(八百屋「ぶらくり ふるさと館」前で、店主の山本哲也さんと。)
日本サッカーの2年ぶり4回目のアジアカップ優勝の興奮冷めやらぬまま、今日の活動をスタートしました。
午前10時から、民主党推薦の県議会議員片桐あきひろさんの事務所開き。和歌山市内も朝は零度でした。
寒い中、大勢の応援団が集まってくれました。片桐県議とは6年前の選挙から応援していただき、和歌祭りでの武者行列から、フラメンコ協会、いろんなボランテイア活動も一緒にやってきました。
私も応援団の一人として、激励の演説をさせてもらいました。
その後、ラジオ番組の収録。そして、和歌山市の公民館フェステイバルに。
私も、浪人中、広瀬地区の公民館のダンスサークルメンバーとして一度、出演しました。その後、忙しくて、練習に行けず、今年も客席からの応援のみ、、残念。
http://blog.goo.ne.jp/shu0712/e/dfc2031be5b4238c716c273f7f500665
市民の生活の中に、地域の公民館の活動が根を下ろしているのがよくわかりました。消防団活動もそうですが、「新しい公共」に対して、「なつかしい公共」なのですね。
そして、、、シャッター通りとならないように頑張っている商店街「ぶらくり丁」に新しく開店した八百屋さんに!
「ぶらくり ふるさと館」では、契約農家から直接仕入れた新鮮な野菜のほか、果物の量り売りをしています。私の子どもの頃は、八百屋のおじさんと値切る母親が掛け合いしながら、「奥さんにはかなわんなあ、、、にんじん一本、まけとくわっ!」なんて、ふつうでした。
そんなお店にしたいとのこと。写真の山本哲也さんと共同経営者の中村尊泰さんは私の一年先輩。
昭和30年代の八百屋さんの雰囲気を知っている世代。だからこそ、商店街の活性化に、会話の成り立つ八百屋さん!だそうです。
契約農家からは、有機認定の野菜も。「でも、認定をとるにはお金がかかるので、実際に有機農法の農家なら、認定なしでも売りたいな、、、。」と山本さん。
その他、梅干しや金山寺みそなど和歌山の名産品がいっぱい。
元の映画館「シネマプラザ築映」の前です。和歌山の皆さん!ぜひ立ちよってくださいね!
27日、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は日本の長期国債の格付けを「ダブルA」から「ダブルAマイナス」に1段階引き下げました。
「トリプルA」が米国、英国、ドイツ、フランス。「ダブルAプラス」がニュージーランド。「ダブルA」がスペイン。日本は4番目の格付けに降格。仲間は、サウジアラビア、中国、台湾です。
公的債務残高がGDPの200%を超えていることに加え、衆参のねじれ現象で、大規模な財政再建策が実施されないだろうとの見立て。
かなり厳しい指摘です。
これまでは、先進国ではずば抜けて高いGDP200%超の財政赤字があってもマーケットは「暖かく見守って」いたのです。
現内閣が、6月までに、社会保障と税の抜本的な改革案をとりまとめようとしています。しかし、国債が税収を上回る予算を2年連続でつくってしまったことにも原因があるのは確かです。
そして、そもそも毎年30兆円を超える借金を増やし続けてきたこの10年間の財政運営もおかしかったのです。
今、自分たちが使っている社会福祉の財源を、子どもや孫につけ回していた鈍感さに、マーケットが警告を鳴らしている。
先週から、民主党の社会保障と税に関する抜本改革調査会と税制改正PTの合同会合がスタートしました。
本来、消費税を使うことが決まっている年金、介護、老人医療の予算17兆円だけでも消費税でまかなうようにしなければ、格付けはさらに下げられることは確実です。
このルールが決められたのは自民党政権時代です。もう野党も与党もありません。勇気を持って国民の皆さんに説明するしかありません。
次原悦子さんは、中田英寿さんのマネージングで有名な「サニーサイドアップ」の社長さん。
日本サッカー協会のご縁で、昔から、お世話になっています。
彼女が昨年出版した本が「踏切に消えたナオ」(幻冬舎、2010年12月18日)。
今、児童養護施設に注目が集まっています。タイガーマスク現象とも言われる児童養護施設への寄付のブームからです。
