日本でも多少話題になっていたであろう台湾映画『海角7号』を観た。
何故話題になったかというのは、日本人女優が主役だからだ。
それと、物語の重要な場面設定になっているのも日本人だからだ。
そのストーリーであるが、
台湾人と日本人の二つの恋愛話を軸に展開していく。
一つは、戦争時(戦後間もない)の恋愛。
そしてもう一つは現在の恋愛。
とはいえ、戦争時の恋愛が画面で描かれるわけではない。
戦争で引き裂かれた二人(台湾女性と日本人男性)の恋は、
男性が書いたものの結局は出すことのなかったラブレター7通で描かれる。
そのラブレターは男性の死後に家族がタンスの奥に発見したもので、
それを読んだ家族が、台湾の女性にあてて送ったというものであった。
しかし、いかんせん住所が古く、女性の住む場所が特定できないという状況。
そして、それを配達しようとしていたのが現在の主役男性(梁文音が演じる)。
このポストマンと恋に落ちるのが、日本人女優田中千絵となる。
これが現在の恋愛話。
この二つの恋愛話が絡み合い、
さらに日本人歌手中孝介の海辺コンサートのために、
その村でバンドを結成して前座を務めるという物語が加わり、
最後の海辺コンサートで大団円を迎えるという感じ。
この映画のテーマは「言葉」であろう。
届かなかった「手紙(言葉)」、
音楽に載せて伝える「歌詞(言葉)」、
そして、中国語(台湾語)と日本語。
とても微妙で繊細な感じがする。
最後には大団円だってわかっているのに、泣いてしまった。
ラストへの盛り上げ方もよくわかっていらっしゃる、って感じ。
それにしても、
地元住民はみな台湾語を話しているため、さっぱりわからない。
一応、字幕はついているんだが、全然読み方が違っている。
一番わかりやすい中国語を話していたのが、
日本人の田中千絵だというんだから、想像もつくだろう。
それと、彼女が酔っぱらって暴れたシーン。
気持ち、よ~くわかるねえ。
海外で中国人にまじって仕事をしていると、
あんなことを言いたくなったりするもんだよね~。
そこに強く共感をした。
(多分、日本で観てたらわからないと思いますが)
興味があったら観て頂戴。
損はしませんよ。
*題名は、映画を観るとわかります。
何故話題になったかというのは、日本人女優が主役だからだ。
それと、物語の重要な場面設定になっているのも日本人だからだ。
そのストーリーであるが、
台湾人と日本人の二つの恋愛話を軸に展開していく。
一つは、戦争時(戦後間もない)の恋愛。
そしてもう一つは現在の恋愛。
とはいえ、戦争時の恋愛が画面で描かれるわけではない。
戦争で引き裂かれた二人(台湾女性と日本人男性)の恋は、
男性が書いたものの結局は出すことのなかったラブレター7通で描かれる。
そのラブレターは男性の死後に家族がタンスの奥に発見したもので、
それを読んだ家族が、台湾の女性にあてて送ったというものであった。
しかし、いかんせん住所が古く、女性の住む場所が特定できないという状況。
そして、それを配達しようとしていたのが現在の主役男性(梁文音が演じる)。
このポストマンと恋に落ちるのが、日本人女優田中千絵となる。
これが現在の恋愛話。
この二つの恋愛話が絡み合い、
さらに日本人歌手中孝介の海辺コンサートのために、
その村でバンドを結成して前座を務めるという物語が加わり、
最後の海辺コンサートで大団円を迎えるという感じ。
この映画のテーマは「言葉」であろう。
届かなかった「手紙(言葉)」、
音楽に載せて伝える「歌詞(言葉)」、
そして、中国語(台湾語)と日本語。
とても微妙で繊細な感じがする。
最後には大団円だってわかっているのに、泣いてしまった。
ラストへの盛り上げ方もよくわかっていらっしゃる、って感じ。
それにしても、
地元住民はみな台湾語を話しているため、さっぱりわからない。
一応、字幕はついているんだが、全然読み方が違っている。
一番わかりやすい中国語を話していたのが、
日本人の田中千絵だというんだから、想像もつくだろう。
それと、彼女が酔っぱらって暴れたシーン。
気持ち、よ~くわかるねえ。
海外で中国人にまじって仕事をしていると、
あんなことを言いたくなったりするもんだよね~。
そこに強く共感をした。
(多分、日本で観てたらわからないと思いますが)
興味があったら観て頂戴。
損はしませんよ。
*題名は、映画を観るとわかります。