FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

『ハウルの動く城』。※ネタバレ注意(いまさらですが、笑)

2005-03-27 03:39:03 | 映画
あれ?また邦画だ。

…べつに、限定してるわけじゃないですよ。たまたま。


で。


素直に、面白かった。

ラピュタや、ナウシカのように、何度も見返したくなるかどうか。それは、疑問。
淡い恋物語として考えるなら、ぼくは、ラピュタが不朽の名作であると思う。
ただし、今日この映画を見られたことは、とても素敵なことだった。
そしてこの物語が、純粋な「ラヴ・ストーリー」だと言い切ってもいい。

その背後に何があるのかは、まだ、考えていないけれど。
目の前で繰り広げられていく、ソフィーとハウルの恋物語は素直に楽しめた。
でも、自分のおかれている状況や今後のことを思わず考えてしまい、
不覚にも、

泣いてしまった。
なぜなら、それは、羨望の気持ち。嫉妬の気持ち。惜別の情。

ラストシーンで、
あまりにも幸せそうにしている二人を見て、
BGMを聞いて。
少し涙が出た。

エンドロールの中盤。
もう一度、オーケストレーションされたメインテーマが流れたとき、
これからのことを思い、涙が出た。

気づき、思いやる。
当たり前のこと。
純粋に相手を思う。
当たり前のこと。
だけど、
そう簡単に、できることじゃない。

今のぼくが見たら、そう思う。
もし、小学校のとき、中学校のときに見ていたら、どう思っただろうか。

ラピュタは小学校のときに見て、忘れられない映画になってしまった。
今は、ハウルの作品自体にそれほどの思いは持てない。

ただ。
繰り返すけれど、
今日、映画を見ることができて。
涙を流せて。
このことは、忘れないであろうと思う。



個人的には、脇のカルシファーが好き。マルクルも捨てがたい。
脇が素敵だと、やっぱり主役は映える。

声優のキャスティングは、あーだこーだいってますが、
ま、それほど気にはならなかったなぁ。

あの展開は少々急ぎすぎている気もしたけれど。
たぶん、丁寧に描写していたらコンセプトがずれてきてしまうんでしょうね。
ラヴ・ストーリーじゃなくなっちゃったりして。

背後に何があるのかは…、
今度、解説本でも読んでみます(笑)

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2 Comments

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ひさしぶりっす (komachi)
2005-03-27 13:13:06
いやややや

死にそうですよ

こんにちは。



ハウル。同感です。

いまいちっていう人もいるけれど。

私もラピュタが一番好き。

ハウルは恋愛の視点からいったら№1だ。

ハウルと一緒に空を歩きたいと、最初からウキウキ。

冒険とはまたちがった、ドキドキ ウキウキを与えてくれる映画でした★
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おひさ☆ (たかぴ)
2005-03-28 00:58:50
なんだか、お忙しそうで。

とにもかくにも、体調管理はしっかりね。

てか、キチンと食べなさい!!

なぁんて。ヒトのことを言えないすけど(笑)



で。

ハウル。



ねー。恋愛ものとして考えたら、ドキドキだよね。

絶対。

ハウル個人を見ていたら、同性として、

そういう演出、わかるなぁ、なんて。

花束を贈ったり、包み込んであげたかったり。

一緒に歩くことや、包まれること。

そして、

相手のためにお互い必死になること。



んー。

あ、もっかい見てもいいかも(笑)
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