定年後は旅に出よう/シルクロード雑学大学(シルクロードを楽しむ会)長澤法隆

定年後もライフワークのある人生を楽しみたい。シルクロード等の「歴史の道」を調べて学び、旅して記録する楽しみ方を伝えます。

サイクリング入門~

2016-10-12 19:08:36 | 図書室

  
「自転車入門 晴れた日はスポーツバイクに乗って」は、Amazonで1円から購入できる。著者は、銀行員の時には、年金などの相談や調査を担当していた。定年後にスポーツタイプの自転車に乗るようになった。サイクリングの初心者ということで、自転車の入門書を依頼されて書かれた入門書。元々は年金など、定年後の経済的な面に関する本を出していた。
「大人のサイクリングビギナーズ 自転車ライフを楽しむ」は、Amazonで50円くらいよりある。
「大人のための自転車入門」は、単行本も文庫本もAmazonで1円より。
「自転車乗り快適ノウハウ 基本から応用まで」は、Amazonで1円より。

 
「自転車で痩せるワケ 身体に優しく、効果的に脂肪燃焼できる理由とは」は、Amazonで300円くらいより。
「スローサイクリング 自転車サイクリングと小さな旅のすすめ」は、Amazonで1円からある。
「自転車で健康になる」は、Amazonで600円くらいより。
「自転車でカラダを鍛える MTBからママチャリまでの徹底活用」は、Amazonで1円より。

    
「自転車コースガイド 関東エリア」は、Amazonで1円よりある。
「自転車コースガイド 続関東エリア」は、Amazonで1800円くらいより。
「はじめての輪行 自転車をバッグに詰めて旅に出よう」は、Amazonでは扱っていなかった。横浜市、川崎市、千葉市、大阪市、広島市などの図書館にはある。古本屋で探してほしい。
「快感自転車塾 速くはなくともカッコよく疲れず楽しく走る法」は、Amazonで20円くらいよりある。

    
「自転車はここを走る」は、Amazonで1円より。
「それでも自転車に乗り続ける7つの理由」は、Amazonで1円より。
「自転車ツーキニスト」は、Amazonで1円より。
「ジテツウ完全マニュアル自転車通勤」は、Amazonで1円からある。

    
「だって、自転車しかないじゃない」は、Amazonで40円くらいからある。
「マウンテンバイクのすすめ 自転車で山を楽しむ方法とスピリット」は、Amazonで1円より。
「僕のマウンテンバイク旅行術 地球を走る。体験的ツーリングの方法教えます。」は、Amazonで500円くらいより。クロモリのマウンテンバイクで、国内外を自転車で旅行している人が多い。マウンテンバイクは丈夫だということ、60キロほどの荷物を積んでダートを走ることもあるからだ。クロモリは、壊れても溶接できるところが多い事、マウンテンバイクは世界中で部品を手に入れることができることも影響している。マウンテンバイクを利用しての貧乏自転車旅行は、各地の人と接する機会があり、異文化交流も楽しめる。貧乏旅行ではあるが、時間をかけた贅沢な旅行と言えると思う。宿泊施設を利用して身軽な自転車旅行で舗装道路だけを走ると決めてロードで走っている人もいる。
「自転車の科学 メカから乗りごこちまで」は、Amazonで1200円くらいより。理系の人は読んでみたらいかがでしょうか。

    
「自転車メンテナンス・ブック」は、Amazonで扱っていなかった。「新版 自転車トラブル解決ブック」丹羽隆著、山と渓谷社、は、Amazonで1300円くらいより。こちらを勧めます。
「ヒルクライマー宣言 自転車で山に登る人」は、Amazonで150円くらいよりある。
「自転車で地球を旅する」は、Amazonで100円くらいより。
「自転車漂流講座」は、Amazonで500円より。

