岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

水軒の浜に松を植える会

2010年02月28日 23時41分27秒 | Weblog

       (水軒の浜に松を植える会のメンバーと記念撮影)  

 今日は、朝9時から、水軒の浜に松を植える会の植樹のイベントに参加。  

 水軒は高度成長の時代に埋め立てで失われた白砂青松の地です。 

 この会が発足したのは2年前。実際には3年前から、水軒の浜での松の植樹をしてきました。私も最初からのメンバーです。

  地元西浜中学の生徒さん達も毎年、松を植えてくれます。

 私が昨年植えた松は、残念ながら枯れてしまいました。会のメンバーが植えかえてくれたので、助かっていますが(笑)。  

 おりから、チリの地震による津波警報が和歌山県に出ていました。平均1メートルとのこと。関係当局との連絡の中で、和歌山県にはそれほど大きな影響はないとの情報を得ていましたが、心配は心配でした。

  失われた海岸線の、少なくとも松の並木は復活させようという活動の日に、津波警報とは、、、。皮肉な運命を感じました。

  その後、和歌山放送の番組の収録。いろんな会合に参加する中で、刻々と入る情報の中で、和歌山県では津波の大きな影響はないようで、安心しました。

  本来は、毎週、月曜日の朝、駅頭で街頭演説をしてから上京するのですが、明日の朝早くから、国会審議がありますので、関西空港発のJALの最終便で東京に。和歌山には昨日の朝一番に帰りましたので、あわただしい週末となりました。

  なお、先週の私の衆議院、財務金融委員会での質問の様子は、以下のURLからご覧いただけます。ぜひ、見てください。

 http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

              私たちのために。
             私たちの子どもたちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。


金融ファクシミリ新聞トップページに載りました!

2010年02月26日 22時40分28秒 | Weblog

 「金融ファクシミリ新聞」 http://www.fng-net.co.jp/itv/2010/100208.html 

 今日も、一日、国会漬け。朝8時50分から、財務金融委員会理事会。9時から委員会開始。午後は、参考人質疑で、大学の先生方三名をお呼びして、税法等に関する意見交換をしました。

 中央大学の森信茂樹先生は財務省の先輩です。私は、当選後、彼の税制の研究会に入れてもらって勉強中。彼は、持論の給付付き税額控除と法人税の引き下げの論陣を張られました。

 一橋大学の水野恒先生は税法の専門家。慶応大学の土居丈朗先生は経済学者で、私が官僚時代、若手の学者としてよく議論させていただきました。

 アカデミックな議論を国会の場ですることは意味がありますね。久しぶりに、知的刺激をいただきました。

 とは言うものの、その後は理事懇談会。そして、午後9時半から理事会再開。月曜日の朝からの国会正常化が決まりましたので、財務金融委員会も月曜日の朝から審議開始。

 今晩は、午後10時過ぎに宿舎の部屋で発泡酒をいただきました。やれやれ(苦笑)。

 いつもは金曜日の夜、地元に帰るのですが、今日は無理。明日の朝一番の飛行機で関西空港に向かいます。

 なお、最近、「金融ファクシミリ新聞」のトップページを飾ったので、興味のある方は記事をお読みください。

   http://www.fng-net.co.jp/itv/2010/100208.html 

             私たちのために。
             私たちの子どもたちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。


予算案、年度内成立か?!

2010年02月25日 23時04分04秒 | Weblog
 予算案の年度内成立に向けて、国会内では与野党の厳しい攻防が繰り広げられています。

 これまで、官庁の側から、あるいは市民としてながめてきた世界とはまったく違います。とくに、財務金融委員会の理事になってからは、舞台裏の真っただ中にいるものですから、国会運営の機微がわかるようになりました。

 今日も、朝7時45分から、衆参財務金融委員会の理事懇談会からスタート。その後、質問研究会で「特別会計」の勉強。議員会館の部屋で、郵政改革をめぐる民間金融機関の皆さんとの意見交換で午前中が終わりました。

 一瞬のヒマを利用して、ツイッター仲間の国広ジョージさん、坂之上洋子さん、安本晃さん達と40分間のランチ。ちなみに、国広さんと坂之上さんはあれだけツイッターしてても、実際に会うのは初めて。おもしろいですね。 

