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shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

植物クロスワード34『木偏(きへん)の漢字』

2023-04-10 05:30:00 | クロスワードパズル
今回は木偏(きへん)の漢字と木偏の漢字を使った熟語の読みをクロスに埋め込みました。ひとつだけ木偏ではなく草冠(くさかんむり)の植物が入っています。それは「実葛」です。
実葛はマツブサ科の常緑蔓(つる)性の木本ですが、蔓も葛も草冠です。葛はくずとも読みますが、植物のクズはマメ科の蔓性草本です。ちなみにクズという名は大和(奈良県)の国栖(くず)がくず粉の産地であったことに由来しています。
木本ですが蔓性なので、草冠の漢字を当てられたのでしょう。他には藤(フジ)や蔦(ツタ)も木本ですが草冠です。
さて、クロスワードに戻りましょう。
・樹木の種名表す場合は、科・属名と特徴を書いています(属名が種名と同じ場合は科名のみ記載)。
・樹木の属名を表す場合は、科名と特徴を書いています。
・樹木の科名を表す場合は、代表的な属名を書いています。
樹木の説明は、山渓ハンディ図鑑またはウィキペディアを参考にしました。
お馴染みの漢字が多いと思いますが、中には難読のものもあります。推理を働かせて挑戦してみて下さい。


■タテのカギ
1 「柏」は種名で、ブナ科コナラ属の落葉高木。高さ15m、直径60cmほどになる。葉は互生、長さ12~32cm、幅6~18cmの倒卵状長楕円形で、先端は鋭く尖り、基部はやや耳状に張り出す。縁には波状の大きな鋸歯がある。
2 イギリスの略称。
3 「椰子」は科名。シュロ属などがある。
4 入れ歯のこと。
5 「実葛」はマツブサ科の属名が同じ種名で、マツブサ科の常緑蔓性木本。葉は互生、長さ5~13cm、幅2~6cmの楕円形または卵形。縁にはまばらに鋸歯がある。
7 「楢」は小楢の別名。小楢は種名で、ブナ科の落葉高木。高さ20m、直径60cmほどになる。葉は互生、長さ5~15cm、幅4~6cmの倒卵形で、先端は鋭く尖り、基部はくさび形。縁には大形の尖った鋸歯がある。
9 「檀」は真弓とも書く種名で、ニシキギ科の落葉小高木。ふつう高さ3~5mになる。葉は対生、長さ5~15cm、幅2~8cmの長楕円形で、縁には白い縁取りがある。
10 「椨」は――ノキの別名。――ノキはクスノキ科の属名が同じ種名で、常緑高木。高さ20mほどになる。葉は互生、長さ8~15cm、幅3~7cmの倒卵状長楕円形で、全縁。先端は短く尖り、基部はくさび形。
11 「柃」は姫榊とも書く種名で、ツバキ科の常緑低木または小高木。葉は互生、長さ3~7cm、幅1.5~3cmの楕円形~倒被針形で、先は鈍く、基部は鋭形。縁には浅い鋸歯がある。
13 「柿」は――ノキの別名。――ノキは科名・属名が同じ種名で、落葉高木。高さ10mほどになる。葉は互生、長さ7-15cmの広楕円形~卵状楕円形。先端は急に尖り、縁は全縁。
15 「白樺」の標準和名では○○○ン○であるが、一般的に○○○○と呼ばれる種名で、カバノキ科カバノキ属の落葉樹。高さ10-25mほどになる。葉は互生、長さ4-9cmの三角状広卵形で鋸歯がある。
16 「柾」は正木とも書く種名で、ニシキギ科ニシキギ属の常緑低木。高さは1-5mである。葉は短い葉柄をもって対生し、葉身は倒卵円形から楕円形で、長さ3-8cm、幅2-4cmになる。
17 「桜」はバラ科の属名。落葉高木で、果実は黒く熟すものが多い。
20 「栴檀」は科名・属名が同じ種名で、落葉高木。ふつう高さ5-10mだが20mに達するものもある。葉は互生。長さ30-80cm、幅25-70cmの2~3回奇数羽状複葉。小葉は長さ3-6cm、幅1-2.5cmの卵状楕円形。先は長く尖り縁に不揃いな鋭い鋸歯がある。
22 将棋で、飛車が成ったもの。
24 「桂」は科名・属名が同じ種名で、落葉高木。大木では高さ30m、直径2mに達するものもある。葉は互生。長さ5-15cm、幅4-13cmの広卵形。ふつう上部は3裂し、裂片は鈍頭。縁は全縁。
26 連続する2枚の空中写真をもとに――機を使って、地形図に表示する道路、等高線などの正確な位置や高さのデータを取得する作業。(国土地理院のHPより)
28 細胞――、鼓――、角――。