3歳から18歳までの子どもたちを預かる施設です。
私は、浪人中に児童養護施設に出会いました。それまで、恥ずかしいことですが、施設の存在を実感を持って知ることはありませんでした。
http://blog.goo.ne.jp/shu0712/e/b3893af2dedfcf082da6ee65a2069ce9
http://blog.goo.ne.jp/shu0712/e/d7a4b5f887d6a41191fcb177095f4727
次原さんが、施設で出会った「ナオ」は15歳で児童養護施設を出てから、ホームレスになりました。そして、次原さんと再会した2ヵ月後に19歳で自殺します。
児童養護施設は、もともと戦災孤児のための施設でしたが、今では、虐待(ネグレクトを含む)の子どもたちが一番多いのです。
そして、高校に行かなかったら15歳で施設を、いずれにしても18歳で、施設を出なければなりません。
ずーと施設で育った彼らが、突然、社会に放り出されます。うまく適応できる子どもの方がまれです。でも、施設には帰れません。
施設に居る間はまだ救いがあります。友達も先生もいます。
施設を出てから、この子たちをケアするシステムを作らねばなりません。それが政治の仕事です。
今日、次原さんや朝日新聞の山田厚志さんたちと会って、運動を起こそうと話し合いました。タイガーマスクを一過性のブームで終わらせてはいけない。
その思いでスタートします。
(伊勢丹新宿店の地下一階のフードコートでのイベントです。中心屋の斎藤社長と記念撮影。)
今日は、衆議院本会議で代表質問の日でした。午後1時から4時間コースです。
午前中は、外交安全保障調査会の役員打ち合わせに出てから、新宿に向かいました。
伊勢丹新宿店の「フードコレクション和歌山特集」に行くためです。
http://www.depachika.com/event/3/index.html
私の応援団の仲間が出店していますので。
和歌山市からは、カネナカ水産、中心屋、シエスタ、川常水産が出店。岩出市ですが、松牛さんも。
午前中なのに、大勢のお客さんが並んでいました。うれしかったですね。東京のど真ん中、新宿の、、、しかも伊勢丹デパートですよ、、、、。
和歌山のなじみの深いお店が、得意の料理を提供して、東京のお客さんが列を作ってまで、お買い上げいただける!!! 感動しました。
中心屋では、だし巻き卵の実演も。
シエスタでは、有名なチーズケーキとはちみつロールケーキを販売。山添社長も参加。
カネナカ水産では、釜揚げしらすとクエ鍋セット。
川常水産では、魚フライと吟醸酒粕漬。
松牛は、当然!コロッケ!
食べる暇はありませんでしたが、楽しいひとときでした。
その後、国会に戻って、衆議院本会議の代表質問に。4時間コースでしたが、15分くらいは短縮されました。
それでも、お尻が痛くなりました。
4時間や5時間立つのは平気です。でも、4時間座っているのは苦痛でした、、、、涙。
文字通り、「お尻が痛い」のです。
明日は3時間コース。
お尻が痛くならないように、座り方を工夫します、、、、笑。
昨日から、第177通常国会が開幕。菅直人総理の所信表明演説でスタートしました。
26、27の両日、代表質問で、来週から衆議院予算委員会。
私は、今国会も財務金融委員会、内閣委員会、災害対策特別委員会に所属します。
政調会長補佐や党税調の役員も引き続きますので、金帰月来の忙しい議員活動が復活します。予算関連法案の成立が至上命題です。特に、財務金融委員会では税制改正法案が審議されますので、責任重大です。
、、、、と、肩に力が入ってしまいがち、、、汗。
そんなところに、「書経」の勉強会で講師をしていただいている田口佳史先生からご近著、「老子の無言」(光文社、2011年1月25日)をいただきました。
中国古典の大家である田口先生が、25歳でタイのロケ先で瀕死の重傷を負い、死の淵から生還した時に触れたのが「老子」だったそうです。
本書は、慶応丸の内シティーキャンパスでの講義をもとに編集されたものです。
ですから、話口調でわかりやすい、しかし、奥の深い本です。国会議員数名で毎月、田口先生から「書経」のてほどきをいただいていますが、わかりやすく説明してくださいます。
