岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

路上から武道館へ!

2008年02月29日 13時00分00秒 | Weblog
  (「秋休」のお二人と記念撮影。路上からのスタートが共通点です。)

 今朝は、またもや寒かったですね。早朝、駅前での街頭演説のために、パッソで出発しようとしたら、フロントのガラスが汚れていたので、洗浄液を出してワイパーできれいにしました。水がフロントに付いたその瞬間に、「氷」になりました。こんなのは今年初めてです。ビックリ。融けるまで時間がかかり、出発が遅れました。

 昨日は、通常の活動の他に、コブクロ2世と注目されている二人組みの「秋休」にお会いすることができました。天王寺を拠点にストリートライブを始めた河本知樹さんと平松契帥さんです。私の友人が彼らを応援していて、和歌山に来た機会に紹介していただきました。

 私自身、日によっては6時間以上、路上ライブならぬ「路上での演説」をしていますので、路上から出発した方々は他人とは思えません。なんつうか、その、同志的な連帯感を持ってしまうのです。コブクロも、周平的には一方的に同志だと思っています。

 代表作の「雨宿り」を生で演奏してもらいました。力のある歌声でした。「路上から武道館を目指そうな!」と生意気ながら、固い握手をしました。私は「路上から国政」を目指しています。およそ、高い目標ではありますが、志を持って挑戦する以上は頑張らねば!

 コブクロが初の武道館ライブで「桜」を歌った時のことです。あの大柄な黒田君が涙しました。「秋休」のお二人にも、そして私、周平にもそんな瞬間が来ますように!

 まだ20代の若い同志ができて、昨日は幸せな気分になりました。「秋休」の曲はNTTドコモの「着うた」で第1位になっているそうです。皆さん、応援してあげてください。



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和歌山市遠望

2008年02月27日 23時23分51秒 | Weblog
(紀の川の北側にある住宅街からの市内遠望。右手前は鳴滝団地:撮影岸本周平)

 今日も寒い一日でした。写真のようにどんよりとした冬の空です。紀ノ川の北側は、山の中腹まで、開発が進み、住宅街が広がっています。今日の午前中は、その中でも古くから開発された団地での活動でした。

 本当は、開発された土地の中で、道路、公園や水道などを開発者が市に寄付をして、完成後は市が管理するというルールがあります。残念ながら、和歌山市は何十年も前から、このルールが守られることなく、今日までに至っていると聞きました。

 山を崩して、住宅地にするわけですから、まずは十二分な環境アセスメントが必要です。当時は、おそらくそんな観念はなかったでしょう。これからは、絶対に不可欠ですが、和歌山市に環境アセスメントの専門家は何人いるのでしょうか?

 古い開発地は、住人も高齢化しています。まだまだ私道がたくさん残っており、補修もままならない様子です。毎日、市内をくまなく歩き回っていますと勉強になりますし、行政の不備にも気づかされます。

 昨日のブログは、いささか感傷的でしたが、落選したからこそ見える世界の中で、もっともっと現場感覚をみがきます。「犬も歩けば棒にあたる。」ではありませんが、「周平も歩けば、世間がわかる。」ということを実感しています。コメント寄せていただいた皆さん、有難うございました。



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毎日が月曜日

2008年02月26日 21時16分37秒 | Weblog


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 浪人生活も3年目になりますと、少しずつプロフェッショナルになってきます。道端で演説していると、「鳥のから揚げ」やら、「散らし寿司」など食べ物をもらえるようになったことは、このブログにも書きました。托鉢のお坊さんではないのですが、晩ご飯でも、路上でいただける自信はつきました。

 それがだめでも、支援者のお宅に上がりこめば、ご飯を食べさせてもらえるようになっています。毎朝5時に起きて、駅に行き、街頭演説。真冬や真夏は、お坊様の修行とおなじです。そのようにして、日々、他人様の情けで生きていますと見えてくることがたくさんあります。

 引退したサラリーマンが、自嘲気味に「毎日が日曜日」とおっしゃることがあります。365日休みのない落選中の候補者にとっては「毎日が月曜日」になります。常に、新たな仕事の始まりです。

