証拠不十分

先日、人肉販売の疑いのある店を紹介したが、実際にその店を訪れてみた。

土曜のこと。
前日に夜中の1時まで飲んでラーメンを食って・・・それでも早起きして朝風呂＆朝飯を終え、店を目指す。
幸いにもホテルで無料自転車貸出しがあったので、それを利用。
田畑の広がる道を自転車で駆け抜けるのは久しぶりの爽快さ。
酒が残っていなければどれだけ爽やかだったことか・・・

朝8時から営業しているとのこと。
営業開始直後を狙って訪問。



店の外観は、ごく普通の直売所。
どこをみても「人」という文字は見当たらない。
店の中に入ってみても、「人」の文字は一切見当たらない。
桜肉の値上げの掲示のみだ。
表向きは「人」を販売していないことを装っているのかもしれない。

ここまできて、「ホームページに「人」と書かれていたから実際に見に来た」というだけではただのネタ。
桜肉ロースの刺身を購入して帰る。

その馬刺しがなかなかのもの。

脂っこくもなければ、筋が気になることもない。
適度な赤身の柔らかさが素晴らしい。
留まることなく、どんどん食えてしまう。

もはや人肉というホームページの誤記としか思えないネタがどうでもよくなるくらい食べやすい肉。
タレとしてつけてくれた辛い味噌も美味い。

「人」の誤表記をきっかけに巡り合った、美味い馬刺し。
ひょっとしたら、私のような人間を誘い込むための仕込みだったのかもしれない。