岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

暖冬でも、、、朝は寒い!

2007年01月31日 09時30分09秒 | Weblog
 月曜日の全日空最終便で帰和して、昨日火曜日の朝は早朝の街頭演説でした。睡眠時間は4時間。眠かったですね。また、昨日の朝は、放射冷却現象のおかげでこの冬一番の冷え込みでした。

 汗をかくと暖かくなる特殊加工のゴルフ用下着を着込み、ホカロンをお腹と背中に貼り付けて演説します。それでも、手袋をはめない指の先はすぐにしびれてきます。ホカロンを小さく折りたたんで、マイクを持つ手に潜ませるのですが、これは全く効きません。

 南海和歌山市駅からJR和歌山駅までの移動の車中で、温風の吹き出し口に指を突っ込んでしびれをとります。こんな寒い日に限って、交通量が少なく、アッと言う間に駅に着いてしまいます。勇気を振り絞って、車外に出ます。

 こういう時は、声も小さくなりがちですが、必ず、「周平さん、寒いのは分かるけど、今朝は元気なかったでえ。」というクレームが後ほど来ます。やけくそで大声を出していると、それはそれで、寒さを感じないようになりますから不思議です。

 午前中は、中央大学の集中講義の間にたまった事務作業と事務所内の打ち合わせで終わってしまいました。コンビニのおにぎりを食べながら移動して、午後はご家庭の訪問。夕方からは、後援会のスタッフ会議で、「衆参同日選挙もありうべし。」なので、選挙準備の加速をお願いしました。

 今日は、これから一日中、支援者回りに出かけます。3日間、大学院の学生とアカデミックな生活をしていたのですが、すぐに日常の選挙のための生活になじんでしまいます。アカデミックな生活は、来年までお預けです!

中央大学集中講義終了

2007年01月29日 21時32分55秒 | Weblog
 (熱く語る伊藤穣一さん)


今日で、中央大学の集中講義が終わりました。充実した合宿となりました。全員で昼食を取り、名残を惜しみながら高尾駅から流れ解散をしました。12名の学生諸君には、良い刺激を与えてもらいました。みんな!ありがとうね。

 午後は東京で、何人か友人と会いました。上京の回数が限られているので、寸暇を惜しんでアポを入れます。夕刻、「21世紀の日本を考える」研究会に出席しました。この研究会はブログでも何回か登場しています。

 今日のスピーカーはネオテニーCEOの伊藤穣一さんです。彼は、検索エンジン「インフォシーク」を日本に導入したIT界のチャンピオンです。ICANNの理事やCreative Commonsのボードメンバーを務めるなど、国際的なITマフィアの一人です。私が通産省の情報システム開発課長をしている頃からの友人です。

 国際的なパネルなどで一緒になると、3歳からアメリカにいたネイティヴの伊藤さんの英語力にいつもコンプレックスを感じていました(何しろこちらは「中年英語組」ですかからね)。もっとも、彼はその後アメリカの大学でコンピューターサイエンスを極めるまでアメリカ人をしていたので、漢字が得意ではありません。まあ、おアイコですね。

 今日は、「21世紀のインターネット経済とイノベーション」と題して講演をしてくれましたが、わずか1年半だけ、最先端のIT情報から遠ざかっていただけなのに、「浦島太郎」状態になっていました。もう付いていけません。

 今は羽田空港です。最終便で帰ります。明日は早朝駅前街頭演説です。飛行機の中で熟睡します。おやすみなさい。

合宿2日目

2007年01月28日 23時46分32秒 | Weblog
 今日で、合宿の2日目が終わりました。朝9時から、お昼の休憩をはさんで夕方5時半までびっしり議論しました。6時から夕食をいただき、7時半から再開です。午後9時半ごろまで講義を続け、その後は男子学生の部屋に集合して飲み会です。

 学生さんたちは手際よく、宿舎近くの酒屋さんに、買出しに行ってくれました。彼らは日本酒を一升買ってきましたが、2日間で誰も飲みませんでした。学生さんはチューハイのような甘い飲み物が人気です。皆さん、マイペースで楽しくスマートに飲みます。だべっていると時間があっという間に過ぎていきます。

 講義の間も、さすがに修士課程の学生さんなので、経済学部の出身者もいれば法学部、政治学部の出身の生徒もおり、議論に幅が出ます。中には、武蔵野美術大学や東京外国語大学の卒業生もいて、ユニークな議論が展開され、私自身にとって新鮮な感覚で講義ができました。ほとんど学生さんにしゃべってもらい、私は、ところどころで、補足の説明をしたり、実務的な経験談をしたりという形で指導しました。

