岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

ブログ移行のお知らせ

衆議院議員 岸本周平のブログは、新ブログへと移行しました。新しいブログのURLは、 http://blog.shuheikishimoto.jp/ となります。お手数ですが、ブックマークの変更をお願いします。

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いつまでもあると思うな、親と、、、年金積立金?!

2011年04月30日 23時47分41秒 | Weblog

 今日、衆議院本会議で第一次補正予算と関連法案が可決しました。明日から、参議院で審議され、5月2日には成立の運びです。

 第一次補正予算では国債の発行がありません。財政規律を重んじるとの政府の説明です。もっとも、財政投融資債は予算の枠内とは言え、追加発行しています。市場では、国債に変わりありませんので、いささか舌をかみそうですが、、、苦笑。

 ともかく、、、赤字国債を出さないものですから、財源が足りません。そのために、年金の国庫負担を3分の1から2分の1に増やすための積立金の取り崩し財源(埋蔵金)を今回の補正に回すことにしています。苦しまぎれの帳尻合わせです。典型的な財務省主導のやり口です。私は反対でしたが、党の立場では何ともなりませんでした。

 本来、この財源は税制改革でまかなう約束でしたが、自民党政権時代から、埋蔵金でごまかしてきています。この点も大問題。

 金額は約2兆5千億円です。この財源を二次補正までにどうするか与野党で協議することも、三党政調会長申し合わせに入っています。

 確かに、いますぐに増税できる地合でない以上、何とかしてつないでいく智恵を出すしかありません。

 しかし、実は今、公的年金は保険料よりも年金受給者への支払いが上回るようになっています。

 仕方がないので、2011年度では年金積立金を約6兆4千億円取り崩す予定です。10年度もほぼ同額取り崩していますし、09年度は約4兆円取り崩しています。ちなみに、1994年から5年間、一般会計の財源不足のため、年金積立金を取り崩しています。その際の元本3兆804億円はまだ返されていません。

 昨年末で年金の積立金は116兆円になっています。たくさんあるように見えますが、「過去勤務債務」と言って、既に、保険料を払っている人に将来払う義務のある年金額は数百兆円になっています。ある意味、「債務超過」なのですが、これは将来の保険料が担保ですから、一応ツジツマはあっています。将来の世代は莫大な保険料を払わないといけませんが、、、、。

 ともかく、仮に、2兆5千億円工面して年金に入れても、いわば「焼け石に水」です。

 つまり、年金の支払い水準が高過ぎるのです。

 単純な算数です。今、社会保障と税の改革議論をしていますが、まずは、年金の支払い水準を引き下げることが大前提になります。これは政治家の仕事です。これ以上、保険料を上げられませんから、税金を高くしてそれで年金の支払い水準を維持するとしても、若い世代から搾取することには変わりありません。

 8人で1人の年金を負担する「賦課方式」で設計された年金制度が、少子高齢化でこれから2人で1人を支えることになるのです。

 もう逃げ道はありません。年金額を大きく減らせないなら、支給開始年齢を変えるしかありません。欧米では、年金の支給開始年齢は67~68歳です。日本も、今から議論を始めるべきです。

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49年ぶりのゴールデンウイークでの国会審議!

2011年04月29日 23時53分03秒 | Weblog

(和歌浦ステューデントジャズフェスティバルで挨拶する岸本周平。)

 今日は、連休初日。

 昨晩、衆議院本会議終了後、羽田からANA便に飛び乗って、関西空港経由で帰和。

 今朝は、午前5時から「朝起き会」に参加。眠いです、、、。朝ご飯食べて、8時から和歌山城の清掃ボランティア。

 10時から連合和歌山のメーデー。11時半から、第6回和歌浦ステューデントジャズフェスティバル。

 このフェステバルは中学、高校のブラスバンド部がビッグバンドジャズの演奏をします。映画「スイングガールズ」そのまんまです。私は、第1回目から、顧問で参加。青空の下、片男波野外劇場での演奏は和歌山の風物詩に。

 そして、お昼のANA便でとんぼ返り。午後5時半からの政策調査会の役員会。ここでは、第二次補正予算に向けての財源問題等の民・自・公の政調会長申し合わせ文章に関して承認。財金部門会議の役員として内容に関わっていましたので、出席しました。

