ベスト5は間違いない
先週紀伊國屋サザンで青年劇場の「梅子とよっちゃん」を観た。築地小劇場の創立に私財を投じた土方与志と妻・梅子の演劇への情熱を描いた作品。青年劇場はその築地小劇場の理念を引き継ぐ劇団だ。
青年劇場とは長い付き合いになるが、心から「良かった」といえる芝居にはなかなか巡り合えない。今回も"会員なので"ぐらいの調子で出かけた。ところがである、出だしの音響からして青年劇場らしくない。
場面転換もしゃれている。ふつうは黒子が出てきて小道具を入れ替えるが、その都度観客は現実に戻される。しかし今回は転換そのものが芝居になっている。最初に3時間近いと聞いていたので退屈になるかとも思った。歴史ものだしどうしても1幕目は説明が長くなるからだ。
しかしそんなことはなかった。1幕から緊張の連続で全く長いとは感じなかった。福山啓子の脚本の良さだろうか、瀬戸山美咲の演出だろうか。とにかく数々観てきた青年劇場の芝居の中で5本の指に入ることは間違いない。
先週紀伊國屋サザンで青年劇場の「梅子とよっちゃん」を観た。築地小劇場の創立に私財を投じた土方与志と妻・梅子の演劇への情熱を描いた作品。青年劇場はその築地小劇場の理念を引き継ぐ劇団だ。
青年劇場とは長い付き合いになるが、心から「良かった」といえる芝居にはなかなか巡り合えない。今回も"会員なので"ぐらいの調子で出かけた。ところがである、出だしの音響からして青年劇場らしくない。
場面転換もしゃれている。ふつうは黒子が出てきて小道具を入れ替えるが、その都度観客は現実に戻される。しかし今回は転換そのものが芝居になっている。最初に3時間近いと聞いていたので退屈になるかとも思った。歴史ものだしどうしても1幕目は説明が長くなるからだ。
しかしそんなことはなかった。1幕から緊張の連続で全く長いとは感じなかった。福山啓子の脚本の良さだろうか、瀬戸山美咲の演出だろうか。とにかく数々観てきた青年劇場の芝居の中で5本の指に入ることは間違いない。
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