岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

タウンミーティングは厳しいけれど、、楽し!

2011年02月27日 23時47分16秒 | Weblog

(タウンミーティングで熱弁をふるう岸本周平。)

日曜日の今日も、いつも通りの地元での活動でした。

顧問をさせていただいているクリーニング組合和歌山支部総会に出席。

その後は統一地方選の事務所開きに顔を出します。

支援者のお宅を回りながら、厳しいご意見をうかがうのが主な仕事です。

そうそう、今日は、NPO法人の「和歌の浦万葉薪能の会」の総会にも参加してきました。

このブログにも何度も出てきますが、市民の力で毎年1回、和歌の浦「方男波」の野外劇場で薪能を主催。10年以上、続いています。私は浪人時代の2005年から参加していますから、もう6年目。今は、運営委員もさせていただいています。あんまり、、、出席できてませんが、、、、冷や汗。

夜は、定番の「タウンミーティング」。地域の皆さんとの率直な意見交換会です。統一地方選が来月から本格化しますので、今日の会で、とりあえず最後。統一地方戦後に再開します。

幼稚園や、自治会館などの会場をお借りして、車座になって、約1時間程度のセッションです。

スライドを使って、国会での活動の様子をお話したり、「政局よりも政策!!」という私の政治姿勢をご説明します。

今は、皆さん、「民主党しっかりせいよ!!」とのお怒りの声が多いので、質疑時間を半分以上取っています。

今は、どんなにお叱りを受けても、このような会合に足を運んでくださる皆さんが頼りです。

もちろん、お声をかけていただき、人を集めてくださる応援団、そしてコツコツと小まめに足で稼いでくれる事務所のスタッフの皆さんのおかげです。いくら感謝してもしきれません。

いろんなスライドや音響効果を作ってくださる応援団にもお世話になっています。

今日の会合も、厳しいご意見が飛び交いましたが、「岸本周平という政治家を育ててやろうじゃないか。」という暖かさを感じました。

怒られながら、何だか、ジンと来てしまい、涙腺を押さえるのがたいへんでした。

何としてでも、このような応援団の皆さんの、地道な訴えやご意見を国政に生かさなければ、、、と決意を新たにしました。

皆さん!ありがとうございました。おおきにです。


わかやま元気NPOまつり!

2011年02月26日 23時27分44秒 | Weblog

(市民公益税制説明会で講演する岸本周平)

今日は、土曜日なので、フルに地元活動の一日でした。

事務所スタッフとの打合せの後、「わかやま元気NPOまつり」に参加。

開会のごあいさつをさせていただき、40のブースを見て回りました。いつもお世話になっている方々ばかりで、パワーをいただきました。

その後、FMバナナの収録。1か月分をまとめて収録しますので、けっこう時間がかかります。

12時からの「市民公益税制説明会」に行くために、収録は一時中断。会場はNPOまつりと同じ「ビッグ愛」です。

わかやまNPOセンターが事前に広報してくださったり、松原明さんのNPO法人シーズがメイリングリストで宣伝してくださったので、大勢のNPO関係者に集まっていただけました。感謝です!

このブログでも何度も書いてきたように、寄付金税制が大きく変わろうとしています。もっとも、税法改正案とNPO改正法案が国会で可決されなければ「絵に描いた餅」になってしまいます。

大勢のNPO関係者に改正内容のご理解をいただき法案通過の後押しをしていただかなければなりません。

3月13日(日)は福岡で、14日(月)は大阪で超党派の政治家が呼ばれて、NPO主催の説明会が開催されます。私は、13日の福岡に参加します。

その他、今日の和歌山でのタウンミーティングのような説明会が全国各地で開かれます。

説明員として、たくさんの会合から私に声がかかるのですが、体は一つ、、、。すべて私が出るわけにもいかず、、、困っています。

なので、来週、国会議員の説明者を増やすための講習会を開きます。

政局よりも政策!!です。一人でも多くの方に、「新しい公共」、市民公益税制の中身を知っていただくよう頑張ります。

説明会の中身は、、、、と言うと。

何しろ、NPOの現場で活躍されている方々ばかりなので、現場感覚に基づいた鋭い質問が飛び交いました。また、具体的なご要望もいくつかいただきました。議員立法のNPO法改正作業に行かしていければと考えています。ほんとうに、ご参加ありがとうございました。