 さて、その後。

 昼からは、財務金融委員会の与党理事懇談会。それから、断続的に午後8時まで衆議院本会議に缶詰状態。

 自民党の駆け引きで、松本議院運営委員長の解任決議案、横路衆議院議長の不信任決議案が出されました。今回は、アメリカ議会のフイリバスター(議事妨害)のように長々と演説はされませんでしたが、半日、時間がとられました。

 午後8時からは財務金融委員会の理事会が開かれ、明日の審議日程をセット。

 宿舎の部屋で、発泡酒の缶をプシュッと開けて、ネクタイをゆるめたのは9時半でした。

 新人議員の一日は、こんな感じで暮れていきます。

             私たちのために。
             私たちの子どもたちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。


財務金融委員会での初質問

2010年02月24日 23時06分47秒 | Weblog
(財務金融委員会での質問風景です。衆議院第15委員室)

 今日、午前9時から30分間、財務金融委員会で、菅財務大臣に質問をしました。

 質問の内容は以下の通りです。

 (1)グローバル化に対応できる税制として法人税の引き下げが必要。

 今は、「担税力の高い者ほど納税する場所を自ら選択できる」わけです。法人税の実効税率が40%を超え、アジアの中では群を抜いて高いのですが、多国籍企業は外国で所得を発生させて、納税することで、実行税率を結果として低くすることが可能です。

 また、タックスへブン税制の税率を変更しなければいけないくらいアジアの諸国は法人税を下げています。中国が25%、韓国は24%です。

 今回、租税特別措置に関して、そうとう頑張って、見直しをしていただいていますが、さらに、「課税ベースを拡大」し、「成長戦略との整合性や企業の国際的な競争力の維持・向上、国際的な協調などを勘案しつつ、法人税率を見直して」いただきたいのですが、大臣の所見を問います。

(2)「中期財政フレーム」が必要。

 中期財政フレームは単なる「見通し」ではダメ。今、成功事例と言われているのは、3年間の歳出総額に上限を設定するスウェーデン方式、3年間の裁量的支出を固定する英国方式、4年間の将来見通しによる歳出抑制を行うオーストラリア・NZ方式など。

 政治主導により歳出をコントロールするには、予算の上積みを狙う各省庁の斬新主義的行動を排除する強い政治的な意志が必要。そのために、財政運営についての政治的コミットメントを明確にし、透明性を向上させ、財政ルールの違反の政治的コストを高めなければならない。

 「ほんまもんの中期財政フレーム」が成り立つためには、いくつかの条件が必要です。
① 複数年にわたり、支出を拘束する
② 慎重な成長率
③ 予算を包括的に対象
④ 過去の推計と実績の乖離を分析
⑤ 新年度予算と同時に発表
⑥ 半年毎に改定し、新旧の相違を説明(ベースライン)

 菅大臣が目標にする英国では、過去の推計と実績の乖離については「Reconciliation Table」と呼ばれる分析が導入されている。また、英国の中期財政フレームで使われる潜在成長率は、政府の経済見通しで使われるものより、低い数字が使われています。

 過去のフレームで、楽観的な経済成長を前提に、税収を過大に見積もり、財出の増加を許した反省がそこにはあります。ですから、新成長戦略の名目3%の成長率をそのまま使うことがあってはいけないわけです。

 なお、今でも財務省の「後年度影響試算」という中期財政フレームはあります。しかし、それには、わざわざ将来の支出は拘束しないと、注書きされています。それでは、真のフレームにはなりません。

 2002年1月の「改革と展望」から、2007年1月の「進路と戦略」などが内閣府から出されましたが、これらは、世界標準の中期財政フレームとは言えません。単なる「見通し」に過ぎず、政府のコミットメント、政治的意志もありません。また、推計と実績の分析も、その説明もありませんでした。

 財務大臣として、上記の前提が成り立つホンモノのフレームを導入する覚悟があるのか、お尋ねします。先進国で、財政健全化の戦略がないのは日本だけです。6月までに、ほんとうに財政戦略をつくる意思があるのか確認します。

 他にも政府調達の適正化や予算閣僚委員会での決定などを聞きましたが、菅財務大臣には、ていねいな答弁をいただきました。ありがとうございました。

    
             私たちのために。
             私たちの子どもたちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。


