Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ブラームスのバイオリンソナタ

2010年05月25日 23時07分08秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日は、「時には本の話でも…」のブログに触発されて、ブラームスのバイオリンソナタを聴いている。ただしパールマンではなく徳永二男・伊藤恵の取り合わせ。第一番からゆったりとしたテンポで心ゆくまでバイオリンの豊かな音色を聞かせてくれる。伊藤恵のピアノとの掛け合いもなかなかいい。バイオリンもピアノも、派手さやテクニックを前面に立てずに、抑制が効いていて、悪く言えばあっさりしすぎているかも知れないが、正確な音程・リズムで音を響かせているように感じる。私好みの演奏だ。
 この静かな演奏に浸りながら、ゆったりとした眠りにつきたい。ブラームスは、香り高い紅茶を楽しむように、あっさりとした演奏のほうがいい。ごたごたした演奏は曲を台無しにしてしまう。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブラームスのソナタは… (三毛猫の子猫)
2010-05-26 09:32:00
仰る通り、素っ気ないくらいあっさりした演奏のほうが似合うかもしれませんね。
返信する
好みはありますが… (Fs)
2010-05-26 12:32:39
ブラームスは緻密に丁寧に、響きを計算しつくして曲を作りますから、演奏家の思い入れを強く拒むのではないかな?
ブラームスの求めた響きを産むための演奏は難しいと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。