ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」

2009年03月11日 | 映画
前作「チーム・バチスタの栄光」から1年後の同病院を舞台にした作品。原作の3作目に当たります。
まず、俳優人が魅力。何より堺雅人の存在感は圧巻です。そこに、とぼけた調子の竹内結子と、強引な阿部寛がタッグを組みます。他の俳優達もそれぞれしっかりと役割を画面に出していて、リアルな人間像を描いていると感じられました。

病院内の不正な収賄事件を追いかけながら、救急救命の現実と理想が語られます。
殺人事件が起き、ことは病院内部の問題だけではなくなってしまいます。
そして、最後には大きな事故災害が発生し、ドラマチックな展開が更に加速して行きます。

シナリオや演出は見事で、俳優人も無駄なく貢献しています。とても見応えのある映画に仕上がっていました。
綺麗に謎を解明し、スリリングなドラマも段階的に展開し、そして最後に愛と笑いを残してくれました。

心配していた手術や流血シーンはほとんどなく、序盤に開胸して心臓マッサージをするシーンでメスや開口の器具が使われる程度です。


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