Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

きり絵「ふるさと福島」から(7)パセオ通りの時計塔(きり絵さとうてるえ)

2010年06月10日 08時29分10秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
パセオ通りの時計塔(2007年版カレンダー表紙)


 前回の駅前交番は時計塔・台は飾りのようなものだったが、今回は時計塔そのもの。私はパセオ通りは通ったが、残念ながらこの時計塔には気付かなかった。しかしこのようなモニュメントを探しながら街をきょろきょろ歩くのは好きだ。
 私の住んでいる横浜でも、伊勢佐木町通りにはいたるところにある。上を眺めながら歩くのは危険でもあるが、ビルの間の空にモニュメントを見つけるとやはりしばらく眺めている。また新興の住宅地や駅周辺でも彫刻などをよく見かける。
 最近は、建築物の画一化がすすみ、独特のデザインが少なくなった。ユニークさがあっても奇抜すぎたり、ビル自体が大きすぎることもあり、そのかわりのように通りにさまざまなモニュメントが造られる。街路灯がその役割を果たすこともあるし、彫刻を点在させることもある。
 街の雰囲気にあっていたり、ミスマッチだったりといろいろ面白い。作る側・デザインする側と利用する側、歴史性と現在性、いろいろの要素があるが、ミスマッチも含めてアハハ・ウフフと笑い飛ばしてしまうくらいの度量がないと、旅行の楽しみ方の達人にはならないのだろう。

 このパセオ通りのデザインは落ち着いていて私などには受け入れやすいデザインだ。