「国内サイクリング体験記」は、こちらです。

「海外サイクリング体験記」は、こちらです。

中央アジア抑留

2016-10-12 18:23:48 | 図書室
【中央アジア全般】
 
「捕虜体験記 5」は、Amazonで1000円くらいから購入できる。抑留された元日本兵たちが、自分たちで編集した8巻もの。体験を主としている。8巻でシベリア抑留の全体を把握できると思う。日本の古本屋というサイトでも値段を調べてほしい。(以下も同じ)

【カザフスタン】
       
「三つの敗戦」淡徳三郎著、Amazonで1750円から購入できる。淡徳三郎は、戦前に反政府運動のためにフランスへ亡命。ドイツ、ソ連、満州と移動して、カザフスタンのアルマトイのラーゲルに収容されていた。戦前及び戦後の淡氏の活動は、大学で教えている研究者たちが関心を持っている。著書を読みたい人は急いだ方がいいと思う。新聞記者などが多いラーゲルだったようだ。
「カザフスタンにおける日本人抑留者」は、Amazonで、4000円くらいより。著者は、戦後生まれでカザフスタンに留学中に抑留者の事を調べていた。カザフスタンにおける抑抑留者の全体を把握できる。
「カラカンダ第八分所」はAmazonで1冊だけあった。1300円くらい。著者は、カラカンダに抑留された医師。画家でもある。
「シベリア抑留記 カラカンダ収容所。Amazonでは扱っていなかった。
「曠野の涯に 満州電々社員の敗戦記」アマゾンでは扱っていなかった。ヤクオフで時々でてくる。日本の古本屋でもなかった。
「ソ連時代収容所生活 カラカンダの印象」アマゾンでは扱っていなかった。

【ウズベキスタン】
     
「中央アジア捕虜記」はAmazonで200円くらいから。
「アングレン虜囚劇団」は、Amazonで13000円くらい。シベリア抑留者支援・記録センターで1500円くらいで分けてもらえるかもしれない。
「シルクロード青の都に暮らす サマルカンド随想録」は、Amazonで1200円くらいより。著者は、サマルカンド外国語大学名誉教授。大学で教えている時にタシケントのナボイ劇場の建設に、日本人抑留者は仕上げ作業に関わっていることを明らかにした。設計はコンペを通ったロシア人が行い、日本人抑留者がタシケントに到着した時にはすでにレンガ積みは出来上がっていた。壁塗りや電気の配線などの仕上げ作業が日本人に抑留者のメインの作業だったことを著書で明らかにしている。
「ウズベキスタンと現代の日本 古都サマルカンドに暮らして」は、アマゾンで800円くらいより。
「アングレン物語」は、Amazonでは扱っていなかった。古本屋で探してほしい。

【キルギス】
 
「タムガ村600日」アマゾンで3500円くらいより。キルギスに抑留された当事者の証言は、この本だけ。
「五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後」は、Amazonで300円くらいより。著者は、朝日新聞の記者。キルギスに抑留された宮野泰さんとの出会いをきっかけに、満州建国大学の日本人、ロシア人、中国人、朝鮮人、モンゴル人の戦後を取材して記録している。相手の安全にも配慮しながらの取材の様子は、未だに戦後ではないことが理解できる。取材を受けた人たちの年令を考慮すると最後の証言を記録と言える。

【トルクメニスタン】
   
「シルクロードの未知国」は、Amazonで1円より。1994年の発行。
「第44日本人捕虜収容所」はAmazonで扱っていない。トルクメニスタンに抑留された人たちが、抑留中に亡くなった人たちのために慰霊碑を建てに行ったときの記録。国会図書館で見る事ができる。
「第44捕虜収容所」はAmazonで扱っていない。著者は抑留されている。また、東京芸大を卒業した彫刻家だった。彼の彫刻は、故郷の青森の公園できることができる。
「火を継ぐもの」もAmazonで扱っていない。遺族を探したが見付けることはできなかった。著者は、杉並区の議員だった。右も左もなく、抑留者とは交流していた。
「ソ連邦被抑留記」はAmazonで扱っていない。トルクメニスタンの他にウズベキスタンのチェアマにも抑留されている。トルクメニスタンからウズベキスタンへ移動された抑留者を調べる際には参考になる。

