岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

和歌山の経済はたいへんです!

2008年01月30日 21時17分17秒 | Weblog
 今日も朝から、フル回転で走り回りました。まずは朝一番で、ある会社の朝礼に呼ばれました。なので、駅での街頭演説はできませんでしたが、食品関係の有力企業での朝礼でしたので、有意義なスタートです。「トヨタの秘密ー五つのなぜ?」のお話しをさせていただきました。

 毎日、街頭演説に加えて、企業訪問もしていますが、聞けば聞くほど中小企業はたいへんです。和歌山市の仕事を受けた建設会社が600万円で受けた仕事が700万円かかって、大損したり、役所の発注が「あつものに懲りて、なますを吹く」のたぐいで、めたちゃくちゃ原価割れだそうです。

 私は官僚時代の2年間に公共調達、とくにITシステムの調達の担当課長でした。日本政府のお馬鹿な調達方法に警鐘を鳴らしたのが、その時です。ITシステムは目に見えないので、大手企業にだまされ放題でした。1万円のシステムを100万円で買わされてもわからない役所もありました。社会保険庁がその典型です。

 ですから、今の道路関係の予算が無駄づかいだらけなのも良く知っているのです。その課長時代に、国際的な学会にも参加して勉強をしました。今の日本は、やるべきことをやらずにやらなくてもよいことばかりをしています。

 たとえば、アメリカでは地方政府(州)の公共事業はその州に本社のない会社は入札に参加できません。なぜなら、その地域の住民の税金を使うわけですから、ほかの地域の会社にもうけさせるのはおかしいという理由です。

 和歌山県の公共事業なのに、和歌山県に本社のない会社に仕事をさせるのは、本来ありえないことなのです。逆に、今は大手ゼネコンが受注して、平均18%の利益を取った残りにペーパーカンパニーをかませて、政治家に表から裏から献金。その残りを地元の業者を泣かせて安くあげさせると言う図式です。許せませんよね。

 地元業者ができないようなそんなに難しい工事ばかりではありません。大手ゼネコンを飛ばして、約2割のマージンを県と地元業者で折半すれば、談合汚職しなくてもみんなハッピーになります。

 和歌山県の仕事は県内の業者、和歌山市の仕事は市内の業者以外には発注しないようにした上で、契約書の内容や単価をすべてホームページで公表すれば、税金の節約と地元企業の振興が両立します。そんなに難しいことではありませんよね!県庁と市役所の職員の皆さん、よろしくお願いします!

コメントありがとうございます!

2008年01月29日 23時33分54秒 | Weblog
 周平のブログに多くのコメントありがとうございます。「自分一人じゃないんだ!」って感覚ほどうれしくて、ありがたいものはありません。「和歌山を変えたい、日本を変えたい。」そんな思いを共有する仲間と一緒だから、浪人生活が3年目になっても、明るく楽しく生きていけるんだと思います。

 今朝は、ほんとうは大勢でチラシを配る予定でしたが、雨のため、中止。それでも、私だけはと、朝6時過ぎにJR和歌山駅の東口に立ちました。雨なので、透明の100円傘を差しながら、街頭演説をしました。

 ところが、誰も来ないはずなのに、途中でドラマーの瀧さんがやって来て、横に立ってくれました。目頭が熱くなりました。ありがとうね、瀧さん。一人で立っている時も、通勤のお客さんからは声をかけていただきました。「一人だけど、一人じゃない。」

 そして、今日も小学生が4人、子どもの方から、「おはようございます!」と声をかけてくれました。保護者の方にそうするように言われているのか、あるいは雨の中、一人で演説しているオッチャンが気の毒に見えたのか?でも、それだけのことで、今日一日、元気いっぱい働けましたから、子供は天使ですね。

 橋下徹大阪府知事が誕生しました。これは政党間の選挙ではなく、候補者個人の戦いだったと思います。もっとも、民主党は党を上げて戦いましたから、負けた責任は負わなければなりません。

 私はテレビニュースでしか見ませんでしたが、橋下さんの演説には「必死さ」を感じました。候補者同士、合い通じるものがあるのです。タレントというだけではない、彼の人間力も勝因の一つだと思いました。やはり、「候補者が感動を与える」しかありません。勉強になりました。

 道路財源については、「周平の政策の窓」で、来週、きちんと整理して発表します。しかし、政治家の皆さんが右往左往している今の状況下で、お腹を抱えて大笑いをしているのがシナリオを書いた霞が関のお役人さんたちです。政治家もマスコミもなんでそんなことがわからないのでしょうか?ああ、悔しいなあ。

今朝がこの冬一番の寒さでした!

