目黒重夫昨日・今日・明日

周囲の出来事を思いつくまま

9月議会、駐車場購入問題は

2016-09-12 15:20:39 | 議会
6億3千万円の補正予算
9月議会は今日で常任委員会までが終了した。明日からは特別委員会、そして中間の本会議を経て28年度補正予算、27年度の決算審議となる。補正予算では問題の再開発ビルの駐車場購入予算が出される。2年間の債務負担として6億3千万円となっている。債務負担とは簡単に言えば予算の先喰い。あらかじめ支出を約束するものだ。この経過についてはこれまで何度も報告してきたが、予算化されると「あーついに」と同時に空しさも覚える。都政では築地移転問題が連日報道され、共産党都議団が脚光を浴びている。比べるのも何だが、私としては駐車場購入も相当おかしいと思うのだが、築地のようにはなりそうもない。特別委員会までに新たな追及材料があればいいのだが。
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「学校司書」法制化、府中は

2016-09-07 14:15:44 | 議会
学校図書館充実を求めて
昨年、学校図書館法が改正され「学校司書」が法的に位置づけられた。これを受け府中市の学校図書館補助員の改善を求め、一般質問をした。府中市の学校図書館に補助員(司書)が配置され13年が経った。最初の勤務時間は週12時間だったが、少しずつ増え週20時間、年間620時間までになった。ところが予算削減の中、2013年に制度が変更され時間数は学校裁量(学校が自由に決める)となった。その結果、1校当たりの時間数は平均で78時間の削減、多い学校と少ない学校では年間200~300時間の差となった。
今回の質問では法改正で学校図書館の役割が増した中、時間数を元に戻すこと名称を補助員から「学校司書」に変更することを求めた。時間数については「現状通り」、名称は「国の動向を見て」という答弁だった。いずれも前向きな答弁ではなかったが、これからもこだわり続けていきたい。
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続・東海村を訪ねて

2016-09-02 15:42:24 | 震災・原発
東京に最も近い原子力発電所
東海村のイメージは原発というより原子力研究だろう。確かに訪ねてみて大学、国機関、民間などの施設が集中していた。原発はその一部といったところだ。その点が他の原発立地自治体との違いだろう。したがって原発交付金は20億円程度、一方固定資産税は80億円ときわめて多い。これも原発以外の施設が多いからだろう。村の財政力指数は1.41(H26)、ちなみに府中は1.14(H27)。これだけ見れば豊かな村であることは間違いない。東海駅をはさんで東西に片側2車線の道路が走っている。さらに役場も含め公共施設は充実している。私たちが訪れたコミュニテーセンターも瀟洒な造りだった。
福島原発事故以後、議会では原発見直し派と推進派が拮抗したそうだが、今年の改選後推進派が多数となっているとのことだ。歴代、関連企業から議員が出ていることと、多くの村民が何らかの形で仕事にかかわっている事情がある。現村長は「反原発村長」の後継者とのことだが、現在は微妙な立場のようだ。地域の運動も原発再稼働は反対しながら、研究機関は容認する立場だ。村を走ると所々にある「日本一危険な村」の看板には驚く。不安のない持続可能な村を望みたい。
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