Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本日から立秋

2018年08月07日 22時28分07秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 8月7日から22日までが立秋。毎年、広島の原爆の日と長崎の間に立秋が始まる。広島忌は夏の季語で、長崎忌は秋の季語、原爆忌というと夏の季語と昔教わったのだが、夏・秋と厳密に決めつけるのもいかがなものかと思う。台風も基本的には秋の季語だが、夏にも台風は来る。わざわざ夏台風という人もいるようだが、現実の感覚とはかけ離れている。
 そしてちょうど台風13号が伊豆諸島を北上し、関東地方をうかがっている。酷暑の陽の続いた関東地方にとってはとても涼しく感じる日となった。しかし西日本では酷暑が続いている。

★秋立つと酒田の雨を聴くばかり       黒田杏子
★秋立つや川瀬にまじる風の音        飯田蛇笏


 第一句、東北の日本海側の歴史ある町、酒田は8月に最高気温40℃を記録した街であることを考えると、秋を待ち焦がれたような雰囲気がただよってくる。
 本日の関東地方、台風の影響下の雨もまた酷暑を追いやる期待をもって雨音を聴いていることには変わりない。このまま酷暑は遠ざかってほしいものである。
 第二句、古今集の「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」(藤原敏行)を踏まえた句であると思われるが、短い俳句に仕立て直している。音を川の上を吹きわたる風の音に限定している。「これが手柄」と国語の先生に教わった記憶がある。私は広い河ではなく、沢のような幅の狭いせせらぎ、草々が生い茂り、そのせせらぎの周囲の草を揺らしながら吹いてくる風だと直感した。今でもそのように思っている。
 どうしても情景を細かく細分化して限定したがるのは、私の悪い癖でもあるようだ。


「モネ それからの100年」展&体調不良

2018年08月07日 19時41分57秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 午前中は、ときどき小雨がぱらついたり、風が強めであった。横浜駅近くの県の出先機関に出向いて相談に応じてもらった。

 終了後は、12時を過ぎていたので、横浜駅に向かう途中で「手作りうどん」ののぼり旗に釣られて初めての小さなうどん店に入った。選んだのが「あつもりきのこうどん」。うどんのつめたい盛に、厚めの汁にキノコとナスを炒めたのが入り、とてもおいしかった。うどんには茹キャベツと大根の薄切りが添えられていた。店に乗奈絵付けの辛味噌を少しつけると味も変わり、なかなか良かった。お薦めの店だと思う。ふだんはあまり歩くことのないところだが、すぐ傍の交差点はときどきウォーキングで通りところである。今度また寄ってみることにした。
 横浜駅の地下の喫茶店でひと休み。ひどく疲れて体が重かった。足の筋肉も披露気味。心地よい疲労感ではなく、足をなかなか前に踏み出せない。

   

 喫茶店でボーっとしていたら少し回復したので、みなとみらい駅経由で横浜美術館におもむき「モネそれからの100年展」を鑑賞。モネとモネの影響を受けた画家の作品が展示されており、なかなか興味深い展示であった。夏休み期間中でもあり、美術館内も混雑していたが、広い展示スペースなので特にストレスは感じないで見て回ることができた。しかしやはり足の疲れがあり、桜木町に戻って喫茶店でもう一度ひと休み。

 喫茶店で1時間以上時間をつぶして家の傍の眼科にたどり着いた。視野検査の途中で何故がウトウトとしてしまい、一部大きく視野の欠損が進んだように見えた。眼圧は特に変化はないので、そのウトウトが原因かもしれない、ということで年末に再度視野検査を受けることを前提にこれまでの点眼薬を続けることにしてもらった。

 視野の欠損の疑いよりも、この疲労感の方が少々心配になってきた。ちょうど40年前に急性肝炎で入院したときも10段の階段がのぼれずに手すりにつかまってようやく歩いた記憶がある。その時のことが頭を過った。しかしその時とはちょっと違う感じもする。当時は微熱が続き、食欲がなくなり、ビールを飲むことも出来なくなった。今回は熱はなく、食欲もある。しかしこれよりひどくなるようなら、肝機能の血液検査でもしてもらうことも考えて見ることにした。

 外は小雨だが再び降り始めている。風も強くなってきた。ということで本日は夜のウォーキングは断念、早めに寝ることにした。モネ展の感想は後日。

本日の予定は三つ

2018年08月07日 09時52分25秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は朝から雨、気温も22℃に届かなかったようだ。湿度が高いのでそれほど涼しいという感じではない。
 これより、横浜駅から歩いて20分ほどのところにある県の出先機関に出向いて、いろいろと相談。午後にはできれば横浜美術館で「モネそれからの100年」展を鑑賞したい。
 夕方には眼科で視野検査と緑内障の点眼薬の処方をしてもらうつもりであるが、そこまで気力と体力が持つだろうか。