岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

税制改正PT総会、重点事項の取りまとめ完了。

2010年11月30日 23時23分29秒 | Weblog

(税制改正PT総会で司会をする岸本周平)

 今日は長い一日でした。

 午前8時から、税制改正プロジェクトチーム(PT)の総会。23年度の「税制改正主要事項にかかる提言」を取りまとめる最後のタイミングです。

 もちろん、予備日として、明日、水曜日の朝も予定はしていました。しかし、できれば、ここで座長一任をいただきたい場面でした。

 と言うのは、夜の8時から、租税特別措置に関する民主党の提言への1次査定案が、政府税調側から提示されます。これが相当荒れるはずなので、その前に重点事項は決着させておきたかったのです。

 意見の多くは、ナフサや原料炭への非課税の恒久化、中小企業への配慮。法人税を5%引き下げる財源に関して、研究開発税制や受取配当の益金不参入制度などを廃止してはかえって経済成長を阻害する。など、今の景気への配慮が多かったです。

 前も書きましたが、自民党税調とは違って、「上品(!?)」で論理的なものでした、、、。

 政府税調は増税路線ですが、配偶者控除への所得制限の導入などは、党のPTでは慎重に考えています。

 甲論乙駁(こうろんおつばく)ありましたが、30分の延長の後、中野寛成座長が、「皆さんの意見を最大限尊重するので、文章表現は任せてもらいたい。」と締めくくられました。

 間髪入れず、司会の私の方で、「それでは、座長一任ということで、了承お願いします。」と申し上げて、拍手で承認いただきました、、、、ホッ、、、汗。

 その後は、アメリカ大使館の経済部からジェイソン・ローレンスさんと意見交換。総務省の平岡副大臣と通信政策に関して意見交換。

 午前11時からは、自民党の中谷元代議士の部屋で、12月1日に開催するNPO議員連盟の総会の打ち合わせ。超党派で「新しい公共」のムーブメントを起こします。

 その後、税制改正PTの役員会。衆議院本会議。午後2時からは、玄葉政調会長を囲み、会長補佐会議。午後3時、常任幹事会。午後4時、政調役員会。そのまま、日経新聞の取材。、、、、と目の回るような一日でした。

 締めは、午後8時からの税制改正PT総会。ここでは、租税特別措置に関する党PTの提言への政府税調の1次提案。財務省、総務省の副大臣、政務官が来られて、説明。60人を超える民主党の国会議員が全員、それに対して発言しました。

 司会進行は、不肖私、岸本周平。2時間近く、熱い議論が交わされましたが、無事終了。政府は二次提案を金曜日に提示します。

 いやあー。長い一日でした、、、、。


和歌山県知事選挙の結果

2010年11月29日 23時49分42秒 | Weblog

 昨日、和歌山県知事選挙の結果が出ました。

 残念ながら、民主党推薦のふじ本まり子候補は、現職候補に大差を付けられて敗北しました。

 4年前の知事選では、民主党和歌山県連は候補者すら立てられず、苦しみぬきました。

 昨年の政権交代の後、現職国会議員も3名誕生し、今回は、市議2期、県議2期勤めた、素晴らし候補者をいただき戦うことができました。

 しかし、結果を出すことができずに、ほんとうに残念で残念でなりません。

 県会では、自民党の県議が30人。対する民主党はわずかに2人。やはり、自民党王国の壁は高かったのか。

 尖閣をめぐる、民主党政権の外交・安全保障問題での不手際など、菅内閣の支持率の低下も背景にあるのか。

 十分に敗因を分析して、来春の統一地方選挙に備えたいと考えます。

 応援していただいた皆さまには、真に申し訳けありませんでした。

 候補者のふじ本まり子さん、お疲れ様でした。ほんとうによく頑張ってくれて、広い和歌山県内をくまなく回ってくれました。直接接する有権者の反応は悪くなかっただけに、応援団の私の力不足でした。ほんまに、申し訳ありません。

 もう一度、原点に立ち返って、再起を期します。


ヤワラちゃん・谷亮子参議院議員来和!

