー。



取っ手のないガラスの容器です。
そしてこちらはデザートのベイリーズ入のチーズケーキ。



本当は、コーヒーかデザートかどちらかの選択なのですが、
サービスで両方とも出してくれました。これも素晴らしい。

グラスワインが60ドルしましたので、トータルでサービス料
込みで174ドル。ちょっと高めですが、これだけの価値は十分
あります。お昼から優雅な気分になれたのもスペイン優勝の
おかげです。

このお店のウェブサイトはこちらです。
http://www.uno-mas.com

ところで、スペインといえば、過去二会オリンピック招致に
落選しています。去年の10月のスペインのプレゼンのことを
まぼろしのマドリード・オリンピック(2009年10月11日)という記事
の中で書きましたが、その時の映像をまたご紹介しておきま
しょう。これはオリンピックが終わって一年経った後、人々は
どのように変っているだろうかという設定のビデオ映像なの
ですが、これは私がとても好きな映像作品です。



聾唖者の女の子がバスの二階で「私は叫んだ」と言って
いる所、車椅子のおじさんが「私は跳んだ」と言っている
ところなど感動的です。東京の巨額のビデオ映像に比べた
らはるかに伝わるものを持っています。

このオリンピックの時に使われて映像はどれも素晴らしかっ
たし、若きリーダーのサパテロ首相もカリスマがあったし、
リオデジャネイロとの決戦で破れたのが惜しかったです。

招致といえば、今年の12月に2018年と2022年のFIFA
ワールドカップの開催地が選ばれます。2022年には日本も
名乗りをあげているのですが、強敵ばかりなのでこれは
オリンピック招致の二の舞になるのではないかと心配をして
おります。この話題はまた別の機会に。

サッカーワールドカップの2018年開催地には、スペイン
ポルトガルの共同開催、オランダベルギーの共同開催、
イギリス、ロシア、アメリカなどが名乗りをあげています。
また2022年には、韓国、カタール、オーストラリアなどが
手をあげています。果たしてどうなることでしょうか、ここで
も、スペインとオランダという対決になりそうな気もします。
イギリスはオリンピックも控えていますし...

スペイン組とオランダ組の対決というとになりますかね。
世界史の中で、世界をまさに制覇していたスペイン・ポルト
ガルが没落していって、その後にオランダが世界の貿易を
独占し、日本にまで交易ルートを確保したという状況になる
わけなんですが、そんな世界的な対決が再び見られるのかも
しれません。

こちらはスペインのワールドカップ招致のビデオ映像です。



映像がめちゃくちゃかっこいいです。こういう国で、ワール
ドカップは開催してほしいと思います。

よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。

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