餃子の会

2010年02月23日 23時54分13秒 | Weblog
(和歌山日中友好協会の「餃子の会」にて中華人民共和国の大阪総領事の鄭祥林さんから手ほどきをいただいています。)

 金帰月来の生活ですが、週末の活動も街頭演説だけではなく、市民の皆さんと楽しく触れ合える場面もあります。

 和歌山の日中友好協会の毎年のイベントですが、旧正月を祝う中国の習慣に合わせて、みんなで餃子を作ります。

 今年は大阪総領事の鄭祥林さんから手ほどきをいただいて、私も餃子の皮から作りました。最初はなかなか、丸くなりませんでしたが、何度か挑戦する中で、鄭先生からOKが出るものが作れるようになりました。

 しかし、餃子の皮に中身を入れるのは、ついに上達できず、、、(笑)。鄭先生の作ったものとは比べ物にならないほど不細工(笑)、、、でした。

 でも、中国からの留学生や市民の皆さんとワイワイガヤガヤ、餃子を作るのは楽しかったですね。ピンクのエプロンを貸していただいたのですが、小麦粉で背広は真っ白になってしまいました。来年はラフなかっこうで、再挑戦したいと思います。

             私たちのために。
             私たちの子どもたちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。


龍の絵に励まされて!

2010年02月21日 23時57分43秒 | Weblog
(支援者の方が描いて送ってくださった「龍」の絵です)

 昨年の選挙の前に、応援団の方が、この龍の絵をくださいました。その方は、女性でご主人と一緒に保険の仕事をされています。書家でも画家でもありません。

 しかも、この絵は初めて書かれたそうです。ふっとインスピレーションがわいて、筆と墨、和紙を用意して一気に書き上げたとのこと。「自分が書いたというよりも、誰かに書かされたみたい、、。」とおっしゃていました。

 ものすごい迫力のある龍の顔が書かれていました。この絵をアパートに飾って、選挙戦を戦いました。もっとも、和紙のままでしたし、その後は丸めて保存していました。

 知り合いの画廊の方に頼んで、裏打ちしてもらい、立派な額に入れました。見違えるように立派に生まれ変わりました。少しお金がかかりましたが、議員会館の部屋に置くとお客様が驚く名物になっています。

 毎日、この絵を見ながら、昨年の戦いと大勢の方の熱い応援を思い出し、初心を忘れないように心がけています。

             私たちのために。
             私たちの子どもたちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。


財務金融委員会のスタート

2010年02月19日 23時53分13秒 | Weblog
  今週から、財務金融委員会の理事として走り回っています。予算委員会中は財務大臣が他の委員会に出られないのですが、これから、予算委員会の公聴会や分科会など、大臣が出席しなくても良くなります。

 そうなると、財務金融委員会では税法などの予算関連法案の審議をしていきます。昼休みを使ったり、審議の時間を確保するために、たいへんな苦心をしています。

 しかし、野党である自民党の理事さんが理事会や理事懇談会に出席されず、スケジュール闘争をなさいます。与党であるため、出来る限りていねいな国会運営をしなければならず、そのような場合はずーと待っています。

 公明党と共産党の理事さんは出席され、是々非々で議論します。そんな中で、「民主党さんも野党の時は、引き伸ばし戦術だったよね。」とのお話もありました。

 国会でのスケジュール闘争が意味なくなるよう、会期制を止めて、通年国会にする改革が待たれます。しかし、予算関連は4月1日までに通す必要がありますから、与野党が何回か入れ替わって、紳士になることを待つしかないのでしょうか?

 そんな中でも、何とか、話し合いがまとまり、今日19日に朝から大臣所信表明への質疑が始まりました。その後、税法など予算関連の法律の所信表明も終え、来週から税法等の審議に入れそうです。

 新米の理事ですが、理事会に出て、国会運営のイロハを勉強できるのはありがたいですね。来週は、私も委員会で質問をする予定です。

             私たちのために。
             私たちの子どもたちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
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アジアのエコノミスト

2010年02月18日 23時04分01秒 | Weblog
(日本経済研究センターの客員研究員の皆さんと一緒に。)

 今日は、日本経済研究センターからお客さまがありました。インド国際経済関係研究所のスカニヤ・ナタラジャン研究員と、インドネシアの国際戦略研究所のエコノミストのデニ・フリアワンのお二人です。