【中央アジア以外】
 
ナホトカに近いソボフツィに抑留されていた体験の手記。3分の2くらいのページで短歌で抑留の様子を紹介している。

「中央アジアに抑留された日本人捕虜の資料館 キルギス」 キルギスに抑留された元日本兵を伝える資料館
「キルギスで日本人抑留者の足跡を巡る旅 1」 キルギスに抑留された元日本兵が建てた建物や建築資材を作る作業をした地を巡るツアーの様子、1,2,3と続きます。
「天山を越えて日本へ キルギスに抑留された日本人」キルギスに抑留された元日本兵へのインタビュー

シベリア抑留

2016-10-12 18:22:05 | 図書室

   
「シベリア抑留 いま問われるもの」(ユーラシア・ブックレット)は、Amazonで1000円くらいより。著者は、共同通信記者。
「検証 シベリア抑留」(平凡社新書)は、Amazonで200円くらいより。著者は、元朝日新聞記者。
「シベリア抑留 未完の悲劇」(岩波新書)は、Amazonで100円くらいより。著者は、毎日新聞学芸部記者。
「シベリア抑留とは何だったのか 詩人・石原吉郎のみちのり」(岩波ジュニア新書)は、Amazonで200円くらいより。著者は、信濃毎日新聞論説委員。

   
「ウクライナに抑留された日本人」(ユーラシア・ブックレット)は、Amazonで3000円くらいより。
「シベリア、ウクライナ私の捕虜記」は、Amazonで2600円くらいより。著者は帰還後、京都大学教授、名誉教授となる。
「命めぐまれ、今を生きる シベリア・ウクライナ抑留記」は、Amazonで2300円より。
「抑留記 ウラルを越えて」は、Amazonで扱っていませんでした。日本の古本屋では、2000円です。

   
「ソ連見聞記」は、日本の古書店で1500円より。著者は、ジョージア(グルジア)に抑留された後、帰還後にモンゴルの研究者として活躍。息子さんも早稲田大学でモンゴル研究者として教授を務めていた。
「ソビエト抑留紀行」は、Amazonで300円くらいより。
「夕日と黒パン」は、Amazonで3000円くらいより。
「雪原にひとり囚われて」は、Amazonで500円くらいより。シベリアに抑留された女性の記録。

   
「シベリア抑留1000日 ある日系二世の体験記」は、Amazonで500円くらいより。
「北斗の下で 私のシベリア物語」は、Amazonで5円より。
「凍土の詩 シベリア抑留八年、爪で書いた記録」は、Amazonで五〇〇円くらいより。
「シベリア俘虜記 死と絶望からの帰還」は、Amazonで200円くらいより。

   
「長き不在の後に 回想 樺太・シベリア・カザフスタンの十三年」は、Amazonででも日本の古本屋でも扱っていませんでした。古本屋を周った時に探してください。
「わたしのスターリン体験」は、Amazonで100円くらいより。著者は、シベリアに抑留され、帰還後に静岡大学講師・助教授、和光大学教授を務めた。エスペランティストでもあった。
「スターリン獄の日本人 行き急ぐ」は、Amazonで1000円くらいより。著者は、シベリア抑留から帰還後、北海道大学や上智大学で教授を務めている。作家の谷譲治は、
「シベリヤ物語」は、Amazonで200円くらいより。著者は、シベリア抑留を体験し、帰還後法政大学教授。作家の谷譲二は、実の兄。