 今日、新しく支援者になっていただいた方と一緒に車に乗っていましたら、「周平さん、今の生活、まるで楽しんでるようやね。」と声をかけてくれました。財務省の親しい先輩が、民主党で立候補することを報告した時に、「岸本君、落選したら3年から4年は浪人して、君の能力を生かせなくなる。もったいないじゃないか!自民党から行くか、少なくとも無所属で行きたまえ。」と親身になって意見をしてくれました。それは有難かったです。

 私の政策立案の経験と人脈は、確かに今は何の役にも立ちません。スーパーマーケットの前で政策の演説をしているだけです。それでも、「鳥のから揚げ」をもらって涙した夜は決してむだではなかったと確信しています。

 岸本周平。毎日が月曜日です!だって、政権交代のために命をかけているのですから、決して誇りは失っていませんよ。胸を張って、毎日、お供え物をいただいています。
 

桜の植樹

2008年02月25日 10時06分39秒 | Weblog
      (桜の植樹を楽しむ周平!@ナカヤマの浜にて)

 昨日は、寒い一日でした。ほんまに今年は雪の多い日です。朝から、粉雪が舞っていました。そんな中、雑賀崎の金属団地の中のナカヤマの浜で2回目の桜の植樹がありました。私も所属する「トンガの鼻自然クラブ」がナカヤマの浜の整備をしてきた結果、行政の補助もいただいて、昨年から桜の植樹をしています。

 凍てつく寒い朝でしたが、私は、後援会の活動にあいさつに立ち寄った後、参加しました。大勢の市民の方々と、クラブの仲間と一緒に鍬を入れました。将来は桜並木に育てる大構想です。50年先にこの辺りが桜の名所になることを仲間と語り合いながらの作業は、ほんまに夢のある楽しいものです。

 ぜひとも、頑張って、和歌山の経済も立て直していかなければなりません。戦後の利権政治の先には夢はありません。道路の整備は必要です。和歌山市内でも、狭い道が多くて、自転車通学の中学生や高校生は危険です。年配の方も、杖をついて安心して歩けません。

 しかし、今の政府が道路利権にしがみついて、官僚の天下りの給料や、退職金、あるいは一部の政治家のために私たちの税金が食い物にされている現状は許せません。まずは、道路特定財源を、道路にも使えるけれど、医療や介護、子育て支援や教育にも使える「一般財源化」を実現しましょう。その上で、たとえば、5年計画で暫定税率を徐々に無くしていき、その間に、道路利権や官僚の天下りをやめて、適正な予算の執行をすれば、事業量を確保して和歌山の道の整備を続けることは可能です。

 こんな妥協を国会でやってくれますように!桜の植樹をしながら、考えました。頭の中では、コブクロの「桜」がバックミュージックで流れていました。


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地域医療情報ネットワークシンポジウム

2008年02月23日 22時01分30秒 | Weblog
       (基調講演をされる山本隆一東京大学准教授)

 今日は、午前中、一瞬小雨が降りましたが、よいお天気の一日でした。夕方、雪が降ったのはご愛嬌です。周平は相変わらず、市内を走り回りましたが、2回だけ屋内で活動しました。午前中に、一回、日本通運の労働組合の中で、女性の組合員さんを対象に「どうなる私たちの暮らし」と題して講演しました。2年前にも講師をさせていただいており、月日の経つ早さに驚きました。

 午後にも一回。和歌山地域医療情報ネットワーク協議会がシンポジウムを開いたのです。全部は参加できませんでしたが、東京大学情報学環の山本隆一准教授のお話を聞いてきました。

 実は、私は2000年に通産省に出向して、情報処理システム課長という仕事をしました。その時、医療の情報化の担当だったのです。あれから8年。ITの世界では1ヶ月でも離れると浦島太郎になります。今日は、久し振りに医療の情報化の最先端の勉強ができました。

 やはり、パラダイムが変わっていましたね。私が担当していた頃は、医療のIT化政策は、「病院」のIT化を目標にしていました。つまり、医療機関というか施設の側からの目線なのですね。しかし、今では、国民の医療健康情報をITによってどれだけ利用、活用できるのかという国民、患者の側の目線なのだそうです。

