FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

「INDEPENDENCE DAY」。

2005-10-12 00:54:40 | 映画
仕事中、ずっとモヤモヤしてて。
すっきりしたかった。
で。借りてきて。

いやぁ、かっこいいすな。
ウィル・スミス。

久しぶりに見たんだけど、やっぱ、面白い。
ストーリーもさることながら、テンポがいいよね。
あ、突っ込みどころを探すようなことはしないので。
だってさ、映画なんだもん。ドキュメンタリーじゃないし。

まぁ、アメリカの映画だし、国威発揚的なところもあるけれど。
この映画の好きなところは、みんなが立ち上がるトコ。
モールスという旧式の通信は、万国共通の言葉。
それに導かれて団結していく様はかっこいい。
嘘なのはわかってるのに。そこに存在する絆に感動してしまったり。
あとは、
戦いに行く前に結婚式をあげるところかな。
彼女を探しに壊滅された基地へ迎えに行くスティーブ。
スティーブがいるものと信じて基地で待つ彼女。
いやぁ、なんか、やられた。

窮地で神に祈るときに、
「私はユダヤじゃない。」といった元長官に対して、
デイヴィッドのオヤジさんが、
「まぁ、誰にでも欠点はある。」って答えるのが好き。

登場人物が多いけれど、
余計なところを削り落としてるから勢いで最後まで見ちゃった。

でもさ、気になったことが一つあって。
この映画って2000年でしょ?
5年前なわけだ。
なんだか、随分前の映画のように見えた。
描写されてる軍の研究所とか、使ってるノートパソコンとか。
めっちゃ古いよね。いや、そう感じるだけか。

5年前なのに、随分昔に思えた。
それだけ、時間の流れは早いってことか。

どれどれ。
明日、オヤジにも貸してあげよう(笑)
少しだけ、元気出たかも。

『金閣寺』。

2005-10-11 02:19:40 | 
ようやっと、読み終わった。
内に思考を求めていくと、こんなにも残酷で、明確になるものなのだろうか。
物語の山場では、もう、気持ちは昂ぶってしまい。

おかしいほど興奮して読み終えた。
緊張が、葛藤が、伝わってくるようで。

大学2年の頃、かなぁ。
一度読んだけれど。

あの頃と、また違う気持ちで読み終えた。

自分の中を深く深く覗いて。
自分が定義している事柄を探って。
その果てに、自分の世界を解き放つために、現実の世界を壊す。

そんなことが許されるのか?

許す許されるの話ではないのだろう。
それが、結末だ。



三島さんの作品はこれしか知らない。
他の作品も読んでみよう。

好きな文体なんだ。実は。

一本の電話。

2005-10-09 23:14:30 | ろぐ
着信音は『探偵物語』のテーマ。

「あっ、たかぴ?みんなに代わるね!」

それからは、
ひたすら、エネルギーの本流に飲まれてた。

涙が出そうになって。
ちょっと驚いたけど。

なんだろ、うまく言葉にならないんだけど。

会いたい人がたくさんいるのは嬉しいことだ。

そして、
みんなが自分の場所で頑張っている。


何気ない電話だけど。
とてもとても嬉しい電話。


さんきゅ。
元気、でた。

雨雲を突き抜けて。

2005-10-09 01:39:19 | ろぐ
職場を出て、空を見上げた。
厚い雲と冷たい風。

遠くで花火が上がっていた。
響くその音に引き寄せられて。
咲いては消え、消えては開く大輪の菊に見入ってた。
花火には独特のリズムがある。
しばらく、引き寄せられてた。

休憩中に読んでいた『金閣寺』が微妙に影を落として。

不思議とココロは落ち着いているような。
沈んでいるような。

いつもどおりの日常を刻むことに、何の抵抗も示さず。

あの花火がみたかった。
笑顔の溢れる空気を吸いたかった。

ぼくは、いかないから。
今年は、いけないから。

一期一会なんて言葉が浮かんでは消え。
今を逃したら、なんて思ったりもした。
だけど、
今っていつだ?