本を読みながら、肉声が聞こえてくるようでした。
「老荘思想」を田口先生は「生きてるだけで百点!ほかに望むことは何もない。」との一言に集約されています。うーん。どうもその境地には、、、、、難しそう、、、苦笑。
「上り坂の儒家、下り坂の老荘」とも教えていただいています。
そして、イチロー選手は老荘思想の体現者だとも。「はずす」という手法。力ずくではないパワーを見つけ出して活用する「イチローモデル」は、日本が世界で仕事をする時に活用できるとのこと。
内容は、私の下手な要約よりもお読みいただくしかありません。なお、昨年、儒家の思想について、「論語の一言」(光文社、2010年4月20日)を出版されています。合わせてお読みください。
http://blog.goo.ne.jp/shu0712/e/d68c7c76bd0b7f797d8731d21682604d
さて、肩の力を抜いて、老荘の精神で国会を乗り切ります、、、、、ちょっと無理かな、、ww。
(元西武ライオンズの東尾修さんと記念撮影)
今日は、和歌山県から6人目の野球殿堂入りした。東尾修さんの祝賀会に参加してきました。
県立箕島高校のエースとして、甲子園でベスト4に輝きました。
当時、私は小学生でしたが、あこがれの人でした。私は柔道少年でしたが、みんな三角ベースで野球をしていましたから、、、。
甲子園大会中はテレビに釘付けでしたね。
そんなあこがれの東尾修さんとツーショット。
東尾さんは最後の250勝投手と言われています。日本シリーズのMVP、パリーグMVP2回。監督としてもリーグ優勝。「ケンカ投法」でも有名です。
会場は高校野球関係者でにぎわっていました。
東尾さんのご家族も来ておられました。 、、、、ん?
つまり、お嬢さんの東尾理子さんと旦那さんの石田純一さんも来てました。
私は、けっこうミーハーなので、周平応援団の皆さんと、記念撮影。
理子さんはおきれいで、石田さんもやっぱりカッコ良かったです。
おそらく、参加した皆さん、東尾さんと理子さん&石田さんと記念写真を撮ったはずです。でも、理子さん&石田さんはほとんどお食事されていませんでした。スターも大変ですね。
忙しい毎日の中で、少し息抜きできたような気がします。
主催していただいた箕島高校野球部OBの皆さん有難うございました。
(今年のゼミ生、真崎亮さんと小林暢秀さんの二人。公共政策研究科修士1年生。)
先週末は、木曜日と金曜日の二日間、終日、大学の教員稼業に戻りました。
大学の先生を本格的に始めたのは、1995年にプリンストン大学に行ってから。「日本経済論」を教えました。
この時の、英語のできない中年おじさんの苦闘を描いた「中年英語組」(集英社新書)がベストセラーに、、、、苦笑。
帰国後、大蔵省の官僚をやりながら、埼玉大学の経済学部で講義を続けました。現役官僚で、大学教授を兼任したのは珍しい時代でした。
その後、東京駅前の埼玉大学サテライトキャンパスで大学院生を担当。中国の山東大学経済学院の客座教授も引き受けて、年に一回は講義に行きました。
教えるためには、勉強しなければいけないので、強制的に知的刺激を受けるには、大学の「客員教授」稼業は最適です。「客員」なので「教授会」に出る必要がありませんし、、、、、笑。
今回の講義は「市ヶ谷田町キャンパス」。市ヶ谷駅近くの高層ビルです。教室の窓から、スカイツリーが見えました。
私のゼミは2泊3日の合宿講義なので、いつも少数精鋭。今年は、特に少なくて二人。こうなると、「寺子屋」ですね。朝から晩まで、昼飯も一緒に食べながら、議論をしていますと、学生さんの人柄もわかって楽しいです。
今年の二人は、将来、政治家、官僚を目指していました。
この二つの職業は、今、若者が目指そうとはしないものです。ぜひ、誰かが担わなければならないパブリックな仕事に挑戦していただきたいものです。
テキストは前のブログで書いた通り、サンデル教授の「これからの[正義]の話をしよう」。
http://blog.goo.ne.jp/shu0712/e/9827636047673ce22a8e079829c8040b