 明日は、午前中財務金融委員会。午後本会議で第一次補正予算とその財源確保法案の採決です。

 大型連休中に国会が開かれるのは49年ぶりとか。震災対策が急がれる以上、止むを得ません。

 今後、第二次補正に向けて、まず、子どもに対する手当ての制度や高速道路料金割引制度をはじめとする歳出の見直しが与野党間で話し合われます。私は、国難とも言える大震災対応なので、必ずしも「マニフェスト」にガチガチにしばられるべきではないと考えます。

 財務金融委員会としては、法人税減税などを内容とする平成23年度税制改正法案を通さねばなりません。復興財源は必要ですが、法人税減税は予定通り実行すべきと考えます。むしろ大震災後の景気活性化のために、5%引き下げではなく、10%引き下げるべきです。

 そして、何より、特例公債(赤字国債)37兆円を発行する権限を政府に与える法案です。国庫の資金繰りだけでは、夏までしか持ちません。政府のサービスがストップしてしまいます。

 そして、大震災の復旧、復興の財源をどうするか?私の考えは前にブログで書いたとおりですが、党内でも与野党間でもオープンに大いに議論して、結論を得るべきです。政争の具にせずに、政策論争をするのは大歓迎です。

 http://blog.goo.ne.jp/shu0712/e/7d2ccdbc7e1a633b09511525701d1665

 さらに、年金財政に対する信頼確保のためにも、社会保障と税制改革の一体的な検討を超党派で行うべきです。

 連休明けから、またもや忙しくなりそうです。

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佐藤栄佐久前福島県知事

2011年04月28日 23時59分47秒 | Weblog

(パネルデスカッションの模様。左から、下村満子さん、佐藤栄佐久前福島県知事、田原総一郎さん&岸本周平。)

 昨日、パネルデスカッションに出演しました。メンバーは下村満子さん、佐藤栄佐久前福島県知事、田原総一郎さん&岸本周平。

 佐藤前知事は、福島県知事を5期18年務め、06年に収賄疑惑で辞職、逮捕されましたが、無罪を主張し検察と戦っておられます。在職中から、政府の原子力政策に異を唱え続けてこられました。

 「特に、福島原発でのプルトニウム(使用済燃料から再処理により回収される核燃料)を使った発電には最後まで反対。知事が交代してはじめて、プルトニウムを使うことが可能になった。

 そのプルトニウムを使ったMOX燃料(プルサーマル)が今回の第1原子力発電所の第3号機で使われていることは、事故当時マスコミに報道されることはなかった。」

 今では、種々報道されています。http://www.j-cast.com/tv/2011/03/18090779.html

 このパネルでは、田原さんがインタビュアーになって、もっぱら佐藤前知事のコメントをお聞きすることになりました。下村さんからはマスコミの報道の問題点、私からは、原子力安全委員会と資源エネルギー庁原子力安全・保安院の関係など事実関係をコメントしました。たとえば、東電が先日発表した「工程表」は保安院はチェックしたが、安全委員会はまったく関与していないことなどです。

 使用済みの核燃料を再処理し、核分裂性物質を抽出し、これを再び、核燃料に使うという一連の循環過程を核燃料サイクルと言います。高速増殖炉という技術を使って核燃料サイクルを行うと資源の節約になるということで、日本でもその実証炉を着工する予定でしたが、現在、まったく目処が立っていません。フランスでは1997年に実証炉計画そのものが断念されています。

 佐藤前知事は、「当初、原子力発電そのもに反対ではなかったのだが、「原子力発電所における自主点検作業記録にかかる不正問題」への政府の対応が不誠実だったために、徐々に原子力政策に不信感をいだくようになったのだ。」と上記の説明を交えながら淡々と語っておられました。

 参加者も多くの質問を投げかけて、予定の時間を大幅に超過して、パネルはお開きになりました。

 なお、被告人の立場の佐藤前知事をパネルにお呼びしたのは、このブログで私がいつも書いているように、裁判が終結するまで「無罪の推定」がありますので、何ら問題ないという主催者側のコンセンサスに基づくものです。

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優良放送番組推進会議

2011年04月27日 23時45分56秒 | Weblog

(月尾嘉男東大名誉教授と。講演する岸本周平。) 

