shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

角田山お花見ハイキング(新潟県新潟市)(前編)

2022-04-01 06:15:27 | みんなの花図鑑
3月29日、旅の3日目は、この旅のメインイヴェントとなる角田山(かくだやま、標高482m)ハイキングです。
前編では登山口から山頂に至るまでの様子をお知らせします。

角田山には公式登山道が7つと、私有地が含まれる非公式登山道が3つあります。今回は登りに海抜0mから出発する「灯台コース」、下りに非公式の「桜尾根コース」を利用しました。

「灯台コース」は一旦波打ち際まで下りて、海抜0mから登り始めます。そして灯台までは急な崖を登って行きます。
 

灯台まで登ると、海の向こうに佐渡島と最高峰の金北山(きんぽくさん、標高1172m)がよく見えました。(金北山の写真は下山後に望遠レンズで撮ったものです。)
 

今回歩いたルートです。出発は6時ちょうどで、カタクリの開花には早いのですが、下山ルートを歩くころには開いているとみての出発です。
 

さて「灯台コース」の特徴は、何を置いても急登の連続です。登るに従い灯台が徐々に下の方に見えていきます。
 

また、いくつもの小ピークを越えていくので、アップダウンが続きます。
 

目指すお花が現われるのは、標高350m辺りからです。
それまではスゲの仲間やオヤマボクチ(キク科ヤマボクチ属の多年草)の実を眺めながら歩きました。
 

ヤブツバキが所々で咲いていました。


さて、標高350m辺りから、お目当てのカタクリやキクザキイチゲが現われました。しかしまだ時間が早いので花は開いていません。これは想定内です。
 

まだ眠っているカタクリとキクザキイチゲも、それなりにいいものです。




オオミスミソウの群落も出てきましたが、まだ花が閉じています。


今回は下りの「桜尾根コース」が花のメインになるので、先ずは山頂まで行くことにしました。
7時34分五ヶ峠コース分岐を通過、7時39分湯之腰コース分岐を通過、7時48分桜尾根コース分岐(桜尾根コースの標識なし)を通過し、山頂には7時52分に着きました。
 

 

広々とした山頂には誰もいませんでした。独りベンチに腰掛け、バームクーヘンを食べ、紅茶を飲み、10分ほど過ごして下山しました。
「桜尾根コース」は4年前にも歩いています。どこにどんな花があるのかも、だいたい覚えています。ベストポイントで時間を取るのが良いと思いました。
 

角田山お花見ハイキング(新潟県新潟市)(後編)に続きます。

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12 コメント

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Unknown (なつみかん)
2022-04-01 07:05:41
おはようございます。
いよいよハイライト!かと思いきや、明日に続く‥
もう、気をもたせはりますね〜(笑)

新潟に晩秋に行った時、今度は春に行きたいと心から思いました。
その新潟に行かれたshuさん、明日の記事が楽しみです♪

それにしても灯台までの急坂、その後も、灯台をあっという間に下に見て、何度もアップダウン繰り返し登る山道‥
ハイキングと書かれていますが、私にはとても無理そうです(>_<)
お写真拝見して、行った気分にならせていただきますね〜
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なつみかんさん おはようございます (shu)
2022-04-01 07:29:18
早速コメントをいただき、ありがとうございます。
ごめんなさい。お花の写真がいっぱいなので、後編でまとめてご覧いただくことにしました。

角田山に7つある公式登山コースのうち、唯一「難コース」となっているのが灯台コースです。
明日の記事に、新潟市西蒲区による角田山の公式HPを載せますので、ご覧くださいませ。
なになに、明日まで待てません。では、こちらです。
https://www.city.niigata.lg.jp/nishikan/about/kankou/kakudayama/index.html

緩やかで山野草も楽しめるコースもあるようです。
大山に登られたなつみかんさんなら、どのコースも大丈夫だと思いますよ。
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角田山登山 (fukurou)
2022-04-01 08:05:06
shu様
おはようございます。
sshuさんにとっては登山ではなくハイキングなのですね。(笑)
海抜0mからの登りと言うのも面白いですね。
確か、田中陽希さんが開聞岳などでやっておられました。
標高482m正味登るわけですね!
日本海から登る山は急登の連続と言うイメージがあります。
花たち皆さんまだお休みの時間ですね。
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fukurouさん おはようございます (shu)
2022-04-01 09:12:04
いつもコメントありがとうございます。
この山は10時に登り始めると、ゆっくりお花を観ながら歩いて、山頂に12時に着きます。
山頂で食事をしながら1時間ほど過ごし、下りも2時間かけて下りると3時に下山となります。
歩きながら、きれいに咲きそろった花々を堪能できます。