離れているのは事実。
物理的な別れはそういうこと。

たまには、遠くから、思いを寄せて飲んでみるのも悪くないかな。
あの頃のこと。

あの頃は輝いてた。
そんなことは言いたくない。

あの頃も輝いてた。
何も怖くなかったし、何も知らなかった。
今は?
何を知った?どれだけ輝いてる?
ふとすれば逃げそうになる。
ふとすれば堕ちそうになる。

言い訳という上手な嘘が脳裏に張り付いて。
やめられない煙草のように消えてくれない。

いや、きっと、忘れてるだけだ。
濁ってきてるんだ。



明日は、クルマをいじろう。
久しぶりに、ワクワクを探そう。

あの頃は、毎日ワクワクしてた。
今はそれを見失ってる。
でも、それってきっと、探すのが下手になったから。
今でも、毎日はワクワクで溢れてる。

あはは。
さびしくないよ。
だいじょうぶだよ。

秋の空に思いを。

2005-10-07 01:30:42 | ろぐ
気温が、昼と夜でだいぶ違う。
もう、夜は寒い。

夜の空は、もう澄んでいて。
まるで、冬のようだ。
これからさらに空気は研ぎ澄まされていき、
鋭く、薄くなっていく。

冬の空気が好きだと思っていたけれど。
秋の空気も、悪くない。

収穫を終えた田から立ち上る、籾殻を焼く煙。
ちょっと焦げ臭いけれど。馴染みの香りだ。

窓を下げて運転することがもう癖。
そうしていると、風が変わっていくのがよくわかる。

ここ数日、内側に抱えた問題に向き合って。
随分とエネルギーを消費したけれど。
明日から、また、元気を取り戻そう。

普通に笑える。

それって、じつはとてつもなく幸せな証拠。

心の底から笑える日を目指そう。
どんなにつらい時だって、過ぎればいい糧。


そういえば、今度の週末は学園祭だ。
みんなに会いたいけれど。
今年はそうも行かないようだ。
残念。

天気が心配だけれど。きっと大丈夫。
思いよ、叶え。
祈りよ、届け。

みんなのところまで、
気持ちよ、飛んでゆけ。

それは、悲しい恋の物語。

2005-10-03 23:08:03 | ろぐ
マイヤヒー…
マイヤフー…
マイヤホー…
マイヤハッハー!!

みなさま、陽気に飲んでますか?
のまのま、いえぁ!(←友人から拝借、笑)


「のまねこ」に絡んで別の方向へ盛り上がっているようですが。
ぼくは、まいやひが好きなだけです。
のまねこ云々には少々呆れております。共通財産でしょ?

ただ、みんなで楽しめばいいのに。

あ、それがメインじゃなくて。

素敵なフラッシュを見つけました。
その名も『空耳じゃないマイアヒ』(笑)

歌詞の意味はどこかのサイトでちらりと読んだことがありましたが、
今回、改めて実感。
悲恋の歌なんですねぇ。

陽気に飲んでる場合じゃないなぁ。

しかも、こんなにかわいいフラッシュを作るなんて。
素敵ですね☆

では、こちらからどうぞ!↓
空耳じゃないマイアヒ

『戦場のメリークリスマス』。

2005-10-03 21:23:24 | 映画
坂本龍一さんのテーマが先に来てしまうけれど。
今まで見たことなかったので。

難しい。
うーん。

考えながら見ていたのだけれど、これはよくわからん。
ヨノイ大尉はどういう思いなのか。何を信じていたのか。
ハラ軍曹は実は素晴らしい好人物なのか。
セリアズは、なぜ、抱擁したのか。
ローレンスの立場はストーリーテラーなのか。

しかし、北野武さんの、
「ローレンス! メリークリスマス。メリークリスマス、Mr.ローレンス」
はぐっときた。
わけの分からない高揚がこみ上げてきて。
ちょっと、驚いた。

ラストシーンまで、うだうだ考えながら見ていて。
最後に、いままでを全部放り出して、あぁ、と。

そして、テーマソングとエンドロール。
エンドロールを眺めながら、安堵にも似ているけれど違う、
不思議な感覚に包まれて。

戦争は哀しい。
正しいものは何もなく、ただ、崩れていく。
暮らしている世界とは異なる世界に、突然放り出され、
生き抜いていくことを余儀なくされ。

それでもその中に、笑いあえる人がいて、思い出があって。
それは、人としての最後の防衛本能なのだろうか。

以前にも書いた気がするけれど。
映画は他人の作った「夢」を見させてもらっているんだと思う。
だから、素晴らしく楽しいものもあれば、悲しいものもあって。
そのなかには、印象に残っているけど、よく分からないものや、
ばらばらの断片だけで構成されているようなものもある。

だから、この映画の分類は、不思議系だ。

できれば、つぎは、
お酒をのんびり飲みながら、見てみようかな。
しばらく経ってから。

うーん、★★★☆☆かなぁ。