本日は、「時には本の話でも…」のブログに触発されて、ブラームスのバイオリンソナタを聴いている。ただしパールマンではなく徳永二男・伊藤恵の取り合わせ。第一番からゆったりとしたテンポで心ゆくまでバイオリンの豊かな音色を聞かせてくれる。伊藤恵のピアノとの掛け合いもなかなかいい。バイオリンもピアノも、派手さやテクニックを前面に立てずに、抑制が効いていて、悪く言えばあっさりしすぎているかも知れないが、正確な音程・リズムで音を響かせているように感じる。私好みの演奏だ。
この静かな演奏に浸りながら、ゆったりとした眠りにつきたい。ブラームスは、香り高い紅茶を楽しむように、あっさりとした演奏のほうがいい。ごたごたした演奏は曲を台無しにしてしまう。
この静かな演奏に浸りながら、ゆったりとした眠りにつきたい。ブラームスは、香り高い紅茶を楽しむように、あっさりとした演奏のほうがいい。ごたごたした演奏は曲を台無しにしてしまう。
ブラームスの求めた響きを産むための演奏は難しいと思います。