■ヨコのカギ
1 「楓」は種名が同じ属名で、高木または小高木。ほとんどが落葉性だが、まれに常緑のものもある。葉は対生。
3 「柳」は科名が同じ属名で、落葉性の木本。高木から低木、ごく背が低く、這うものまである。
6 「椎」はブナ科の属名で常緑高木。雌雄同株。果実は堅果で翌年の秋に熟す。
7 「梨」はバラ科の属名。落葉高木また低木で、果実は――状果で果肉に石細胞(細胞壁にリグニン、ペントサンなどの物質が蓄積し石のように硬くなったもの)が多い。
8 全国で2番目に人口が少ない県。2月22日を「竹島の日」と定め、毎年式典を開いている。
10 「楤」または「桵」は、――ノキの別名で、ウコギ科――ノキ属の落葉低木。新芽が山菜として有名な――の芽(楤芽)で、天ぷらなどに調理されて食べられる。
12 「床」。トコではない。
13 「株」。
14 高知県南西部に位置する市名。四国島内で唯一、航空自衛隊の基地がある。
16 「槇」または「槙」は科名が同じ属名で、常緑の高木まれに低木。雌雄別株。雌花の鱗片は花のあと肉質になり、種子全体を包んで核果(種子を包む内果皮が硬化して核となり、核を囲む中果皮がふつう多肉質となる果実)状になる。
18 ――元気、――まわり、――手形。
19 「木石漢」はヒト科ヒト属で、人情や男女間の情を解さない男のこと。
21 「桐」はゴマノハグサ科の属名が同じ種名で、落葉高木。高さ8-15mになる。葉は対生。長さ15-30cm、幅10-25cmと大きく、浅く3~5裂して三角状や五角状になる。
23 トライアスロン競技で最後に行う種目。
25 「柚」はミカン果ミカン属の常緑小高木。高さは4mほどになる。ミカン属の中でもっとも耐寒性が強く、年平均気温12~15℃の涼しい気候を適地とする。
27 WBC侍ジャパンで活躍した、ダルビッシュ投手の愛称。
28 「松」は科名が同じ属名で、常緑高木ときに低木。葉は針状の葉と膜質の鱗片状の葉の2型がある。
29 「防火林」は森林や家屋などの周囲に、火災の延焼を防ぐために設ける樹林帯。火に強い常緑広葉樹・落葉広葉樹などを植える。
30 「枕」。

正解は4月12日にアップします。それでは、どうぞお楽しみくださいませ。


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2 コメント

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気付きませんでした (さざんか)
2023-04-11 13:22:27
10日に2つ投稿されたので、クロスワードに気付きませんでした。
木の漢字ですね。
色々趣向を変えて作られて、お疲れ様です。
花の名前を当てるのよりは楽かも。
挑戦してみます。
回答はもう明日ですね。
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さざんかさん こんばんは (shu)
2023-04-11 19:54:18
コメントありがとうございます。
今回は私のミスで、10日にクロスワードと嶺公園の記事を5秒違いで上げてしまいました。
皆さまがお気づきにならないのが当たり前です。
それでも先ほどみたら、いいねが6つもありました。
わざわざ探して下さった方がいらっしゃるようで、頭が下がる思いです。
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