こないだの土曜は、我々夫妻+長女で、「麺や けせらせら」でのランチ。
12時25分に、そこに到着。
お昼時だったのだが、この日はこのお店にしては珍しく、行列待ちは出来ていなかった。
12時26分。
すんなりと中待合に着席。
ここでオーダーを尋ねられたので、我々一家3名はともに「塩らぁめん」(税込730円)をご注文。
私のみは、それに「味付玉子増し(半分)」(税込50円)をプラスした。
ここのラーメンは、デフォルトで味玉が入っているのだが、「ある思惑」があったので、あえて追加オーダーしたのだ。
12時32分に小上がり席に案内され・・・
12時33分に、ラーメン様と、ご対面
全体的にクリーム色系の、どんぶり表面。
真ん中に鎮座するカイワレのグリーンが、鮮やかなアクセントだ。
いつもながらの、スムーズなオペレーションには、シャッポを脱がざるを得ない。
まさしく黄金色の麺は、人魚のようにぴっちぴち!
ぷりぷり感・もちもち感・太さ・縮れ具合・歯応え・・・すべてが私好みで、まさしく完全無欠である。
まろやかで、クリーミィな、鶏白湯スープ。
まるで、コーンポタージュを思わせる、その、とろみ
鶏の旨味がぎゅっと詰まった、モルトの味わいの極上品である。
表面にブラックペパーのかほりと刺激をかすかに残す、のびやかでしなやかな、メンマ
ダシのお味がしっかりと沁みた味玉は、黄身の半熟とろみ加減が、これまた絶妙すぎて、すんばらしい。
そして、このお店のテーブルに置かれた薬味は、「ゆず胡椒」。
それを、追加注文の味玉に乗せていただく。
「黄身の甘み」に、「ゆず胡椒の酸味と辛み」がフュージョンし、それはまさしくおつまみ的味わいに昇華する。
しっとりと柔らかい、バラシャーシュー。
そこにゆず胡椒を乗せていただくと、なにか「チャーシューの刺身」をいただいているような、いい気分。
もちろん、鶏白湯スープに、ゆず胡椒を溶いてお味の変化を愉しむのも、これまた一興。
なんというか、お茶漬けにわさびを溶いて啜った時のような、爽快なBREEZEが私の中を吹き抜ける。
12時43分。いつものように、どんぶりの底と、ご対面。
いつもながらのオペレーションと、いつもながらの旨さ。
「麺や けせらせら」さん、ありがとう。