Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「父と暮らせば」(井上ひさし原作)

2018年08月11日 21時11分26秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 また久しぶりにテレビを見た。
 本日19時から放送していた井上ひさし原作の「父と暮らせば」の映画版。原田芳雄・宮沢りえの出演、監督は黒木和男で2004年の作品。いつだったか、新潮文庫で読んだ記憶があるのだが、大まかなあらすじしか記憶になかった。今回あらためてその内容を思い出した。
 原作にかなり忠実らしいが、二人芝居なのだが、回想場面などは別途映像化されている。記憶に残っていなかったところが、最後の方で、原爆投下の直後に、が父の竹造の救出をあきらめて現場を離れるシーン。ここはこの芝居の最後のもっとも大事な美津江の回生の場面のエピソードなのだが、記憶から飛んでいた。
 しかしいい映画作品をじっくりと見ることができた。19時から20時45分までだったが、初めの20分ほどを見損なったのは残念。

 新潮文庫でまで販売しているのを何か月か前に確認した。明日にでも再度探してみたい。

「朝顔」という秋の季語

2018年08月11日 14時48分52秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 朝顔は秋の季語になっているが、私の感覚では夏の季語にしか思えない。
 我が家のベランダの朝顔もだいぶ花が少なくなった。鉢からあふれんばかりに勢いのある葉と花は、立秋になる前には最盛期を過ぎてしまう。しかしまだ毎朝2~3つの花が咲く。今年は深い紺色と白色の花が今も咲いている。

★朝がほや一輪深き淵のいろ    蕪村
★朝顔の紺のかなたの月日かな   石田波郷


 蕪村は深い紺色の朝顔の花に、海など底知れぬ深い水の神秘を見つめた。石田波郷は遠い時間を重ねた人生の果てを覗き込んだ。ともに目の前の朝顔の花の色合いではなく、その向こう側を読み込んでいる。眼前にあるものを読んでも、その向こう側にあるものを示唆することができる。

なんとなく秋の気配

2018年08月11日 08時53分52秒 | 天気と自然災害
 今朝の体調は快調。気分も良いし、体の疲労感もなくなった。
 朝から暑く、そして陽射しがつよい。それでも最高気温は7月中の35℃の予想ではなく、31℃という予報メールが来た。なんとなくホッとする予報に、秋を感じてしまう。大気の湿度がそれほど高く感じない。空の青さも透明感がある。
 そういえば蝉の声も少しおさまった気がする。ミンミンゼミとアブラゼミの声が耳に残らなくなった。ただし夜に虫の声は認識しなかった。

 今朝6時過ぎに福島県沖で震度4の地震があったとのニュース。横浜は揺れなかった。

 これから会議の資料のコピーなどの準備作業。