2010年11月28日 09時36分58秒 | Weblog

(今年少年の部全国優勝をした正木道場にて、保護者の皆さんとの記念撮影。)

 昨日は、和歌山県知事選挙の最終日。

 早朝6時半から、住友金属和歌山工場前の「御前松交差点」で街頭宣伝活動。土曜日ですが、住友金属の工場は稼働していますので、三交代シフトの通勤時間帯に立ちました。

 住金工場前で立つのは、どの選挙でも恒例です。何と言っても、和歌山一の工場ですからね。

 その後、いくつか予定の行事に参加。それから、街宣車に乗りました。

 候補者を乗せて走っている街宣車を追いかけて、合流します。今は、携帯電話がありますので、楽に捕まえることができますが、携帯電話のなかった時代の選挙はどうだったのか、、、と思うことがあります。

 午後3時半からは、JR和歌山駅前で、谷亮子参議院議員をお迎えしての政談演説会。ヤワラちゃん来るのチラシを配ったこともあって、2000人を超える人が集まってくださいました。

 すごい人気でした。演説の後、候補者と一緒に「国体道路」を「桃太郎」で練り歩きました。大勢の人が、そのまま谷参議院議員の後を歩いてくれました。途中のお店の人も総出でした。

 その後、谷参議院議員には、この夏の全国大会、少年の部で優勝した正木道場に行って、子どもたちにあいさつしてもらいました。

 正木道場は、全日本学生選手権優勝者の正木照夫先生が平成6年に開いた道場です。

 子どもたちからすれば柔道の神様です。みんなで記念撮影。時間がなくて、あわただしい中、保護者の皆さんとも記念撮影。

 48キロ級なので、小柄なのですが、畳の上に立つと、ガゼン強そうに見えます。

 谷参議院議員とは東京で打合せの時、私も少年柔道出身で、講道館三段をいただき、中之島の柔道会館で浪人中、小学生に柔道を教えていたこともあるとお話しましたが、、、金メダリストの前では、柔道の話はできませんね。

谷参議院議員は午後6時5分関西空港発のJAL便で帰京。和歌山滞在時間はわずかに2時間の強行軍。どうもありがとうございました。

 一方、私たちは、候補者と街宣車に。 午後8時前に再びJR和歌山駅前での街頭演説。午後8時以降はマイクが使えないので、駅前のホテルに会場を移し、最後の個人演説会。

 その後は、午後11時半まで田中町の交差点で候補者と一緒に立ちました。そのまま、事務所に戻り、ちょうど午前0時に選挙活動を終えました。大勢のボランテアの若者が最後の立礼に参加してくれました。感謝です。

 後は、夜の開票結果を待つのみです。


和歌山県知事選挙最終盤。

2010年11月26日 23時18分32秒 | Weblog

和歌山県知事選挙も最終盤です。

今日は、補正予算が参議院で否決されましたが、両院協議会で予算の衆議院の優越から、成立しました。

 私は、午前中に民主党税制改正プロジェクトチームの司会進行をしてから、国会対策委員会の許可をいただき、和歌山県知事選挙の応援のために地元和歌山に戻りました。

 税制改正プロジェクトチームの総会のニュースが各放送局で流されたようです。私は、テレビを見るヒマがなくて見られなかったのですが、大勢の方から、「ニュースに映っててたね。見ましたよ。」と声をかけていただきました。

 個人演説会の会場で、皆さんにそう言っていただけて、有難かったです。やはり、テレビの力はすごいですね。

 この総会では、来年度の税制改正の重点事項に関して、党の意見を集約し、政府税制調査会に提案する原案を提示しました。

 昔の自民党税調とは違って、マスコミフルオープンです。と言うか、役人でも、業界団体の方でも、名刺さえ出せば、誰でも入れるのです。これはすごい変化なんですね。

 自民党税調では、政治家以外に会議に入れるのは、財務省と総務省の担当者だけでした。入り口で、族議員に役所の担当者が読み上げ用の紙を渡して、「先生、よろしく頼みます!」と送り出す。