 今日は、午前8時から「優良放送番組推進会議」に出席。

 この団体は、放送のスポンサー企業が集まって、「優良放送」番組を増やすためのアンケート調査や啓蒙活動を行っています。現在、46社の会員企業で構成。

 事務局長は東京大学名誉教授の月尾嘉男先生。http://www.tsukio.com/main.html

 月尾先生とは古いお付き合いで、若い頃から政策の勉強会などでご一緒していました。月尾先生が郵政省の総務審議官になられた時も、霞が関改革の仲間として活動しました。さらに、、、、「清流塾」の塾員としてもご指導いただいていました。

 「清流塾」は日本全国のきれいな川でカヌーを楽しむ会です。月尾先生はカヤックーの頂点である「ケープ・ホナー」を達成されている達人。

 私は和歌山県の古座川清流塾で何度か教えてもらいました。もう10年も前のことですが、、、、苦笑。

 その後、落選して浪人中にはなかなかお目にかかることもかなわず、ご無沙汰していまいしたので、ほんとうに再会できてうれしかったです。

 会員企業の広報部長さんたちが大勢出席されていましたが、テーマは「クロスオーナーシップ規制について」。

 クロスオーナーシップ規制とは、放送局と新聞社は共にパワーのある巨大メディアなので、それぞれ資本関係を持つことを禁止するルールです。

 先進国では、当然のルールで、アメリカでも当初の行政指導から、1970年代に法律で禁止されています。

 日本では、歴史的な経緯から、5大新聞―5大テレビ局の資本系列が確立しています。国民は、誰もそれを不思議だとは思っていません。

 10年前のブッシュ政権時代に、このクロスオーナーシップ規制をゆるめるような決定をFCC(連邦逓信委員会)が行いました。当然、議会や消費者団体が大反対をし、大デモ行進があり、大騒ぎの末、訴訟でこの決定は撤回されました。

 そして、、、この報道は日本国内ではほとんどありませんでした、、、、。

 なぜなら、日本の状態が異常であることを国民が知ることになりますから。寝た子を起こすな、、、です。

 以前、このブログでも書きましたが、自己防衛のためには海外のメディアの記事をインターネットで読むしかありませんね。

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統一地方選挙終了

2011年04月25日 23時15分25秒 | Weblog

 昨日、和歌山市議会議員の選挙が終わりました。

 定数38に候補者が45人。民主党は公認2名、推薦1名で戦いました。結果、3名の全員当選。

 公認の候補は二人とも、30歳台の現職。一人は、元衆議院秘書。もう一人は浪人中の私の秘書。その意味では、どちらも、政党人のたたき上げです。

 一人は補欠選挙で一期目当選ですが、二人とも二期目の挑戦でした。

 それぞれに、友人、知人を中心にする手作りの選挙にプラス、連合傘下の組合の手分けしての応援をもらいました。

 一人は街宣車も使わず、自転車のみで。若くて、お金がなくても、志だけで、市議会議員として活動できるという良いお手本となってくれました。

 まだまだ、民主党の地方議員は少なくて、今回、私の選挙区では、かつかつ現状維持が精一杯でしたが、4年後の統一地方選挙では、彼らのような利権政治に真っ向から立ち向かう市民目線の候補者をできる限り大勢擁立したいものです。

 今回の和歌山市議会選挙でも、無所属新人で、女性候補や中学の校長先生を引退したシニアの候補、元ラジオ局アナウンサーの市民候補など、新しい息吹を感じる候補者が当選しました。

 その他、私の応援をしてくれている無所属の友好議員さんたちが全員当選。

 6年前に私が和歌山に戻って、徒手空拳の政治活動を始めてから、ある意味、すがすがしい市民感覚の議員さんが、続々と誕生しています。

 お金がなくても、「志」だけで政治家になれる。

 新しい政治風土をもっと確実なものにしていくよう、努力していきます。

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トリガ―税制の一時凍結とは?

2011年04月23日 20時59分47秒 | Weblog

 昨日の金曜日、震災特例税制法案が衆議院で可決されたことをブログに書きました。

 その後のマスコミの報道で、「トリガ―税制の一時凍結」をめぐって、国会内で混乱があったとの報道がありました。

 皆さんは、「トリガ―税制」って何だっけ???という感じではないでしょうか?