2008年01月28日 23時34分29秒 | Weblog
 (支援者にもらったZIPPOの懐炉です。左が本体、右がカバー。おしゃれでしょう!)

 今朝の寒さはこの冬一番でした。今日は、毎週、南海和歌山市駅で朝6時半から街頭演説をする月曜日です。しかし、「ガソリンの暫定税率廃止」のチラシを配布するために、民主党和歌山県連の幹部総動員の召集がかかりました。午前7時から大勢でチラシを配りました。

 私は、気合も乗っていたので、今日は午前6時から一人でチラシを配らせていただきました。前にもこのブログに書きましたが、ボランティアの方に参加をお願いする時には、公式の集合時間よりも30分早く行動するようにしています。だって、当事者ですから当たり前です。

 今日は勢い余って、1時間前に到着してしまいました。写真のZIPPOの懐炉をふところに忍ばせて立ちましたので、身体は暖かいのですが、手の先がしびれます。普段は、事務所のスタッフも含めて、私以外の参加者にはコートと手袋を使ってもらっています。私自身は、変なこだわりがあって、コートと手袋はしません。

 しかし、手袋をしてチラシは配れませんので、参加した皆さんも手の先が痛いほど冷たかったと思います。参加していただいた皆さん、申し訳ありませんでした。民主党の代表の藤本県会議員、幹事長の〆木市会議員、青年局長の山本市会議員も先頭に立ってくれました。

 寒さの中で、一緒に活動した今日のような記憶の共有が、選挙の時には力になるのですよね。今日は、この冬一番の寒さのおかげで、連帯感が高まりました!お天道さまありがとうございました。

公民館フェスティバル

2008年01月27日 18時41分15秒 | Weblog
   (広瀬公民館ダンスサークルの発表!社交ダンス「パソドブレ」)

 昨日も今日も、午前中から街頭演説。週末なので、スーパーマーケットを中心に行いました。ほんまに、寒いですね。今日の午後は、和歌山市民会館で行われた「公民館フェスティバル」に顔を出してきました。

 昨年は、広瀬公民館の同士とともに、サンバを練習して踊ったのですが、今年は選挙が近そうということで、夜の練習に参加できず、出演を断念しました。何とか、本番の応援だけは駆けつけましたが、やはり出演したかたったです。

 「踊るあほうに、見るあほう!」という阿波踊りの文句ではないですが、やはり、観客として観るよりも、舞台に立たないと元気が出ませんね。来年は必ず、参加することを仲間の皆さんに約束しました。頑張ります!

 出し物は、コーラス、民謡、詩吟、大正琴、フラダンスなどです。さらに、同じ市民会館の展示室では書道や、日本画、手芸、陶芸などの作品展も行われており、素晴らしい力作が並んでいました。

 公民館活動については東京に住んでいる時には、全く知りませんでした。和歌山に戻って、3年。地域の中に、消防団や公民館の活動が根付いていることを肌で感じることができています。

 「地域の力」は強いですね。まさに、地方分権のパワーを私は和歌山に戻って、実感できるようになりました。これまで、頭の中で理解して、「地方分権」の話しを大学でも講義したり、霞が関でも「改革派官僚」などとおだてられていましたが、今思えば、当時は全然理解できていませんでした。

 公民館フェスティバルに参加された多くの皆さん!皆さんが地域のパワーの源泉です。私も負けずに、来年は再び、舞台に立ちますよ!