 族議員は、その通り、紙を棒読みして、役人に報告する。そんな会議でした。私が主税局で働いていた時から、ずーとそうでした。

 フルオープンになったという大きな変化が評価されていないのは、広報の能力に欠けているからでしょう。

 議論の内容も、議員が自分の言葉で、自分の信念を語るレベルの高いものです。司会進行をしながらも、自民党税調との質の違いに驚いています。

 財政が厳しい中での、税制の議論ですから、制約のあることも事実です。

 一日も早く、消費税を含む抜本的税制改革の議論を始めたいものです。民主党の税制改正提言の最後の行は、その言葉で締めくくられています。

 来週も議論が続きます。早ければ火曜日、遅くとも水曜日には最終提言をセットします。


黄色のネクタイ。

2010年11月25日 14時24分47秒 | Weblog

(黄色のネクタイを写真に。撮影by坂之上洋子先生。)

 昨日24日に、このブログで再三登場の坂之上洋子さんが議員会館に来てくれました。

 坂之上さんの第一声が、「そのネクタイの色、、、、ありえなぁーーい!!」でした。

 ショック、、、、汗。

 普段、男性のファッショには直接コメントしない方なので、当方、ビックリ。

 ブランディング・コンサルタントとしても、「ステラおばさんのクッキー」などをプロデユースしている一流の「先生」から、ネクタイの色を否定されてしまいました。涙。

http://blog.sakanoue.com/

 写真では柄が見えませんが、点から線へ、徐々にデザインが変化、そして一番下には「象さん」の柄が完成するという「素敵」なもの。グラデーションなのですよ。

 この夏、ギリシャ財政危機の調査に行った時、空港の免税店で買いました。一応、、、ブランドなんですが、おりしもユーロ安なのとバーゲンなのとで、日本で買う値段の3分の1でゲット。その意味でも、自慢だったのですが、、、。

 「それはわかったけど、、、色が道路工事の標識みたい。反射している!!」と一喝。

 しかも、「象って、、、それ、アメリカの共和党のシンボル???? 周平さん、コンサーバティブに徐々に、、、なるの?(爆笑)」

 坂之上さんは本件を、写真入りのツイッターでつぶやきまました。

 http://twitter.com/sakanoue

 リツイートでは、全員「変なネクタイ派」でした。

 でも、お一人だけ、「ルパン三世みたいで、私は好きです!」とのリツイート有りました。

 捨てる神あれば拾う神ありですね。

 


北朝鮮の韓国砲撃に関して

2010年11月24日 15時17分46秒 | Weblog

(JR和歌山駅前での街頭演説。後ろは、応援に来てくれた小原舞代議士、工藤仁美代議士。)

 昨日は、和歌山県知事選挙で一日中街頭宣伝活動。この飛び石連休はずーと地元ででした。

 民主党のキャラバン隊として、写真のお二人の小原舞代議士、工藤仁美代議士に加え、高村勉代議士、山本剛正代議士の4人が一日中、街宣車に乗って街頭演説。私も、午前中は候補者と一緒に街宣車に、午後は、キャラバン隊に合流して街頭演説。

 さすがに、冷える一日でしたが、熱く燃えました。

 午後5時半からは、枝野幸男幹事長代理も加わって、JR和歌山駅前で個人演説会。

 寒い中、大勢の皆さんに集まっていただきました。

(枝野幹事長代理と一緒に岸本周平後援会幹部とのタウンミーティングに出る岸本周平。)

そのさ中に、枝野先生から「北朝鮮の韓国砲撃」の情報をいただきました。

街頭宣伝活動中は、I-Padなどの携帯端末でニュースを見るヒマはありません。

枝野先生と合流して、その話を聞いて、ほんとうにびっくりしました。その間も、枝野先生は官邸や党幹部と連絡を取り合っておられました。

私が政調会長補佐として担当している国家戦略室は危機管理担当ではないので、情報はなかなか入りません。いささか縦割りの弊害を感じましたが、枝野先生の表情から緊迫感がうかがえました。