 驚いたのは、武蔵野美術大学の卒業生が、私の娘が大学入試のために通っていた予備校で先生として教えてくれていたことが分かったことです。「世間は狭い」ものですね。早速、娘がが武蔵野美術大学に入学できたお礼を申し上げておきました。

 グローバリズムに対して、日本としてどのように対応していくのか、熱いディスカッションもしました。移民の受け入れに関しては、賛否両論でしたが、国際的な感覚のある学生でも移民受け入れに消極的な意見があるのには少しびっくりしました。超大国アメリカとどのように付き合っていくべきか、アジア諸国との間合いの取り方や中国との関係など彼らが普段から真剣に考えていることも分かり、感心しました。

 三度の食事を一緒にして、24時間付き合っていると、礼儀正しくて素直な学生さん達であることがよく分かります。「近頃の若いもん」はなかなか良いですね。



中央大学集中講義

2007年01月27日 09時37分05秒 | Weblog
 今日から3日間、中央大学の合宿形式での集中講義に行ってきます。大学院の修士課程の学生さんに公共政策を教えます。昨年から、客員教授として、政策過程分析と演習の2コマを持っています。トヨタ自動車時代に、毎週土曜日に教えることで、スタートしたのですが、落選して和歌山で活動する身では毎週は無理です。中央大学のご好意で、3日間の合宿講義で単位取得できるようにしていただきました。

 日頃のドブ板活動も、けっこう好きなのですが、大学の教官に戻れるこの3日間は格好の気分転換です。若い学生たちとのディスカッションは活力の源泉になります。朝早くから、夜は夕食後も講義を続けます。その後、一杯飲みながら、夜を徹して語り合うので、3日間でも先生と生徒のキズナは強いものになります。

 講義といっても、私から一方的に知識を教えることはしません。予め、本を2冊読ませて、その要約とコメントを各A4一枚程度にまとめたものをプレゼンしてもらます。その発表を生徒全員で討議し、私が時々、修正したり、さらに問題提起をしたりして指導していきます。

 プリンストン大学でも同じように教えてきました。アメリカの大学では、学部でも同じやり方です。教官は生徒に知的刺激を与え、勉強のやり方を教えますが、知識は論文や本を読めば分かるだろうという姿勢です。生徒に「教える」のではなく、生徒が「学ぶ」のを勇気付け、手伝うのがアメリカ式です。不思議なことに、江戸時代の寺子屋では同様の教授法が取られていました。

 今回は、ノーベル経済学賞のジョセフ・スティグリッツの「世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す」と岩田規久男学習院大学教授の「小さな政府を問いなおす」を選びました。学生さん達との議論が今から楽しみです。

 今、関西空港でブログを書いています。羽田から、合宿先の高尾山「わくわくビレッジ」まで中央線経由で2時間。行って来まあーす。

民主党鉢呂吉雄選対委員長

2007年01月26日 12時32分40秒 | Weblog
 昨日は、民主党本部で鉢呂吉雄選対委員長にお会いして来ました。私は民主党和歌山県連の代表は辞めましたが、和歌山県第1区の総支部長の立場で、和歌山県議会、和歌山市議会の地方選に関して、本部の応援体制について、「陳情」をしてきました。

 これまで、地方議会が手薄だった和歌山県ですが、今回の統一地方選挙では、和歌山県議会5人、和歌山市議会4人、橋本市議会2人の計11人が民主党の公認・推薦で立候補します。4年前は、県議会が1人、市議会が2人でしたから、努力している点は、評価していただけたと思います。

 昨年の知事選の候補者選びでは、鉢呂選対委員長にはたいへんお世話になり、またご迷惑もおかけしましたが、「地方議員を増やし足腰を強くしよう。」との励ましのお言葉をいただきました。

 夏の参議院選挙の候補者がまだ決まっていませんが、党本部の方でも人選を行っているとのことでした。一平卒の私も含め、和歌山県連を上げて、候補者の擁立に向けて努力します。

 その後、私の「書経」の先生である田口佳史先生の「清く美しい流れ(PHP研究所刊)」出版記念を兼ねた「全受講生合同講義(新春素心交流会)」に参加。田口先生は、中国古典を広く経営者にお教えになっており、たくさんの教え子が集まりました。

 パーティーには、自民党の小野清子参議院議員や民主党の山口壮衆議院議員などの政治家も出られ、私も不肖の弟子と言うことで、現役議員先生の後で挨拶をさせていただきました。

 昨夜はパーティーのはしごをしました。人材派遣のパソナグループ南部靖之代表主催のパーティーにも少し顔を出したところ、歌手の西郷輝彦さんがおられました。還暦というのに若々しい西郷さんに、ミーハー振りを発揮して、ツーショットをお願いしてしまいました。