MVPの会

2008年01月25日 23時35分45秒 | Weblog
     (MVPの会で、東海大学の山下泰裕さん、事務局の小田明美さん)

 昨日の続きです。夕方から、MVPの会に参加しました。柔道の山下さんや農業の多田さんなど各界のパイオニアが幹事で、国際派ビジネスマンの今北純一さんを囲む勉強会です。

 Mはミッション、Vはヴィジョン、Pはパッションのことで、今北さんのモットーです。30年以上海外で住み、今はパリ在住。フランスのエア・リキッド社の幹部です。このブログでも紹介した日本IBM主催の「富士会議」のOBメンバーが、同会議の講師だった今北さんを囲んで同窓会を開いたのが最初です。

 今年から私も呼んでいただいた次第です。世の中のために、役に立つにはミッション、ヴィジョン、パッションが必要だというのはよく判ります。私なりにミッションやヴィジョンを持って生きてきたつもりでしたが、落選して浪人している今、私を支えているのは「パッション」だけです。

 毎朝、駅前での街頭演説、その後、スーパーマーケットに回って、今日など粉雪の舞う中で、住宅街の街頭演説は「パッション」がなければやれません。参加者お一人お一人がパッションの固まりのような方々でした。参りました。

 その中のある方が、「MVPプラスアクションだよね。」と一言。全員、賛成。たまにしか、上京できませんが、その時間を無駄にしないよう、しっかり勉強してきます。
 

今朝も冷えました!

2008年01月24日 16時11分39秒 | Weblog
 今朝は、JR和歌山駅の東口で6時15分から2時間街頭演説。けっこう冷えましたね。そして、その東口のバス停から、8時30分発のリムジンバスに飛び乗り、関西空港から羽田に飛びました。

 民主党本部に伺って、衆議院総選挙の時期やら、3区の候補者の件で相談してきました。1区と2区は私、周平と阪口直人さんが公認候補に内定しています。3区は前回の総選挙では候補者を立てて、戦いましたが、今回はまだ決まっていません。ぜひ、3区にも候補者を立てるよう党本部と協力して進めていきます。

 やはり、全県下で候補者を立てて戦わなければ、次の統一地方選挙で、たとえば県会の無風区に民主党系の候補者を立てることが難しくなります。来月から、和歌山県連主催の地方政治スクールが開催されます。多くの応募者がありました。

 和歌山を変えていくための大きな一歩が踏み出されようとしています。「政治は変わる!変えられる!」「和歌山は変わる!変えられる!」人材を誘致して、ソフトパワーで和歌山を元気に!「一日も早く、国政を担い、和歌山のために働きたいな。」と、今朝も街頭演説をしながら、そう思いました。浪人生活860日目の街頭演説でした。

 今日は、この後、民主党の国会議員の方々にお会いして、お話を聞いてきます。夕方には、柔道の山下泰裕東海大学教授と一緒の勉強会に顔を出してきます。山下さんのパワーをいただいてきます。

この冬一番の冷え込み

2008年01月22日 10時39分54秒 | Weblog
 (JR和歌山駅東口の様子。小さいですが、乗降客は多いですよ。)

 週末二日間の肉体労働にもかかわらず、月曜、火曜ともちゃんと早起きして駅に立ってきました。月曜日は南海和歌山市駅、火曜日はJR和歌山駅中央口です。しかし、昨日も、今朝も寒さがこの冬一番でした。

 2時間立ちますので、手の先の感覚が無くなるほどの冷たさです。ホカロンをポケットに忍ばせて、時々暖めますが、、。ホットの缶コーヒーの差入れが有難い瞬間です。でも、20分もすれば缶コーヒーも冷たくなります。そう、そう、最近、支援者の方から、ZIPPOのポケットカイロをいただきました。使い捨てカイロは環境に良くないとおっしゃって、下さいました。おしゃれな外観で、気に入って使っています。

 水曜から金曜は和歌山市内の小さな駅を順番に回っています。写真のJR和歌山駅東口もローテーションの方なのですが、和歌山市内から通勤するお客さんは中央口よりも多いかもしれません。最近は私のお気に入りのスポットの一つです。

 6時台は大阪方面への通勤客でいっぱいです。7時台になると高校生が降りてきます。名前を存じ上げなくても、毎週あるいは時々、朝の駅で顔を合わせていますと、他人のような気がしません。しばらく見かけない方がおられると、「どうしたんだろうか?」と心配になります。

 落選中の候補者に心配されることもないとは思いますが、しばらく振りに駅でお会いすると、何だかホッとします。駅でお会いする皆さま!本年もよろしくお願いします。

桜の植樹と栗の植樹

2008年01月20日 23時02分49秒 | Weblog
(トンガの鼻自然クラブの桜の植樹の準備の日、仲間の皆さんと楽しいお弁当タイム!)