   
「シベリア捕虜志 その真因と全抑協運動」は、Amazonで1円より。
「帰還 満州建国大学朝鮮人学徒 青春と戦争」は、Amazonで400円くらいより。著者は、朝日新聞記者。
「生きて帰って来た男 ある日本兵の戦争と戦後」は、Amazonで100円くらいより。著者の慶応大学教授小熊英二氏による、実の父親へのインタビューでシベリアへ抑留される前から、シベリア抑留の様子、帰還後の戦後の暮らしまでを記録している。
収容所から来た遺書」は、Amazonで1円より。シベリアに抑留された兵隊たちが、仲間の遺書を手分けして記憶し、帰還後に遺族に届けた実話のノンフィクション。

  
「満州女塾」は、Amazonで500円くらいより。国策で満州開拓に入植した男たちの妻にするために、女性を花嫁とする養成を目的とした組織をあぶりだしたノンフィクション作品。
「移民たちの『満州』」はAmazonで500円くらいより。満州開拓政策を、体験者の資料から描いた等身大の満州。
「14歳(フォーティーン) 満州開拓村からの帰還」(集英社新書)は、Amazonで200円くらいから。ノンフィクション作家・澤地久枝氏が子供時代を過ごした満州時代を回顧した記録。

海外サイクリング体験記

2016-10-12 18:12:03 | 図書室
【世界一周など】
   
「自転車冒険大百科 日本一周から世界走破までのノウハウ」は、Amazonで300円くらいより。
「アフリカよ、キリマンジャロよ」は、Amazonで10000円くらいより。ヤクオフや日本の古書店でも探してみてください。
「天国と地獄 地球8万キロ自転車の旅」は、Amazonで200円くらいより。会社を辞めて世界一周を目指した若者の記録。不安を抱きながらも会社を辞めて、地球一周に向かう気持ちも吐露している。
「世界130カ国自転車旅行」は、Amazonで1円より。著者は、この自転車旅行で植村直己冒険賞を受賞している。

     
「自転車野郎 駆け抜けた四万七千キロ」は、Amazonで400円くらいより。著者は高校教師。時に脱線しての自転車旅の様子を話すと思われる授業は、生徒に刺激的で魅力的だろうなあ。
「やった。 4年3か月も有給休暇をもらって世界一周5万5000キロ自転車で走ってきちゃった男」は、Amazonで1円より。就職試験の面接の時に、「有給休暇で自転車世界一周」を要望していたと聞く。これからの時代は、欧米のように長期休暇を毎年出してあげないと、優秀な社員は定着しなくなるように思う。キルギス出会った欧米のサイクリストは「毎年1か月の休暇があり、バカンスに中央アジアへサイクリングに来た」と話していた。毎年、アフリカや南米など、場所を変えて自転車旅行をしている」とも話していた。日本人もそういう海外の企業に就職するようになるのではないだろうか。
「新版 十六歳のオリザの未だかつてためしのない勇気が到達した最後の点と、到達しえた極限を明らかにして、上場の首尾にいたった世界一周自転車旅行の冒険をしるす本」は、Amazonで1500円くらいより。今では演劇の世界のヒトとなった平田オリザ。その昔、高校を休学して転車で世界へ飛び出したのだった。人生は筋書きのないドラマだね。偉いなあ。
「十六歳のオリザの冒険をしるす本」は、Amazonで700円くらいより。前述の本の文庫版。

  
「夫婦2人で世界一周自転車旅行」は、Amazonで500円くらいより。文庫本。
「カミさんと走った500日 世界自転車の旅」は、Amazonで500円くらいより。
「自転車ロングツーリング入門 2泊3日から大陸走破のチョキ自転車旅まで」は、Amazonで500円くらいより。自身の体験を記しながら、サイクリング野ノウハウを紹介している。著者はモデルで、アウトドア関係の雑誌や広告などで見かける。
「大シベリア横断記自転車迷路旅行(世界紀行冒険選書)」は、Amazonで500円くらいより。心交社の「世界紀行冒険選書」は、冒険や探検に関心のある人には興味深いタイトルが並んでいる。世界には、多くのチャレンジャーがいてテーマなは多彩だということがよくわかる。残念なことに、この出版社は今はない。

