蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

よく左にあります。情がになるのは右。

2009-05-07 23:46:32 | テレビ・映画
全くもって意味不明。

田中麗奈はあまりドラマに出ない。
特に連続ドラマには出ない。
日本では『猟奇的な彼女』くらいだと思う。
初主演!なんてことでちょっと話題になったと思う。

だけど、実はそれより前に連続ドラマに出ている。
しかも、ちゃんとしたヒロイン役として。
それが中国ドラマ『愛在左 情在右』。

田中麗奈は日本人役。
ある理由から弟と二人で中学生の時に中国にやってきた。
そのためか、中国人名(陳美顔)も持ち、中国語もネイティブ。
もちろん、中国語自体は吹き替え何だけど。
(だけど、麗奈ちゃんは何となくそれ風に口を動かしています)

ストーリーは、まあ、有り体に言えばよくある話。
田中麗奈とその親友の女性二人と、
イケメン二人のちょびっと入り組んだ恋愛模様。

イケメンは何となく細川茂樹似と伊藤英明似。
家電マニア細川は、小さなパソコンショップを営む庶民。
それに対し、マジックマッシュルーム伊藤は、麗奈ちゃんの勤める会社の若社長。
はじめは伊藤が麗奈ちゃんに一目惚れし、交際を申し込む。
一方、細川は実は麗奈ちゃんと同じ中学の先輩で、その当時から気があったことに気付き・・・・・。
そんでもって、麗奈ちゃんの親友がちょこちょこ絡んでくる。

なんて感じ。
日本だったら必ず性的な描写があるが、それは中国のこと。
全くそんなものはなく、ひたすらいい大人がプラトニック。

書いてしまうと単純だが、
このドラマの肝は実はもう一つある。
麗奈ちゃんの弟は実は知的障害者。
その弟と家電ライダーのおじいちゃんとの心の交流話がある。
これがとてつもなくほのぼのとしており、
そして最後にはお涙頂戴物にまで発展する。

全20回で、途中中だるみもあったが、
最後まで楽しんで見られた。
彼女の住む家がなかなかおしゃれでそれも見物。

日本ではやらないのかしらん?

*ちなみに件名の文章。DVDのパッケージに書いてあった言葉。
たぶん、中国語題を日本語に訳したつもりなんだと思う。

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