 昨日も今日も肉体労働の日々でした。昨日は、周平も所属する「トンガの鼻自然クラブ」の桜の植樹の準備作業。寒いかなと思いましたが、身体を動かすと案外暖かいものです。例によって、楽しいお弁当をいただきました。女性の皆さんに作っていただいた「豚汁」と「お汁粉」もおいしかったですよ。

 今日は、雑賀崎の元の小学校の跡地に栗の記念植樹をするための準備作業でした。100人以上の人手を集めましたので、あっという間に作業が進みます。こちらはNPOの「和歌浦湾 海業」が主催でした。

 もちろん、昨日も今日も、午後は街頭演説やら、和歌山県東京学生寮の後輩の結婚パーティー、労働組合の新年会、戸別訪問など、体力の続く限り走り回りました。

 二日間、午前中は肉体労働でしたので、今晩はすでにヘロヘロです。悲しいのは、歳をとると筋肉痛は翌日でなく二日後から始まります。きっと、明日の朝は痛いでしょうね。しかも、明日は和歌山でも雪の予報です。どないしょう!

 と、言いながら、きっと明日の朝6時半には南海和歌山市駅の前で街頭演説してるでしょうね。ブログでも書きましたが、この2年半の浪人生活で朝起きられなかったの、目覚まし時計の電池が切れていた一日だけでしたから。

 

 

「シャインみんな輝ける」をラジオの和歌山放送で!

2008年01月19日 19時23分00秒 | Weblog
 このブログでも紹介した「シャインみんな輝ける」の曲が明日の午後4時からの和歌山放送「大人のラジオ」で聞くことができます。この番組は昨年、私も出演させてもらいましたが、パーソナリティーの細江美則さんが「シャインみんな輝ける」の曲に感動してくださり、番組の中で紹介いただきます。

 崎和子さんと恩師の楠川真理さん、そして知的障害のあるチャレンジドの授産施設「きのかわ共同作業所」で働く仲間たちとの協働作業で出来上がったCD。周平はたまたま、このCDが出来上がるプロセスを横から見せていただくことになりました。何とか、このCDを世に出したいと思いましたが、崎和子さんのパワーで新聞でも大きく取り上げられるようになりました。ともかく一度聞いてみてください。感動しますよ。

 エンディングでもきれいな「シャインみんな輝ける」のメロディーを流してくれるそうです。私は「きのかわ共同作業所」の仲間の皆さんの歌声がラジオを通じて大勢の和歌山の皆さんに聞いてもらえることに感激しています。くどいようですが、細江さんの番組は、明日20日の午後4時から40分間です。

ガソリン1リットル25円値下げ!

2008年01月18日 13時55分40秒 | Weblog
 今、暫定税率の廃止でガソリンが1L25円下がるかどうか、それでは地方の財源がなくなるので困るという議論が行われています。そのような表面的な議論をしている場合ではありません。本質的な問題ははこの国の道路予算の使われ方が正しいのかどうかです。

 日本の道路関連の予算は約12兆円。米国の道路予算は13兆円とほぼ同じ規模です。ただし、米国の国土面積は日本の25倍あります。何かがおかしい。日本と国土面積が同じドイツでは2.5兆円の道路予算。しかも制限時速なしの高速道路アウトバーンは無料です。

 日本の道路は「談合による無駄使い」や「過剰品質による単価の高さ」、「効率の悪い道路整備」などで、国際的に説明のつかないものになっています。今、問われるべきは、54年前の戦後の焼け野原で道路整備をするために作られた制度が機能不全を起していることなのです。

 仮に暫定税率がなくなっても、ドイツの4倍の10兆円近い道路予算が残るのです。土地代が高いといっても知れています。国際的な標準で建設すれば、今までどおりの事業量ができて、おつりがきます。

 「暫定税率がなくなったら、地方の道路整備ができない。」という単純な論理はまさに役人の論理です。このようにして、役人が政治家をだましてきたのです。私はだます方にいたので、よくわかるのです。政治家はもっと懐の深い議論をすべきです。今の国会の議論は本当に恥ずかしいです。