【チベット・ヒマラヤ】
   
「チベットの白き道 冬期チベット高原単独自転車横断6500キロ」は、Amazonで600円くらいより。チベットを自転車で横断する目的をもって、会社を辞めて中国の大学へ留学。中国で自転車を買って冬期のチベット高原横断をした記録。留学したのは、長期のビザの取得により、を自転車で中国を旅行するためだった。その後、著者は、厳冬期のシベリアを単独自転車で横断して、植村直巳冒険賞を受賞している。
「チベット高原自転車ひとり旅」は、Amazonで100円より。
「ヒマラヤ自転車旅行記(シリーズ・ザ・スポーツノンフィクション)」は、amazonで800円くらいより。
「シルクロードを全速力 女ひとりの自転車旅行(1979年)」は、Amazonで200円より。

【アジア】
   
「我、日本のマルコ・ポーロとならん」は、Amazonで1700円くらいより。
「奥アジア冒険5600キロ」は、Amazonで100円くらいより。海から一番遠い「地球のへそ」をめざしての自転車旅。バングラディッシュ、インド、ネパール、チベット、ゴビ沙漠、タクラマカン沙漠を自転車で巡っている。
「カンボジア自転車旅行記」は、Amazonで300円くらいより。
「シルクロード自転車西遊記」は、Amazonで400円くらいより。シルクロードを20分割して、20年かけて自転車での走破をめざした1年目の記録。16歳から68歳までの17名の男女が参加。ほとんどが初心者だった。


「自転車隊の四季 北支派遣第五十九師団自転車隊」は、Amazonで2700円。売り切れの際にはご理解を。

【オーストラリア】
 
「陽子のカンカンロード」は、Amazonで100円くらいより。13歳の時にオーストラリアのシドニーからダーウィンまで4700キロを自転車で走った女の子の記録。
「ナラボー平原を越えて 車イスと自転車のオーストラリア横断」は、Amazonで4700円より。大学のワンゲルの活動で滑落して、下半身不随のために車イス生活を余儀なくされた女性をサポートして、自転車でテントなどを運んで伴走した著者の記録。

【ヨーロッパ】
  
「旅好きオヤジの自転車巡礼記 四国八十八か所とスペイン巡礼」は、Amazonで1円より。
「青春を賭けるって気分イイゼ!」は、Amazonで1万円くらい。売り切れていた場合は、ご容赦願います。

【アフリカ】
  
「ナイル自転車大旅行 女ひとりアフリカ砂漠を行く」は、Amazonで2000円くらいより。
「満点バイク 世界を走る女子サイクリストのイラスト旅日記」は、Amazonで100円くらいより。
「マンゴーと丸坊主 アフリカ自転車5000キロ」は、Amazonで1円より。アフリカの8か国を一人で自転車で旅した女子大生の記録。