 半年から8ヶ月の期間で客員研究員として、日本経済研究センターに滞在して研究をしている方々です。引率は(!?)同センターの中島研究員。

 民主党の経済政策や外交政策への質問攻めにあいました。先日のUBS証券でのプレゼン資料で説明。英語版の資料を一度作っておくと、何回も使えるので便利です。ちなみに、この資料の作成を手伝ってくれた人は、私のプリンストン時代の教え子の中村岳嗣さん。

 見えない縁の力で、活動ができることに感謝しています

 「アジアの中の日本」を主張し、活動してきた15年前からの蓄積を、議員活動の中で生かしていきたいと意気込んでいます。

 今度、タイの駐日大使ともお目にかかる予定です。国会での各種委員会の活動や財務金融委員会の理事の仕事で走り回っていますが、議員外交にも努力するつもりです。

             私たちのために。
             私たちの子どもたちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
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霊現寺の厄除け餅まき!

2010年02月15日 23時10分36秒 | Weblog
     (霊現寺での「火渡り」の荒行の様子です!!撮影:岸本周平)

 昨日は、和歌山市内での活動でした。街頭演説中心でしたが、霊現寺の厄除け餅まきの行事に初参加。その前に、山伏の荒行の一つ、「火渡り」を体験(?!)しました。

 山伏の皆さんは、この写真のように、燃え盛る火の中を裸足で歩きます。その後、私たち一般の者は、ある程度、燃えている木屑などをどかせて、靴のまま歩きます。これが、「厄除け」になるそうです。

 私は、今年が初参加。ユーモアのセンスのある檀家総代の方が、「周平さんも、裸足であるいてもらいますよ!」と一言。一瞬、顔が青ざめました。そんな訳ないのは判っていますが、自分はトライしてみたい気分もあって、想像して青ざめていたのです。

 まあ、しかし、目の前で火の中を歩くのを見たら、びっくり仰天!

 その後の、餅まきにも3000人近い善男善女が集まりました。
 
 15分間、20石のお餅を約30人の仲間でまきました。手もしびれ、腰も痛くなりました。何より、お餅をまぶした粉で背広が真っ白!!です。来年はジャージで参ります。

             私たちのために。
             私たちの子どもたちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
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和歌山県の農業

2010年02月13日 23時55分32秒 | Weblog
 今日は、和歌山県の農政連盟の皆さんと意見交換会を持ちました。和歌山県選出の国会議員全員が出席。超党派の懇談会です。

 和歌山県は平野部が少ない一方、関西圏の消費地が近いことから、果樹を中心とした園芸農業が中心です。

 果実の全国シェアは約9%で、青森県に次いで全国2位。県内の農業産出額の中でも果実が6割を占めています。コメは約8%しかありません。

 農業産出額の全国シェアでみて、梅が64%、柿が23%、みかんが16%で1位。すももが17%で2位。キウイフルーツが11%、桃が9%で3位となっています。

 ですから、来年度から始まる「コメの戸別所得補償制度」は、必ずしも大歓迎というわけではありません。地元では、果樹や野菜も「所得補償制度」の対象にしてもらえないかという強い要望があります。今年はコメのモデル事業がスタートしますが、果樹なども対象にする方向で検討が行われています。私たち民主党の三人の議員は党内で、果樹なども対象になるよう頑張っています。

 特に今年は果樹の価格が低迷しています。みかんが前年比3割減。柿が1割減などとなっています。一方で肥料や農薬は値上がりしています。

 事業仕訳で「果樹対策資金(中央果実基金)」130億円が廃止されましたので、農家の皆さんはご心配でしょう。しかし、来年度予算では果樹対策事業87億円が新設された他、地域支援整備資金1500億円が新設されていますので、交付金という県が自由に使える予算を駆使すれば、果樹対策の予算は従来よりも充実しています。

 和歌山県は第1次産業である農業、林業、水産業を振興することで21世紀型の地域の発展モデルを作ることができます。

 農業の支え手の高齢化などの問題もありますが、産地直売のシステムを作ろうと挑戦している若い経営者たちの姿も見受けられます。

 このような新しい力を応援して、若者が農業に参画する政策を作るよう努力する必要があると、今日の会議で痛感しました。関係者の皆さん、ありがとうございました。

             私たちのために。
             私たちの子どもたちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。