 これは、一昨年の予算編成過程で決まった税制です。

 ガソリンや軽油には、「暫定税率」というものがかけられています。その昔、第一次オイルショックの時に、消費を抑えるために設けた上乗せの税金です。

 その後、自民党政権下で道路建設のための特定財源として使われてきました。

 民主党はこの「暫定税率」を廃止することをマニフェストに掲げて、2年前の総選挙を戦いました。

 そして、政権獲得後初めての予算編成。リーマンショックで、平年より10兆円近い税収不足の下では、約1.9兆円の「暫定税率」を廃止することができませんでした。

 その際に、ガソリンの値段が3カ月連続でリッター当たり160円を超えたら、「暫定税率」分を止める(3カ月連続で130円を下回ったら、元に戻す。)という「トリガ―税制」をつくりました。160円が引き金(トリガ―)なので、トリガ―税制と呼ばれています。

 ガソリンで25円、軽油で17円分が引き下げられることになります。

 今、ガソリンの値段がジリジリ上昇する中、このトリガ―税制の適用が現実化する中で、震災復興の間だけ、与野党で「一時凍結」を決定することになったのです。

 まず、野党から「トリガー税制の廃止」が提案された理由は、①ガソリンの値段が下がれば需要が増えて、それでなくてもガソリンや軽油不足の被災地に悪影響が生じる、②仮にトリガ―税制が発動されると、3ヶ月間で約5千億円の税収が不足し、復興財源の確保に穴があく。などでした。(震災後の状況の変化を考えると、私も同感です。)

 私たち税制改正プロジェクトチーム(PT)の役員会でも、大議論しました。「参議院で逆転されている以上、野党の提案を飲まざるをえない。ならば、与党としても、あらかじめ、トリガ―税制の廃止を党議決定すべき。」という結論になりました。

 与党の「税調」(税制改正PT)には責任がありますから、不人気な政策でもあえて、泥をかぶって決定する必要があります。

 しかし、税制改正PT総会では、その議論は通らず、「執行部に責任をとらせるべきだ。党の税調としてマニフェストに反する決定をするのはおかしい。」との意見が多く、結論を留保して、政府税調に報告しました。

 結局、震災特例法案を参議院でも通すために、与野党折衝で「一時凍結」が決まったのです。このプロセスで、「廃止」から「一時凍結」に内容が変わりました。野党の意見と与党の「思い」の間で妥協が成立しています。

 そのことに対して、納得できないとして一部の与党議員が抗議文を総理に渡したりしたのが昨日の顛末です。

 反対の議員の言い分も十分理解できます。しかし、政党は組織です。特に、与党は政権運営に責任があります。妥協しながら、政策を実現するのが与党の仕事です。野党なら、言いたいことを言いっ放しでもすみますが、、、、、。

 泥をかぶってでも、物事を決めるから与党の税調は権威を持てるのです。

 与党の辛さ、苦しさを同僚議員の皆さんと分かち合いたいものです。

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震災特例税法、衆議院通過

2011年04月22日 23時34分47秒 | Weblog

 今日は、いつもながら忙しい一日でした。

 午前8時から税制改正プロジェクトチームの役員会。午前8時45分から財務金融委員会理事会。9時から同委員会。そこで、震災特例税法の審議。12時前に全党一致で可決されました。その後、理事懇談会で今後の委員会運営の相談。

 午後1時から衆議院本会議で、震災特例法案を含むいくつかの法案の採決。

 本会議終了後ただちに、午後2時から内閣委員会。総合特区法案の審議です。午後4時からは、震災復興ビジョンチームの役員会。連休前に発表する提言の論点整理案について討議。

 午後6時からは、私がメンバーでもある「日本文化デザインフォーラム」http://www.jidf.net/の総会&懇親会に出席。午後8時50分のJAL便で関西空港に。和歌山の自宅には午後10時半に到着。

 予算委員会などはテレビで放映されますが、国会はそれだけではありません。普段、多くの委員会が開催され、終日、専門的で地道な質疑が行われています。インターネットテレビでは見て頂けますが、なかなか国民の皆さんには届きません。http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