幸福の最大化を目標にする功利主義。自由の尊重を目標にするリバリタリアン。美徳の尊重を目標とするコミュニタリアン。豊富な具体例をもとに、コミュニタリアンの意義を強調し、価値観の違う者同士の共存を訴えるサンデル教授の語り口は楽しいものでした。
ベストセラーになるだけのことは、、、ありますね。
国会開会は来週24日。なので、今週前半は和歌山での活動です。
普段、行けない企業関係へのあいさつ回り。そして、夜は、新年会のはしご。
どちらも、久しぶりにお会いする皆さんに、ごあいさつできるチャンスです。
その合間に、今、ホームページの作り替えをしています。
今のホームページは6年前の最初の選挙の際に、急ごしらえでつくって、その後、継ぎ足してきたものです。そろそろ、きちんと整理しなければと、、、作業中、、、汗。
その作業の中で、政策を整理しています。
細かな政策も大事ですが、それよりも、サンデル教授の「正義論」ではありませんが、そもそもの基本的な考え方を整理しなければいけないと思っています。
日本は今でも、世界第3位の経済大国です。それなのに、国際機関や大学の調査によれば、日本の国民の幸福度はかなり低くランクされています。
また、2007年のユニセフの調査によれば、「孤独を感じる」と答えた15歳の割合は先進国でダントツの1位。2位のアイスランドの2倍以上になっています。
幸福度が低い、そして子どもが孤独だと感じる国、日本。
こんな国家ブランドは願い下げですね。
子育て支援や、少子化対策を考える際にも、「幸福感」という物差しが必要だと考えます。つまり、親、特に女性の皆さんが、イキイキと生きていける社会の仕組みづくりをどうするかを考えるべきです。
日本の女性は子育ても介護も家事も何もかも一人に押しつけられる度合いが、他の国より高いのです。
子どもが、「幸福感」をもって育っていけるかどうかには、お母さんの「幸せ」の状態が大きく関わると思います。
子育て支援や、少子化対策には、母親が一人の人間として幸せを感じながら日々生活できているのかどうかという総合的な視点が必要です。
国民が幸せを実感できる国をつくること。そのためにこそ、細かな政策があるべきです。これは、「言うは易く、行うは難し」です。
政調会長補佐として国家戦略室の担当をしている今、再度、このような視点から政策づくりをすべきだと自らを戒めています。
(21世紀政策研究所研究プロジェクトで来年度税制改正の説明をする岸本周平。)
昨日は、朝から、「新しい公共調査会」と「公務員制度改革プロジェクトチーム」の役員会。
国会開幕に向けて、法案の準備と国会通過のための作戦会議でした。
その後、正午からは21世紀政策研究所の研究プロジェクトに出席。税制の研究会で座長は森信茂樹中央大学教授です。昨年からオブザーバーで毎月参加させていただいています。
今回は、私が講師で「来年度税制改正」の説明をしました。
メンバーは大学の先生と企業の税務担当の皆さん。鋭い質問が飛び交い、勉強になりました。税制改正の内容は、これまでもブログで書いてきましたが、衆参ねじれの状況で、何はさておき法案を成立させることが課題です。
24日から始まる通常国会では、再び財務金融委員会を希望して、法案の可決に貢献したいと考えています。
その後、夕方には和歌山に戻り、新年会。
今日は、小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセルの特別公開のオープニングセレモニーに出席。
http://blog.goo.ne.jp/shu0712/e/a650b9bd7dfb085127307981cd130257
市内の商業施設「フォルテワジマ」で4日間開催されます。島精機製作所が主催。
http://www.forte-wajima.com/event.html#container
午前10時のオープン前から、建物の周りに長蛇の列。中心市街地活性化のためにオープンした「フォルテワジマ」の効果が発揮されました。
公開中は、JAXAのプロジェクトマネージャーの川口淳一郎さんも講演に駆けつけてくれます。
和歌山の子どもたちが大勢参加して、未来の宇宙飛行士や科学者を目指してくれることを期待します。
和歌山が元気になるイベントに感謝です。