FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

雨雲を突き抜けて。

2005-10-09 01:39:19 | ろぐ
職場を出て、空を見上げた。
厚い雲と冷たい風。

遠くで花火が上がっていた。
響くその音に引き寄せられて。
咲いては消え、消えては開く大輪の菊に見入ってた。
花火には独特のリズムがある。
しばらく、引き寄せられてた。

休憩中に読んでいた『金閣寺』が微妙に影を落として。

不思議とココロは落ち着いているような。
沈んでいるような。

いつもどおりの日常を刻むことに、何の抵抗も示さず。

あの花火がみたかった。
笑顔の溢れる空気を吸いたかった。

ぼくは、いかないから。
今年は、いけないから。

一期一会なんて言葉が浮かんでは消え。
今を逃したら、なんて思ったりもした。
だけど、
今っていつだ?

離れているのは事実。
物理的な別れはそういうこと。

たまには、遠くから、思いを寄せて飲んでみるのも悪くないかな。
あの頃のこと。

あの頃は輝いてた。
そんなことは言いたくない。

あの頃も輝いてた。
何も怖くなかったし、何も知らなかった。
今は?
何を知った?どれだけ輝いてる?
ふとすれば逃げそうになる。
ふとすれば堕ちそうになる。

言い訳という上手な嘘が脳裏に張り付いて。
やめられない煙草のように消えてくれない。

いや、きっと、忘れてるだけだ。
濁ってきてるんだ。



明日は、クルマをいじろう。
久しぶりに、ワクワクを探そう。

あの頃は、毎日ワクワクしてた。
今はそれを見失ってる。
でも、それってきっと、探すのが下手になったから。
今でも、毎日はワクワクで溢れてる。

あはは。
さびしくないよ。
だいじょうぶだよ。

最新の画像もっと見る

post a comment