 私は、財務金融、内閣の常任委員会と災害対策特別委員会の3委員会に所属。ほぼ毎日審議があり、委員会が重なる時には同僚議員に「差し替え」という制度で代わりに出てもらいます。でも、理事は差し替えができないので、もう物理的に限界、、、、苦笑。

 また、有難いことですが、党のプロジェクトチームの役員や議員連盟の事務局長をたくさんやっていますので、何とか所属の委員会を二つにしてもらうよう、今、国会対策委員会に交渉中です、、、、、祈。

 でも、議員として忙しいのは、ほんとうに有難いことです。NPOの寄付金税制を通じて知り合った多くのNPOの皆さんと一緒に活動ができますし、NPOや宇宙政策の議員連盟では超党派の活動もでき、他の政党の議員の皆さんとも仲良くなれます。

 国会議員として活動させていただいて、2年近くになりました。充実した議員活動に感謝です。

  今年の連休前半は補正予算の審議で国会です。「金帰月来」の例外になりますが、国会議員としてフル活動してまいります!!

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シビックフォースとジャストギビング

2011年04月19日 22時24分53秒 | Weblog

 

 大西健丞さんの主宰する公益社団法人Civic Forceシビックフォースが今、被災地で大活躍されています。

 

 このブログでも紹介した「ジャストギビング」のシステムでシビックフォース応援の募金が約5億円集まったそうです。

 震災直後から、シビックフォースは民間で最初に気仙沼に入り、2万人の被災民を助けるという大規模なオペレーションを行っていますから、お金はいくらあっても足りません。

 ところが、「ジャストギビング」はインターネットでカード決済で寄付する仕組みです。カード決済が現金に変わるには2ヶ月間かかります。

 つまり、早くても5月11日にならないと現金がシビックフォースには入りません。彼等は食料も復旧も住む場所の提供までしています。5月まで現金がないとたちまちオペレーションに困ります。

 そこで、ジャストギビングは銀行にこの5億円を担保に、緊急に必要な2億円を貸してくれるよう銀行に頼んだそうですが、なかなか融資が難しいようでした。

 それを聞いて私はすぐに全国銀行協会と金融庁に相談しました。金融業務的には、カード決済がほんとうにあるかどうかわからないので、これを担保にお金を貸すのは、今までの慣例では非常に難しいケースなのです。

私は、大震災の被災者救援のためという非常に公共的な目的のために、動いているのだから、どうか前向きに考えて欲しいと頭を下げました。そして声をかけた担当の皆さんの努力と検討のおかげで融資ができそうだとすぐに連絡がきました。役にたてて嬉しかったです。

 シビックフォースもジャストギビングもこういう時の為に、こつこつと地味に努力されてきたNPOです。今後の被災地支援に欠かせない公益法人やNPOです。引き続きがんばって活躍して頂きたいと思います。

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被災地の栄養状況

2011年04月18日 22時34分29秒 | Weblog

  被災地の避難所では、場所によってはタンパク不足、ビタミン不足による健康被害が起きているところがまだあるようです。

 ユニセフの医療救護チームから、医療関係はまずまず対応できているが、栄養関係は必ずしも体系的なバックアップ体制ができていないとの声が私のところへ届きました。

 その後、電話で詳細を聞くことができました。

 おにぎりやパン、カップラーメン中心で、副食がほとんどない状況。また自宅で生活している被災者も厳しい状況におかれている。

 その結果、高齢者を中心に皮膚炎や口内炎などが発生。感染症も流行しています。

 ユニセフはこれまでの海外での災害救援活動の経験が豊富です。今回も、ユニセフ・ソマリア支援センターの保健・栄養・水衛生事業部長を勤めておられる医学博士の國井修先生から提案をいただきました。

 少なくとも、一日一食は栄養バランスのとれたお弁当を被災者に届けるシステムが必要。短期的対策としては、ビタミンや栄養素を含むサプリメントをも必須。

 このことを辻元清美ボランティア総理補佐官に相談したところ、『そうやねん。サプリメントでもええから、ビタミン届けようということで、指示したんやけど、単発的な動きでしかないねん。』