ヨンピョンド島への砲弾での攻撃で韓国軍兵士が二人死亡、民間人も数人が負傷し、大きな被害が出ました。

休戦協定は1953年。私が生まれる前のことですが、確かに「休戦」であったことを痛切に感じました。

北東アジアの地政学的な不安定さは、先の尖閣諸島の問題で明らかになりましたが、立て続けに、私たちの日本が置かれている現実を直視する結果となりました。

いたずらに、感情的になってはいけません。冷静に、日本の置かれている立場を考え、外交、安全保障上の戦略を立てるべき時です。

ここで、日米安全保障条約の意義をもう一度確認する必要があります。

そして、韓国やASEANの諸国とも地域の平和構築についてアライアンスを組んでいくべきです。

その時に、これまでの日本の外交が、開発援助や環境問題などシビリアンパワー戦略をとってきたことが生きてきます。うろたえる必要はまったくありません。


ブログが書けない。

2010年11月20日 22時18分59秒 | Weblog

 最近、ブログを書く回数が減っています。忙し過ぎるという「ぐち」を先日書きましたが、理由はそればかりではありません。

 今は、和歌山県知事選挙のまっただ中。なので、具体的な選挙活動については書けません。

  このような演説会の様子を写真でお見せするくらいかな。

 この飛び石連休は、地元に張り付いていますが、先週は東京で、党の税制改正プロジェクトチームやら地球温暖化対策税の検討小委員会で活動しました。

 ところが、その内容は大詰めに来ていますから、超シークレット。

 少しでも、ブログに書くわけにいきません。

 これまで、日々の活動を中心にブログを書いて来たものですから、活動を書けないとなると、困ってしまいます。

 その点、ちきりんさんの日記や坂之上洋子さんのブログは、考え方や感じ方を書いておられるので、行き詰ることがありません。

 ちなみに、坂之上先生はツイッターに力点が移っていて、最近もブログの更新が少ないので、一ファンとしては、残念ですが、、、、。

 忙しさの中で、映画や音楽を楽しむ感性がすり減っている感があります。いささか不安。

 ともかく、この知事選挙を戦い抜き、予算と税制改正を乗り切ってから、深みのあるブログか書けるよう、、、、トライしてみます


「はやぶさ」カプセル内に微粒子発見!!

2010年11月18日 23時12分10秒 | Weblog

 今週は、税制改正プロジェクトチームと地球温暖化対策税の関係で、分刻みの忙しさ。ブログの更新もままなりませんでした。読者の皆さんには申し訳ありません。

 そんな中で、「はやぶさ」カプセル内に微粒子があったニュース。心がほのぼのとしましたね。

 小惑星探査機「はやぶさ」の物語は、宇宙議員連盟事務局長の私のみならず、どなたも感動したストーリーです。

 今年の6月、7年ぶりに「はやぶさ」が宇宙から帰還しました。「はやぶさ」のミッションは、地球から30億キロメートル離れた小惑星「イトカワ」に着陸し、地表面の微粒子を採取、それを地球に持ち帰ることです。

 遠隔操作で、このような作業をするのですから、相当な技術力が要求されます。

 しかし、「はやぶさ」はイトカワに接近し、石を持ち帰るために、発射すべき弾丸が不発。着陸のショックで舞い上がった「ちり」を採取する際に、転倒。燃料漏れから、2ヶ月間も交信不能に。その際、4台あるエンジンも既に2台が故障。

 満身創痍の状況ながら、何とか、イトカワを出発。途中で、3台目のエンジンも故障しましたが、予定を3年間もオーバーして地球に帰ってきました。往復60億キロメートルは地球と太陽を20往復できる距離です。

 「はやぶさの大冒険」、山根一真著、マガジンハウス、2010年7月http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F%E6%8E%A2%E6%9F%BB%E6%A9%9F-%E3%81%AF%E3%82%84%E3%81%B6%E3%81%95%E3%81%AE%E5%A4%A7%E5%86%92%E9%99%BA-%E5%B1%B1%E6%A0%B9-%E4%B8%80%E7%9C%9E/dp/483872103X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1290143626&sr=8-1

 そして、16日に1500個の微粒子を持ち帰っていたことが発表されました。

 月以外の宇宙空間から、微粒子を持ち帰ったのは日本が初めてなんです。

 46億年前に誕生した太陽系の謎が、この微粒子から解き明かされる、大きなてがかりになるそうです。

 川口淳一郎プロジェクトマネージャーが目に涙を浮かべて記者会見をした様子に感動しました。「はやぶさ」がまるで、自ら意志をもつかのように、苦難の旅を終え、そのミッションは成功しました。

 日本の宇宙技術の高さを世界に見せつけただけでなく、閉塞感のある今の日本にとって、勇気をもらえるニュースでした。

 私も、「忙しい、、忙しい、」と言っていないで、「はやぶさ」を見習って頑張ります。


Chikirinさんに会いました!