国内サイクリング体験記

2016-10-12 18:08:49 | 図書室
   
「スコット親子、日本を駆ける 父と息子の自転車縦断4000キロ」は、Amazonで100円くらいより。子どもと一緒に過ごす生活を大切にしようと考えたアメリカのエリートサラリーマンが、7歳の息子と一緒に自転車で日本を縦断した体験記。日本を選んだのは、奥様の出身地だからだった。子どもらしい時代のわが子と異文化を体験する旅は、うらやましい。アイヌの暮らしに触れたいと考えている点なども、日本を知ろうという事前の準備と目的がシッカリしていると思った。子どもが小さいだけに、要求に応えてゲームセンターへ行ったりするのもほほえましい。日本サイクリングナビゲーターを参考にして、ルートを決めたと書かれている。著者は、日本をサイクリングした後に家族や自然を大事にしたいと考えて、勤めていたインテルを辞めた。旅に出ては、紀行文を書いたり講演をしたり、環境問題に関するイベントに関わる暮らしを始めた。
「菜奈ちゃん、少し休もうか 父と娘の北海道自転車旅行記」は、Amazonで1600円くらいより。CMプランナーの父と小学生の娘の北海道自転車旅行。
「親子自転車旅行のすすめ」は、Amazonで1300円くらいより。子どもが小学校の高学年の時に、親子で自転車で日帰りや宿泊を伴った旅行をすすめている。その後は、子どもたちは自分の世界を持つので、親子で一緒に過ごしたり何かに取り組む時間はこの時期に限ると力説している。また、自身の体験から、ヘルメットの大切さを記述している。当時と今では交通量や道路事情が違っているので、この点は考慮してほしい。
「翔べ銀輪を翼として 子どもの自立と野生復活を賭けたサバイバル自転車旅行」は、Amazonで900円くらいより。里親の女性が、総勢19名の里子(小学3年生から成人まで)を、北海道の釧路から箱根を経て東京まで、25日間で約2500キロをテントを持ってサイクリングした記録。また、このサイクリングに参加した子供たちは、どのような大人になったのか。当時のサイクリングの様子も含めて会って話を聞きたい。元気で活躍していると思う。頑張れ。昭和62年の話だが、とても興味深い試みだ。わたしも数名の子どもたちと一緒だったら、佐渡一周くらいやってみたい。

    
「チャリンコ日本一周 女ひとり2年7か月」は、Amazonで400円くらいより。大学を卒業後、神奈川県横須賀市内の高校で1年間講師をして、その後日本一周のサイクリングに出発。1995年の発行だが、2007年に新版を行している。新版の発行時には、結婚して子供が3人。一番下の子が2歳とある。この子は今では中学生か高校生。著者の川西文さんのサイクリングへの再チャレンジも始まっているかもしれない。再販が続いているのは、著者と同じように日本一周サイクリングを夢見ている女性が多い証拠だろう。
「女チャリダー ふれあい日本一周ひとり旅(よく泣いてよく笑った700日自転車旅日記)」は、Amazonで1300円くらいより。20代のうちに自転車で日本を一周してみたいと思い、28歳の時に会社を辞めて旅立った女性の旅の記録。好きなことを追い続ける生き方。偉いし、幸せな人だなあ。人間らしい生き方って、これだな。仕事に追われている日々を過ごしていると思っている人には読んでほしい。自分が取り組みたいことに夢中になる時間の楽しさ。著者の苦労も納得も満足も、読めば理解できると思う。
国内外を一人で自転車旅行した女性を他にも知っている。共通するのは、旅を終えた後に結婚しているという点だ。目標や目的をもって生きている姿は、人を引き付けるということだろうか。もちろん、自転車の旅には、道を聞いたり宿を得るために知らない人との出会いと交流がある。元々人とのコミュニケーションが好きだったりするのかもしれない。数名の旅であっても、車や電車での旅よりも、地元の人や通りがかりの人とのコミュニケーションが必要となる。だから、旅の中で必要に応じて、交流、コミュニケーションする日々を過ごし人間的に魅力的になっていくのだろうとも思える。友人と一緒の旅行でもいいので、ツアーの一部にウォーキングや自転車を組み込むだけで地元の人などとの交流のチャンスが増えて、記憶に残る旅や旅行になると思う。GPSやスマホの地図アプリを持っている人を見ると、人に道を聞くチャンスがあまりない。旅の楽しみは、見知らぬ風景や人との出会い。紙の地図を持って行き、地元の人やサイクリスト、ドライバーに道を問うのも旅を味付けする調味料やアクセントだと思う。旅も人生も、一直線にゴール(定年や人生の終わり)を目指すのではなく、わき道、寄り道、回り道、道草と言った際の出会いも楽しみながら過ごしたい。
「自転車に乗って サイクル14000キロの冒険」は、Amazonで1600円くらいより。
「天下を獲り損ねた男たち」は、Amazonで300円くらいより。


「7つの自転車の旅」は、Amazonで500円くらいより。

「サイクリング入門」は、こちらをクリックしてください。