このままではいけません。

政府の優先順位をあげるために、被災者生活支援対策本部長の松本龍防災担当大臣にも相談することにしました。

 このような場合、間に官僚機構を入れると、時間がかかり過ぎたり、皆それぞれ重要なことをやって時間が足りませんから、どこかで消えてしまったりしてしまいがちです。

 ユニセフから問題点を的確に指摘したレターを書いてもらいました。状況を言ったのだから、それで動け、迅速な行動が大事だと思われるかもしれません。しかし、実は、こういう皆が混乱している時には「紙」が大事なのです。紙で政治家同士で合意し、この紙を役所に渡して動かすのが、効果が一番ある方法なのです。

総括的なシステムをつくらなければいけません。

今回は、これで動くと思いますが、被災者の皆さんの栄養状況が一刻も良くなるよう今後も状況を追いたいと思います。

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復興ビジョン検討チームの活動

2011年04月13日 23時11分53秒 | Weblog

 今週に入り、復興ビジョンチームの活動が活発になってきました。

 先週の岩手県への現地視察の後、大和総研の武藤敏郎理事長、ジャーナリストの船橋洋一前朝日新聞主筆、佐藤主光一橋大学教授をはじめ意見交換を行いました。

 復興財源の問題や、国際的な視点から復興をどう位置づけるかなど議論を深めることができました。

 今週末も、チームは宮城県に入る予定です。

 そんなあわただしい日々の中で、今、ネット上で有名なっている「10 things to learn from Japan-日本から学ぶ10のこと」を読んで、心がいやされました。

 世界銀行や国際通貨基金のスタッフの間で流れたのが最初だそうです。例外もあるでしょうが、日本は海外からはこのように見られている。誇らしいことです。必ず、復興は可能だと確信します。

 訳は、数ある中で、ブロガーの坂之上洋子さんのブログからお借りしました。

10 things to learn from Japan-
日本から学ぶ10のこと

1. THE CALM--Not a single visual of chest-beating or wild grief. Sorrow itself has been elevated.

静寂ーーーそこには威勢よく騒ぐ人はなく、嘆きにくれ叫ぶ人の姿もない。ただ、悲しみの存在だけがこみあげている

2. THE DIGNITY----Disciplined queues for water and groceries. Not a rough word or a crude gesture.

威厳ーーー水と食料のための待ち行列は規律があり、そこでは荒い言葉をはいたり、粗雑な行動をとる人がいない


3. THE ABILITY--- The incredible architects, for instance. Buildings swayed but didn’t fall.

能力ーーー信じがたいほどの能力ある建築家たち。ビルは揺れた。しかし崩れたビルはなかった


4. THE GRACE-----People bought only what they needed for the present, so everybody could get something.

品格ーーー人々は自分達が当面必要としたものだけを買った。だから、皆がそれぞれ何かものを手にいれることができた


5. THE ORDER-----No looting in shops. No honking and no overtaking on the roads. Just understanding.

規律ーーー店での略奪はなく、路上でも追い越しや叫ぶものはいない。皆が理解を示している


6. THE SACRIFICE----Fifty workers stayed back to pump sea water in the N-reactors. How will they ever be repaid?

犠牲ーー原子炉にポンプで海の水をかける為にとどまった50人。 彼等にこの恩をどう返せばよいのか?



7. THE TENDERNESS------Restaurants cut prices. An unguarded ATM is left alone. The strong cared for the weak.

やさしさーーーレストランは値下げをし、警備のついていないATMはそこに放置されたままである。そして強い人は弱い人の世話をしている


8. THE TRAINING----The old and the children, everyone knew exactly what to do. And they did just that.

訓練----老人、子供、皆はそれぞれ何をしたらよいのかきちんと知っており、 そして、彼らは淡々とそれをしている



9. THE MEDIA----They showed magnificent restraint in the bulletins. No silly reporters. Only calm reportage.

メディアーーー報告する時に抑制し落ちついている。 愚かなレポーターがいない。 落ちついたルポが続いている



10. THE CONSCIENCE---When the power went off in a store, people put things back on the shelves &left quietly.


良心ーーー店で電源が切れた時に、レジに並んでいた人々は、物を棚に戻し、静かに店を去った



Truly Inspirational --what is happening in the Land of the Rising Sun.

本当にInspirational--日出ずる国で起こっていること



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