ところが旅人には次の計画がありました。猪苗代湖でカモを観ることです。
そのためには11時には新潟を出なければなりません。
何とも欲張りなプランでした。

仰るとおり、日本海の海岸線から登る山は、どこも登り始めが急登ですね。
たいてい崖を登るような感じです。その分、景色はいいですね。
波の音を聴きながら登れる山、けっこう好きです。
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ハイキング (ninbu)
2022-04-01 09:48:56
shuさん、おはようございます。
標高482mの角田山をハイキングされたわけですか~。
私から見ると、かなり険しい山登りのような気がします。
カタクリやキクザキイチゲは、日が昇る前なので開花していないし、
オオスミソウも開花前ですが、後編で開花した花を期待できそうですね。(^.^)
この時間帯はまだ誰も山に登る人はいないようですね。
shuさんが下るころには、登ってくる人が増えるのでしょうね。
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今日は新潟 (さざんか)
2022-04-01 11:21:04
shuさん、こんにちは。
今日は新潟からですか。
角田山、482mと言えども海抜0mから登るのは大変ですね。
ハイキングどころか厳しい登山ですね。
佐渡には高校生の頃行ったことがありますが、殆ど覚えていません。
11時に新潟を出るため、早朝から登られて、お花もまだ眠っていますね。
カタクリもオオスミソウも、閉じていても綺麗です。
山頂も独り占め。
下りのコースで色んなお花が出て来るのでしょうか。
楽しみです。
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ninbuさん こんにちは (shu)
2022-04-01 12:02:48
いつもコメントをいただき、ありがとうございます。
この日の日の出は5時半過ぎで、6時にはすっかり明るくなっていました。
カタクリの開花は、日照よりも温度に影響を受けるようです(温度傾性といいます)。チューリップも同じ性質を持っています。
私が登り始めた時の気温は3℃でした。この温度ではカタクリは閉じています。
では、いつ開くかというと、自信はなかったのですが、経験から2時間ほどすれば開くだろうと思い、出かけました。
結果は明日のブログでご覧くださいませ。

仰るとおり、私が下る際に次から次へと人が登ってこられました。
だいたい私と同年齢か、それより上の方が多いように見受けました。
独りの方は少なく、たいていはグループなので、狭い道で交差するのに時間がかかりました。
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さざんかさん こんにちは (shu)
2022-04-01 12:12:06
いつもコメントありがとうございます。
久しぶりの山歩きだったので、いきなりの急登はきつかったです。
途中からは風も出てきて、低山の割に山の雰囲気が濃かったです。

佐渡島がきれいに見えました。佐渡の山々はまだ真っ白でした。
高校生の頃と仰ると、修学旅行ですか?
私の高校では生徒が自由に行き先を決められたのですが、佐渡は海が荒れると帰って来られないのでダメでした。
未だに佐渡へは行ったことがありません。

前回角田山へ行った際は、レジャーシートを敷いたグループで賑わっていました。
今回は火曜日なので空いていると思ったのですが、後から次々と人が来られたので、お昼ごろは賑わいそうです。
さて、明日のブログではお花をご覧いただけるよう、準備したいと思います。
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こんばんは^^ (attsu1)
2022-04-01 18:36:30
shuさんは、行く範囲が広範囲、
日本中の山々を知っていて、行かれているんですね(@_@)
灯台から登るなんて景色良さそう~
眠っているカタクリとキクザキイチゲ、趣ありますね。
オオミスミソウ含め、これから春真っ盛りを迎えるんですね。
そんな新潟の初春を楽しませていただきました^^

余談
新潟県は、両親の故郷なので、子供の頃から、
何度も行っています。
海沿いでは無く、新幹線の駅だと、浦佐になります。
親父は、ことあると八海山の話をします。
行かれたことありますか?
4年前になりますが、ロープウェイに乗ったんです・・・夏なので季節は、違いますが、
お時間あるときにでも
https://blog.goo.ne.jp/breezemaster/e/b85a077950e3734a1244691942060912
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attsu1さん こんばんは (shu)
2022-04-01 18:56:19
いつもコメントをいただき、ありがとうございました。
今回、赤城インターから湯沢インターまでは高速を使いましたが、その後は国道17号を走りました。
新幹線の浦佐駅のすぐそばを通りました。左側にありましたよ。attsu1さんの郷里だということを覚えていました。
魚野川は雪解けの水をいっぱいに集めて、夏とは全く違う表情でした。
そんな急流の魚野川でしたが、場所によってはカモが休んでいました。残念ながら車を停める所がなく詳しく見ていません。

八海山RWのビデオを拝見しました。2018年当時からブログに動画を入れておられたのですね。
RWは自分が動かなくても画像が変わるので、動画を撮るにはいいですね。
今回、新潟で残念だったのは、まったくお酒を飲まなかったことです。
今、それを思い出しました。
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