寺島実郎さんの勉強会

2011年02月24日 23時25分09秒 | Weblog

(寺島実郎さんを囲む勉強会で発言する岸本周平。)

昨日は、財務金融委員会と内閣委員会が始動。予算関連法案などの審議に向かうことになります。

内閣委員会では、公務員制度改革や政治主導法案など重要な案件がかかっていますが、前国会から前に進んでいません。

政局よりも、このような重要な法案の審議がなされていないことを問題にすべきです。経団連会長のお言葉ではありませんが、国会議員の大事な仕事が滞っているのですから、何とかしなければいけません。

午後には、経団連会館での「税制抜本改革と地方税制・交付税制度のあり方」研究会に出席。

専門分野の研究は深めなければなりません。

夕方、国会内で寺島実郎さんを囲んで勉強会。

寺島さんはテレビでもおなじみなので、ご紹介の要はありませんが、三井物産戦略研究所の会長、日本総合研究所の理事長、そして多摩大学の学長もされています。

私がプリンストン大学に在籍中、ワシントン勤務の寺島さんの勉強会に入れていただい以来、ご指導をいただいています。

昨日は「世界の構造転換と日本の進路を考える」というテーマでお話をいただきました。

寺島さんの見立ては、「先進国主導の多極化から、全員参加型の無極化」に世界は向かっているというものです。米国のイラクからの撤退開始は「米国なき中東」への序曲であり、覇権型秩序の終わりだということ。

「日米関係は中米関係だ」との見立てからは、日米で中国に立ち向かうというシナリオは、甘い。米中の関係の方が、太いパイプがあることに心しながら、戦略を描くべきとも。

当初1時間の予定が、2時間近くに。紹介した私が別の会議のため、中座せざるを得なかったのですが、参加者の熱意に応えていただき、感謝です。

これからも、議員立法の地道な活動に加え、政策の研究に時間を使っていきます。

 


新・下田会議

2011年02月22日 22時34分16秒 | Weblog

(新・下田会議に参加中の岸本周平。)

今日は、午前8時半から、税制改正プロジェクトチームの総会。税と社会保障の共通番号制に関する勉強会。

その後、午前中は(財)日本国際交流センターの設立40周年記念事業、「新・下田会議」に参加。

「下田会議」は、1960年代から90年代にかけて開かれた日米両国の民間政策対話のことです。

1967年に開かれた第1回会合には、マイク・マンスフィールド上院議員や中曽根康弘衆議院議員が参加し、戦後初のハイレベル政策対話として注目されたとのこと。

1970年に設立された(財)日本国際交流センターの40周年を記念して、今日「新・下田会議」がセットされました。

出席者は日米合わせて約70名。

午前中のセッションでは、中国が経済的にも軍事的にも台頭してくる中、日米関係の再構築をするために具体的にどうするか、熱心な議論が行われました。

キーワードは「価値観の共有」です。

民主主義から始まって、日米両国には共通の価値観がたくさんあります。

共産党一党独裁で、選挙もない政治体制の中国とは明らかに違います。

その一方で、資本主義的な経済運営や留学生を輩出する人材育成策など、あなどれない中国との付き合いは難しいものがあります。

しかも、アメリカと中国はどちらも「中華思想の国(帝国)」としての共通点があります。

東アジアの地政学的な重要性からして、アメリカが日本を排除することはないにしても、積極的に日米の戦略的なパートナーシップを維持する努力が必要です。

政局の流動化に関係なく、外交や安全保障は誰かが担わなければなりません。

私には、このようにコツコツと努力を続けるしか選択肢はありません。


BSフジのプライムニュースに出演しました。

2011年02月21日 23時19分25秒 | Weblog

(生番組前に古田敦也さんと記念撮影。)


今日は、衆議院予算委員会がテレビ放映。そのかたわら、私は、終日NPO法改正のための作業。


その後、午後7時にお台場のフジテレビ本社に。午後8時からの生番組、プライムニュースに出演するためです。


テーマはズバリ寄付金税制。

出演メンバーは元ヤクルトスワローズの古田敦也さん、NPO法人フローレンスの駒崎弘樹さんと私、岸本周平。


フジテレビ政治部長の反町理さんとアナウンサーの八木亜希子さんの当意即妙の司会進行で楽しく進みました。二時間の生番組でしたが、あっという間に終わってしまいました。


安倍宏行解説委員の制度説明も簡にして要。税制に関して、私が説明をすることが与えられたミッションでしたが、駒崎さんや古田さんのお話が面白くて、ほとんどテレビの前の視聴者のノリで参加してしまいました。