 つまり、政策のクライアント、お客様を病院や施設と考えていたのをやめて、医療のIT化、情報化という政策のお客様を患者の側にしたわけです。180度の転換です。もともと、霞ヶ関には政策のお客様という発想はありませんでした。私は仲間と一緒に、産、官、学の連携で政策分析ネットワークなどに参加し、「政策を科学する」ことを霞ヶ関に導入しようとしました。霞が関には「科学する心」がありませんでした。足して2で割る、根回し文化だけで政策が作られていくのです。

 ですから、政策のお客様という発想はありませんでした。声の大きい業界団体が何の疑問もなく「神様、お客様」という前提だったのです。今でも、道路予算を見ればわかるように、依然として変わっていない部分もあります。しかし、少しは変化も見られます。その意味で、医療のIT化、情報化のお客様が患者の側に変わったことは素晴らしいことなのです。これほど、日本の政治や行政は遅れているのです。政権交代で「科学する心」を霞ヶ関に!!


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加太の友ヶ島

2008年02月21日 17時06分43秒 | Weblog
 (加太の友ヶ島を背景に記念撮影:国民休暇村のテラスにて)

 今日は、午前中、和歌山市の西北に位置する加太地区を歩きました。海水浴場もある漁港の街です。私も子どもの頃、よく海水浴に行きましたし、小学校の遠足や写生で、なつかしい場所です。

 友ヶ島の向こうは淡路島。晴れた日には四国も見えます。風光明媚。青い空、白い雲。冬とは言え、今日は暖かくて、国民休暇村でお昼ご飯をいただいた時にこの写真を撮りました。毎日続く、果てしのない準備活動の中にも、こんな景色をながめると、ホッと一息つくことができます。

 しかも、食堂は満員。駐車場も一杯で、大阪、神戸、奈良などの他府県のナンバープレートばかりです。加太は天然の鯛で有名です。獲れたての鯛がびっくりするような値段で食べられますし、この景色です。泊り客も多いそうです。全国の国民休暇村の中でも、トップ3に入る売り上げだとか。

 このお客さんを、何とか和歌山市内にまで連れてきたいなと真剣に思いました。皆さん、何かよいアイデアないですか?



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三枝成彰先生お祝いの会

2008年02月20日 07時13分02秒 | Weblog
 今、羽田空港です。7時25分初のANA便で関西空港に帰ります。昨日、久しぶりに上京。千葉商科大学の島田晴雄学長の主催する「島田塾」でアフラック創業者の大竹喜美さんが講師をされるので、まずはその勉強会に参加。大竹さんには和歌山にも応援に来ていただいており、久し振りにごあいさつができました。その後、三枝成彰先生が紫綬褒章をもらわれたお祝いの会に出席しました。

 三枝先生には若い頃からお世話になってまして、落選後もいろいろとお気遣いをいただき、東京での応援団の発起人代表をしてもらっています。パーティー会場では、大勢の昔からの仲間に会うことができました。また、「まさか、何でここに?」とびっくりするような再会がいくつもありました。

 三枝先生の人脈の広さに驚きました。もっとも、先方も「何で周平さん、ここに?」と思っておられたようですが、、、。経費が数億円のオペラを公演するために、資金集めから何から何まで自分でやられるスーパーマンの三枝先生のパワーを再認識しました。

 昼間、都内を走り回りましたが、東京は暖かい一日でした。朝、JR和歌山駅前で、2時間近く街頭演説をした時、めちゃんこ寒かったのがウソのようです。当然、防寒体勢のまま上京しましたので、汗をかいてしまうほどの暖かさです。また、防寒下着は汗を熱に変える機能があるので参りました。

 冬の間、早朝の街頭演説をした後、上京するときには作戦を考えなければいけませんね。そうは言っても、もう少しで3月です。春はそこまで来ています。



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たこ焼きのボランティア

2008年02月19日 09時23分41秒 | Weblog
        (たこ焼き健ちゃんと一緒に、記念撮影!)