 今朝は、羽田発の始発の飛行機で帰ってきまして、朝から支援者回りです。

ぜいたくは敵だ

2007年01月24日 13時30分17秒 | Weblog
 鉄人29号さんのコメントにお答えします。年末年始は、落選中の候補者にとっては稼ぎ時なので、封切映画を観にいくゆとりはありません。それでも、何とか昨年は「男達の大和」を観ましたが、今年は観てません。家で観ようと、アメリカのアル・ゴア元副大統領の「不都合な真実」の英語版DVDを入手しましたが、残念ながらまだ観ていません。2時間くらいの時間を作れないことは、ほんとうに情けないことなのですが、ミニ集会や新年会優先になってしまいます。

 東京にいる頃は、毎週1本は映画を観ていましたので、フラストレーションがたまります。経済産業省のメディア・コンテンツ課長の時は、映画産業も担当していましたので、「仕事」として試写会に通っていました。その頃は毎週、2,3本は観ていましたから、映画を観ない生活は辛いですね。スキューバダイビングも、この1年半、全くやっていません。これは、当選後の楽しみに取っておきます。

 読書量も格段に減りました。選挙に出る前は、1日1冊くらいのスピードで読んでいましたが、今は、東京に出張する時、往復の飛行機の中で読むだけです。先週は、たまたま、2回出張しましたので、何冊か読めました。

 山田昌弘著「新平等社会」、文芸春秋、2006年9月:昔、著者の「希望格差社会」を読んでいましたので、興味がありました。「格差問題」は「貧困問題」であると言うヒントをいただき、知的刺激を受けたので、半年振りの「周平政策の窓」をHPに書くことができました。

 船井幸雄著「本物になるクセづけ」、海竜社、2006年10月:これは、船井財産コンサルタンツの社内研修で上京したとき、平林社長からいただきました。帰りの飛行機で一気に読みました。明日をも知れぬ浪人生活をしていますと、今までは手に取ることもなかった「人生訓」の本も身につまされることが多いです。素直に読むことができるようになりました。

 今は、山本七平著「山本七平の武田信玄論」、角川書店、2006年12月を読んでいます。今年のNHK大河ドラマの背景がよく分かる本です。そのために、復刻出版したのでしょうから、角川さんも商魂たくましいですね。ちなみに、学生時代からこれまで、山本七平さんの著書は全部読んでいます。
 
 政策を考えるためにも、読書は必須ですが、映画は「ぜいたく」ですね。当選までは「ぜいたくは敵だ!」です。


 

由良の興国寺

2007年01月23日 09時19分18秒 | Weblog
 昨日は、恒例の早朝駅前街頭演説の後、4月の和歌山市議会議員選挙の民主党公認候補「山本ただすけ」君を連れて、連合傘下の組合に支援の要請に回りました。組織内候補や、従来からの支援議員のいない組合に的をしぼってお願いをします。

 午後は、JAM大阪和歌山地域協議会の主要メンバーである高田機工とハルテックにご挨拶に行ってきました。高田機工は海南市下津町、ハルテックは日高郡由良町と和歌山市から南に位置します。由良町は高速道路を使って、約1時間かかります。下津町はその間なので、まとめてお伺いしました。

 由良町は御坊市の近くでもあります。ブログでも紹介した民主党推薦の平井としや候補は1月21日の市議会議員選挙で大健闘、1351票を獲得し、第2位で当選を果たされました。おめでとうございます!!

 その由良町に「興国寺」というお寺があります。1227年に建立された古いお寺です。当初は空海の真言宗のお寺でしたが、1258年に法燈国師が臨済宗のお寺に変え、1340年、後村上天皇から「興国寺」という名前をもらった由緒あるお寺です。

 私は前から、このお寺に行きたかったのですが、昨日、偶然、門前を通りかかり、参詣することができました。20年前に、岐阜県の関税務署で署長をしていた時に、管内の「正眼寺」に参禅していました。当時、谷耕月ご老師が住職をされており、妙心寺派の厳しい修行で有名でした。また、巨人軍の川上哲治監督が先代の梶浦逸外ご老師の指導を受けてV9を達成したことでも有名です。

 たまたま、谷耕月ご老師が、由良の興国寺の住職も兼ねられ、二つのお寺を往復されていた時期なので、私のふるさと和歌山との深いご縁を感じていました。谷耕月ご老師もすさみ町のお生まれで、串本高校ご卒業です。得度は興国寺でなさっています。和歌山県人同士と言うことで、かわいがっていただきました。

 昨日、その興国寺に初めてお伺いでき、感無量でした。写真は興国寺の山門を背景に、「当選したときの、万歳三唱」の練習をしているところです。