ハシゴ

結局、焼肉屋はハシゴした。

本日期限の書類の提出先は同じ八王子地区でも別事業所の総務である。
夕方そちらの事業所にエロヅカさんと2人で移動し、提出書類を出した。
書類提出以外にもその事業所でやる仕事があったので顔を出すが、特にトラブルもなく順調であり、すぐに開放されてしまう。

エロヅカさんと2人、先に八王子駅に向かう。

オクンニ君やヤマンコ君の到着まで1時間半はある。
とすると、時間を潰すにも特にやることはないので、焼肉屋を下見することにした。
3つあった候補をヤマンコ君の希望によって2つに絞っており、そのうち安い方の店にエロヅカさんと2人で行ってみる。

その店は小さい店だが、韓国人がやっているのか、悪くない。
味はそこそこで、値段が安く一皿の量も多め。
悪くない。

そこでカルビとホルモンとレバ刺しだけ食べて、店を出る。
２店目に移動し、そこでオクンニ君やヤマンコ君を待つことに。
同じものを注文してみると、味は先ほどの店より上だが、値段が高く量も少なめである。

仕事で到着の遅れたオクンニ君やヤマンコ君が到着する頃には、私もエロヅカさんも既に出来上がってしまっていた。
彼らが食べるのにまかせ、私らはマンコリを飲んでいた。
（焼ぎ餃子をしっかりと焼ぎ餃子というくらいなので、ここでもマッコリをしっかりとマンコリと言って注文した）

キリのよいところでお会計をして、店を出て駅へ向かう。

駅に行く途中、ビラ配りのバイトが声をかけてきた。
「焼肉・・・」という声で、もう十分食ったよ！と思うが、それに続いた店の名前はまさに３つ目の候補に挙げていた店。
なんとタイミングのよいことか！と思い、ネタとしては３件目の焼肉屋のハシゴをすべきだと思ったが、さすがに胃の具合からして行くという決断をすることはできなかった。

焼肉屋のハシゴは初めてである。