2010年11月14日 23時33分48秒 | Weblog

 (和歌山知事選挙で応援演説する岸本周平。)

 今週末は、和歌山県知事選挙で走り回りました。前厚生労働大臣政務官の山井和則衆議院議員や横粂勝仁衆議院議員が応援に来てくれました。

 今、選挙の話を詳しく書きますと、公職選挙法違反になります。

 せめて、インターネット上の選挙運動を解禁する法律を与野党で検討中ですが、、、今回は間に合いません。 

 (宮前小学校体育館での応援演説中。)


 そうなので、先週の感動した話を書きます。

 日本のブロガ―でトップクラスの女性で「ちきりん」さんという人がいます。

 これまた、このブログにも再三登場するトップブロガ―坂之上洋子さんのご紹介でお会いしました。ちきりんさんは、本名を明かしてはくれませんでしたが、素敵な方でした。いただいた名刺も「ちきりん」のお名前、、、(笑)。大事にします!!

 ちなみに、お二人のブログは「Chikirin」と「犬も歩けば渋谷にあたる」です。

 下記のURLなので、ぜひお読みください。

 「Chikirinの日記」  http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/

 「犬も歩けば渋谷にあたる」  http://blog.sakanoue.com/

 このお二人のブログの共通点は、「知識」ではなく、「知恵」がもらえることです。

 残念ながら、恥ずかしながら、、、、、私のブログからは、岸本周平の日々の活動か、私の得た「知識」しか読み取れません。

 お二人のブログは、とても深いのですね。滋味菊すべし、、、。

 あえて言えば、お二人の違いは、ちきりんさんはご自分の「人となり」をブログで明かしません。常に、クールです。一方、坂之上洋子さんは、家族から自分のこと、友人のこと、けっこうフランクに語ります。私も登場しています(笑)。

 そして、もう一度言いますが、共通点は、このお二人のブログを読むと、「目からウロコが落ちる」のですよ。そういう見方もあったのか、、、、と。この知的な跳躍感は、まねできません、、、(涙)。

 このお二人に会っている間、さすがの私も緊張しました、、、、汗。。。


市民公益税制にかかる重点事項とりまとめ。

2010年11月12日 23時09分05秒 | Weblog

 今日は、「新しい公共」調査会の総会で、「市民公益税制にかかる重点事項について」というペーパーをとりまとめました。

  先日のブログでのヒアリングを受けて、役員会で議論をして、今日の総会にかけて皆さんの同意をいただきました。

 税制改正プロジェクトチームの中野座長、古本事務局長のご了解もいただきました。政調の役員会も通り、来週の月曜日、15日の政府税調市民公益税制プロジェクトチームに報告します。

  内容は、まず、認定NPO法人に対する寄付について、税額控除を導入し、所得控除との選択性にします。これは平成23年1月から遡及適用することを目指します。

  また、これまで、収入の内5分の1以上の寄付が必要でしたが、新たに年3000円以上の寄付者が年100人以上いれば認定が受けられるように、パブリック・サポート・テスト(PST)を見直します。

 認定主体も国税当局から都道府県に。もっとも、これはご相談ごとなので、スタートには1年か2年かかります。私たちは最速、24年4月からを目指します。

  仮認定制度の導入やそのためにも、情報公開の促進、事後チェック・ペナルティの充実も行います。

  また、認定NPO法人以外の法人にも税額控除を適用するように、今でも所得控除の制度のある「特定公益増進法人」を基本に検討を進めます。

  これらは、官邸に設置された「新しい公共推進会議」の提案とほぼ同じ内容になってます。

  http://www5.cao.go.jp/npc/suishin.html

  昨晩、NPO法人シーズ主催のシンポジウムに呼ばれて、市民公益税制のお話をしてきました。なつかしい顔ぶれにもお会いでき、政権交代のおかげで、これまでのことを考えると夢のようなNPO税制改革ができそうなことを喜んでいただきました。

  今日は、私にとっても、充実した、達成感のある一日でした。

  ささやかに、缶ビール(リキュール入り発泡酒)で乾杯したいと思います。