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無料化

2010年01月05日 17時13分47秒 | Weblog
私の周りでは高速道路の無料化も反対意見が多いが、高校の授業料に関しても反対意見が多い。

高速道路はやたらと事故が増えることを初め、物流等への影響が懸念される。
“無料”ではなく、少しでもいいから金を取った方がよいだろうという意見。
今の土日1000円法案も、単純に“土日”とひとくくりにまとめるからよくないと思われ、三連休や時間帯によっては値段の傾斜をつけて細かく段階分けしたほうがよいだろう。

単純に土日1000円というだけでは、需要と供給のバランスを完全に無視しているといえるだろう。
それは無料にしても同じこと。

高校の授業料。
「学ぶ機会を金の問題で得られない」のは確かになんとかしたい。
が、それなら授業料無料化ではなく、奨学金制度をつくればよいだろう。
学べることのありがたみ、学ぶことの価値もわからず、学ぶことをせずに学歴だけ得ようとしている人間のために無駄に税金を投入するのはおかしい。
「どうせタダなんだし」という学ぶ意思なく無意味に進学することを助長するだけだ。

努力している人、結果を出している人が報われるという意味で、努力を奨励するために特待生制度を充実させるのもありだと思う。

高校は既に義務教育ではないのだから、国ですべて負担する必要などなく、奨学金として国から一時的に借りて、就職してから少しずつ返還していくので十分だと思う。
その中で、特に頑張っていることが認められた場合は特待生として返還義務を免除すればよいだろう。

但し、その場合、「頑張りを認める」ことに対してモンスターペアレントなる生命体が出現してくるかもしれないが。


なぜこんなことを考えるかといえば、来週ある高校の部活の父母会にOBとして顔を出してくれといわれたから。
「高校の部活」なのだが、来週あるのは中学の方の父母会。
そもそも私の在学時に中学ができて中高一貫になったくらいなので、私自身は中学の方はよくわからない。
が、「中学生のお母さんたちは、部活の内容ではなく『学業と両立できるのかどうか』をすごく不安視している。」とか。
「だからお前来てくれ」とのこと。

そういわれてもねぇ・・・
私は中学なんて近所の公立だし、高校受験すら周りもみんな部活引退してから考えていたくらい。
中学の時点で大学までを視野に入れて勉強がどうのこうのなんてちっとも考えていなかった。
なので、中学の親が大学受験を意識しているとしても、私にはその感覚が理解できない。(共感できない)


そもそも塾にしろ中高一貫にしろ、私は反対派だ。
(理科系が好きな理系の私に言わせれば、理科(=自然現象の把握)を数学(=数式処理による定量化)のように扱い理科が苦手な人間を増やした原因の大部分は塾にあると思う)
個人がいろいろ考えて努力しなくても、せっかく与えられた学校という学ぶ場をおろそかにしても学ぶ方向性を丁寧に教えてくれる、そんな便利な場。
レールに乗ればよいだけ。
学校で学ぶありがたみが薄れるだけではないか。

高校の授業料が無料になれば、さらに高校で学ぶことへの真剣みが減るだけだと私は思う。
結局塾に金を払うなら、意味がない。

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