反町キャスターは慣れているせいか、CMに入る直前や、番組終了ギリギリまで、話を振るんです。
デイレクターの皆さんが、指で後5秒とか、手振りで指示を出す中、古田さんが、ピッタリ発言をシャクに納めたのにはビックリ。


それでなくとも、古田さんの発言はすごく納得できましたし、短い時間で簡潔に説明されてました。柔道の山下泰裕さんや陸上の為末大さんとのおつき合いで、トップアスリートの皆さんは、いわゆる地頭が良いのがわかっていました。古田さんもそうでした。


また、駒崎さんは、「近頃の若い者は、、すげえ、、!!」のお一人。番組の中でも熱く語っていました。

はてさて、番組をご覧になった皆さんのご感想はいかがでしたでしょうか?


エンジン01文化戦略会議@長岡

2011年02月20日 23時19分40秒 | Weblog

(長岡市内の根雪がビルの上に積もっている様子。)

昨日の夜から、新潟県長岡市に入りました。

エンジン01文化戦略会議のオープンカレッジin長岡に参加するためです。

http://www.enjin01.org/index2.html

例年、シンポジウムに講師の一人として参加するのですが、今年は土曜日の午後、地元和歌山の支援企業の50周年記念式典があり、昼間のイベントに間に合いません。

夜の「夜楽」(パネリストと市民の皆さんが食事をしながら語り合うプログラム)からの参加となりました。

メンバーは女優の倍賞千恵子さん、経済評論家の堀紘一さん、造園家の高野文彰さん、NHKのロッド-マイヤールさんと私。

おもしろい組み合わせでした。

最後に、倍賞さんが、「下町の太陽」をアカペラで歌ってくださり、全員で合唱。

ほんとうに楽しい時間となりました。

今日のプログラムは、茂木健一郎さんと乙武洋さんの「大人の会談昇る君たちへ~」と田原総一郎さん、勝間和代さん、堀江貴文さんの「私たちの望むものはー嫌われることを恐れない突破力」のシンポジウムでした。

大勢の皆さんに参加していただきありがとうございました。

明日から、再び国会。

予算委員会は「政治とカネ」集中審議です。

私は、寄付金税制改正とNPO法改正の仕事に集中します。

なお、明日2月21日午後8時から、BSフジの「プライムニュース」に出演します。

http://www.bsfuji.tv/top/pub/primenews.html

テーマは寄付金税制!!野球解説の古田敦也さん、NPO法人フローレンスの駒崎弘樹さんと三人で2時間、みっちり語ります。ぜひ、ご覧ください。


NHK放送技術研究所に行ってきました。

2011年02月18日 14時14分55秒 | Weblog

(スーパーハイビジョンの撮影用カメラの前で記念撮影)

 昨日は、情報通信議員連盟の有志の仲間と一緒に、NHK技術研究所に行ってきました。

 スーパーハイビジョンの実験や、次世代の地上放送に向けた大容量伝送の技術などを視察するためです。

 スーパーハイビジョンは、今のハイビジョンの16倍にあたる3300万画素の膨大な情報量と22.2マルチチャンネル音響の組み合わせで、画面も10メートル規模の大きなものでした。

 臨場感があると同時に、自然の状態に近いせいか、3Dではないのに、立体的に見えました。とても不思議な感覚でした。永井研二技師長さんと久保田啓一研究所長さんによれば、そのように見える科学的な説明が可能であるとのこと、、、、。

 NHKの高い技術力に感動しました。

 新成長戦略の中では、このような高い技術をいち早く「世界標準」にすることが重要です。

 日本で、デジタルの放送技術が進んでいたので、撮影用機材は日本メーカーの独壇場です。確かに、受像機は韓国メーカーに追い上げられ、いずれ中国メーカーにもやられるかもしれませんが、放送技術さえガッチリ確保すれば、輸出のメシの種は残ります。