 昨日は、木ノ本小学校のなかよし学級の卒業記念のイベントであるたこ焼きパーティーに参加してきました。チャレンジド(身体の障害のある方)の健志さんこと健ちゃんが、「たこ焼きのボランティア」をするのです。今年で6年目だそうです。

 私は去年から参加して、エプロン姿でたこ焼きを焼かせてもらっています。私が子どものころはどの家庭にも「たこ焼き器」がありました。私の家ではガスにつないでいました。今は電気たこ焼き器があるようです。

 子どもにとって、たこ焼きを作ることほど興奮することはありません。私も、子どもの頃に帰った気分でたこ焼きを焼きました。ああ!楽しかった!!
 
 小学校の校長先生や、和歌山市の福祉担当の課長さんも参加されていて、じっくり話を聞かせてもらうことができました。現場では、皆さんが苦労しているのに、社会の仕組みが悪いので、なかなか成功事例はできません。

 とにもかくにも、チャレンジド(何らかの障害を持っている方々)の仲間で、働く意欲と能力のある人には、一般の企業で働ける場を提供できるような国にしたいです!!


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井筒和幸監督

2008年02月18日 12時39分32秒 | Weblog
     (井筒和幸監督著「民族の壁どついたる!」の写真)

 昨日は、午前中市内を走り回っていましたが、ジュニア駅伝の関係で道路規制があって、たいへんでした。しかし、大勢の警察官の皆さんに加え、ボランティアの皆さんが動いておられましたから、大成功だったろうと推測します。市民にとっては少し不便でも、大勢の人の集まるイベントがある方が活気があってよいですよね。

 午後は、普通の日曜日なら街頭演説をしているのですが、映画「ゲロッパ」や「パッチギ」で有名な井筒和幸監督の講演会があったので、市民会館に行きました。講演会の前には、最新作の「パッチギ!LOVE & PEACE」の上映会もありました。

 1作目に登場したアンソンとキョンジャの兄妹を中心に、日本人と在日コリアンの「対決」を主題に、戦うことのむなしさをうったえる名作です。パッチギのプロデューサーの李鳳宇さんとはメディアコンテンツ課長の時から、勉強会で一緒になって親しかったのですが、井筒監督のお話を聞くのは、初めてでした。

 独特の語り口調で、ほんまおもろかったです。大阪人のリアリズム、あるいは生活者のリアリズムが大事なんやというメッセージには感激しました。井筒監督のおばあちゃんが、彼の父親が出征する際に、「早よ、帰っといでや。」父親が「なるべく、そうするは。」と答えるリアリズム。

 司馬遼太郎の講演で聞いたとの話で、1941年12月8日の大本営発表をラジオで聞いた大阪の大工さんが「あほかいな」とつぶやき、仕事に戻った話。当時でも、手に職のあるまともな生活者には、何十倍もの国力の差のある国と戦争することが非常識であることが判断できたということです。

 このブログでも書いていますが、暫定税率をめぐるこの国の議論はほんまに表面的で、生活者のリアリズムからはかけ離れています。井筒監督のお話に勇気をいただきました。周平は「生活者のリアリズム」と「頑張る心に春が来る」をモットーに挑戦を続けます!


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民主党政治スクールわかやま

2008年02月16日 22時52分14秒 | Weblog
 (民主党政治スクールわかやまの開校記念講演で、熱く語る周平です!)

 今日は、民主党政治スクールわかやまの開校式に出席。塾長をしていますので、記念講演で「グローバル経済化と格差問題」というテーマで語らせてもらいました。

 参加者は23名。和歌山大学の学生さんから、主婦、、歯科医師、引退したサラリーマン、市議会議員に立候補予定の方々など、多士済々です。塾長として、生徒を応募した時に、こんなに優秀な方々が大勢集まるとは予想もしていませんでした。

 今日の感激は、「岸本周平!2年半、街頭に立ち続けたかいがあった!」というものです。自民党王国の虚像を引き剥がし、しがらみと馴れ合いの古い和歌山の政治を変えたいという仲間が、こんなに来てくださった!感無量です。

 この同志の皆さんと、和歌山を、そして日本を変えていきます。頑張ります。23人の中で、女性が6人もおられました。2歳の子供をつれて来たお父さんもいました。女性や子どもの味方である民主党のイメージ通りの会合になりました。

 今後、有名な先生をお呼びする時には、オープンに市民公開講座的に運営しますので、こぞってご参加ください。私も、毎回、講師やら、指導員をさせていただきます。



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