 昔は、基礎技術の研究も可能だったので、サルの脳の研究者や心理学者なども研究者の中に居て、異文化のぶつかりあいがあったそうです。

 そんな一見無駄なようでも、多才な人々の集団で研究することで、今のハイビジョンの技術の基礎ができたそうです。

 しかし、技術だけでは世界競争には勝てません。過去の経験からも世界標準を取ることが重要だと、NHKの皆さんも認識されていました。

 この他、放送と通信の特徴を生かした、新しい放送通信連携サービスの実験も見せていただけました。

 放送中の「龍馬伝」にその外国語字幕を通信で同期させる実験もやっていました。

 「事業仕分け」的には、このような科学技術の研究は、無駄の塊のようにも見えます。しかし、昔、通産省の産業技術研究の予算を査定した経験からすると、打率1%であっても、研究しなければ成果は出ません。

 20年前に予算をつけた「常温超伝導」技術が、今、花開いています。

 スーパーハイビジョンの技術、ぜひとも応援したいものです。


新しい公共の騎手、駒崎弘樹さん。

2011年02月17日 22時37分52秒 | Weblog

(駒崎弘樹さんのご著書です。)

このブログでも再三、書いていますが、私の国会議員としての活動の中で「新しい公共」はかなりの部分を占めています。

寄付金税制を改善する仕事を与えられたことは、政治家冥利につきます。

そのプロセスで、いろんなご縁をいただいています。

ピースウインズジャパンの大西健丞さんや、シーズ市民活動を支える制度をつくる会の松原明さん、日本ファンドレイジング協会の鵜尾雅孝さんたちは議員になる前からのお付き合いです。

NPO法人フローレンスの駒崎弘樹さんには一年前にお会いしました。

共通の友人は多かったのですが、たまたま、ブランデイングコンサルタントの坂之上洋子さんのご紹介でした。

私より23歳も若いのですが、尊敬できる若者です。

詳細は彼の著書にゆずりますが、これまで、誰も挑戦しなかった「病児保育」をNPOで、成功させた社会起業家です。

「近頃の若いもんは、、、、すげえー、、、」と思うことは多いのですが、その典型的な「若いもん」です。

来週、BS番組に一緒に出演したり、来月、一緒にパネルをやります。

子どもの7人に一人がお金の苦労をしている。

そんな社会を変えるために、日本の寄付文化に挑戦してくれています。その意味では、私の戦友です。

「寄付は投資であり投票だ」と近著「社会を変えるお金の使い方」の中で、駒崎さんは吠えています!!

ぜひ、読んでみてください。

駒崎さんには、ちくま新書で「働き方革命ーあなたが今日から日本をかえる方法」という著書もあります。

ワーク&ライフバランスの重要性をカタカナではなく、漢字とひらがなで解説した好著です。この本もお薦めしておきます。


鳥インフルエンザ対策、現地紀の川市の状況。

2011年02月16日 23時34分21秒 | Weblog

(鳥インフルエンザの発生した紀の川市の中村市長と松木大臣政務官との会談。)

今日は、松木農水大臣政務官と一緒に中村紀の川市長を訪ねました。

目的は、防疫体制がきちんと取れているかどうかを確認することと、現地でのご要望をお聞きして政府の支援体制を固めるためです。

私は、民主党和歌山県連の対策本部長として、地元のご要望を農水省や財務省につなぐ仕事があります。

私には財務省主計局にいた時に、神戸の大震災に遭遇し、現地に行って災害復興の予算をつくった経験があります。

現地でお困りのことがあれば、農水省や和歌山県と相談しながら、主計局にお願いをすることが可能ですし、土地勘もあります。まさに、これまでの実務経験が生きる場面です。

実は、担当者として、このような時に、「パフォーマンス」で現場に来る「素人」の政治家の対応で困った経験があります、、、、苦笑。

幸い、私のこのような実務家感覚に共感してくださる政治家が与野党を通じて何人かおられます。決して数は多くありませんが、そんな仲間の存在は心強い限りです。

その意味で、現場の感覚や専門用語のわかる私が、率先して「政治」と「実務」の橋渡しをしなければと考えました。

ですから、松木政務官や近畿農政局長さんたち事務方と一緒に伺ったのです。これだと受け入れ側も二度手間になりませんから。

松木政務官からも、地元の事情に詳しい県選出の代議士に同行願いたいとのお話もありました。

松木政務官や農水省の事務方は、常に、被害を受けた鶏舎や殺処分の現場に立ち入ることは避けているとのこと。

そのようなパフォーマンスには意味が無く、かえって、作業の妨げになるだけだからです。また、病原菌を持ち帰るおそれもありますから。

防疫体制は初動が重要です。まず、鶏舎の周りを完全に封じ込め、感染を防ぐ必要があります。私たちはその点を中心に確認作業をさせていただきました。

幸い、鶏舎は山の中にあり、一本道の両方を閉鎖することで、第三者の接近は完全に防げます。また、周りに人家はまったくありません。

殺処分のための作業員は、バスで近くまで行って、鶏舎まで歩きます。作業後は、そこで消毒をしてからバスに乗りますので、食事等をする基地の紀の川市民体育館の周りは安全です。

そして、半径10キロの移動制限区域のはずれで、消毒ポイントをいくつか設置。そこも見てきましたが、ほぼ完全な防疫体制を確認できました。

それでも、私たちの後、防疫の専門家が農水省から派遣され、慎重に完璧を期します。

また、自衛隊の出動で、殺処分も3日もかからずできる目処だそうです。処理が早いほど、二次感染のおそれが減ります。

大勢の関係者の皆さんのご尽力に頭の下がる思いです。

午後から、松木政務官は、新たに鳥インフルエンザが発生した三重県に向かわれました。

私は、関西空港から上京。

午後6時からの財務金融委員会の審議にすべりこみで間に合いました。

これ以上、被害が広がらないことをお祈りします。関係者の皆さま、ほんとうに有難うございます。


和歌山県高病原性鳥インフルエンザ対策本部!

2011年02月15日 23時55分05秒 | Weblog

(和歌山県庁で仁坂県知事と打合せ中の模様。左隣は松木農水大臣政務官)

今日は、午前中、寄付金税制の立法準備で会議。午後の衆議院本会議を待っていたところ、和歌山県東京事務所から、「紀の川市で鳥インフルエンザの疑い発生。」との一報が入りました。

簡易検査により陽性反応があり、遺伝子検査の結果待ちとのこと。

発生農場は紀の川市の貴志川町にあり、10万羽の成鶏を飼っている。

これまで、ニュースで見ていたことが、今、和歌山で発生した。

ショックと同時に、すぐに対策を打たねば、、と思いました。

まずは、民主党和歌山県連に私を本部長とする対策本部を立ち上げるよう地元に指示。副本部長は、阪口、玉置両代議士と、浦口県議。事務局長は〆木幹事長。

そして、農水省の松木大臣政務官と連絡を取りながら、善後策を協議。

ともかく、一刻も早く現地に入ることを決定しました。

衆議院本会議が午後6時に終わり、午後8時15分のANA便で松木政務官と和歌山選出の三代議士で関西空港に。

そのまま、和歌山農政事務所に直行。政務官は農水省の、私たちは衆議院で借りた防護服に着替え、和歌山県庁に向かいました。

午後10時45分、仁坂県知事とお目にかかり、県側から状況説明をいただき、対応策につき打合せ。

県からの報告。周囲半径10キロ以内を移動制限区域とする防疫体制を確立し、10万羽すべての殺処分。動員計画は、県庁職員360名が三交代で対応。県知事から自衛隊の災害出動も要請し、明日から出動していただけることに。

すでに、この会談中にも殺処分がスタートしているとのこと。県の迅速な対応に感謝。

松木政務官からは、「国としてもできるだけのバックアップをする、明日には防疫の専門家を派遣し、病原体が広がらないようにしたい。また、農家には五分の四の援助、処理費用の二分の一補助などの制度を迅速に実施する。」

私たち国会議員からは、「東京事務所からの連絡が早く、当方もすぐに対応できたことに感謝。農家への補てんも五分の五になるように国に働きかけたい。明日の朝、現地にうかがて、ご要望をきかせていただく」と。

被害に合われた皆さまに、心からお見舞い申し上げます。また、徹夜の作業をしていただいている県の職員の皆さまにも感謝申し上げます。

(県知事との会談後、報道陣のぶら下がり取材を受けました。)