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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

自己防衛から新生活様式へ~人事コンサルタント鷹取が贈る人事マネジメントの視点

2020-06-16 00:00:39 | 人事マネジメントの視点
◇ 日記から自己防衛
最近、ペンを持って毎日日記をつけるようにしている。たいしたことを書いているわけではない。
「今日、何をやったか」 「反省・課題点」 「よかったこと」
反省ばかりではないし、よかったことばかりでもない。その日を振り返り、その両面を書くようにしている。

恥を忍んでいえば私の場合、「自分はダメだ、全然できていない」といつも思っているが、逆に「負けたくない、ダメな人だと烙印を押されたくない」という意識も強い。
だから、反論されたり攻撃されたりすると、直接相手に言うか、自分の中で無言で相手に反論するかは別として、「いや、そんなことはない」と強く考えてしまう。
要は、自分の弱いところを突っ込まれると嫌なので、ダメなところを隠そうとし、自分を大きく見せようとしている。自己防衛を働かせている、と日記を読み返してみるとそう思えた。

◇ 少しの余裕
一方、日記でよかったことを書くようにすると、自分でも頑張っているところはある。他人はどう思うかしれないが、やれているところはある。その証拠に独立開業して10年を超えることができた。この新型コロナを超えられるかはどうかわからないが、リーマンショックは乗り越えられたように、いろいろな変化に対応できていることがわかり、自己肯定感が少しつかめるようになってきた。
そうすると、自分の弱点に対する他人からの反論や攻撃を受け止める余裕が少し出てきたように思う。
「なるほど、確かにそのご指摘は当たっているかも」

◇ 日記から新生活様式へ
新型コロナウイルスへの感染防止対策の緊急事態宣言でこれまで直面したことのない状況に置かれた、生活様式、仕事のやり方を大きく変えた。緊急事態宣言が解除されたが、本格的に変わるのは社会経済活動が動き始めたこれから。3密を避けた新様式のあり方が、特に企業活動で問われてくる。企業それぞれで見つけなければならないし、見つけたものを実現させていかなければならない。これまでの普通が普通でなくなる。
「客先に足を運ぶのが営業だ、それで仕事を取って来い」それが許されず、大きく転換することになる。
ICTは典型的なもの。どんどん使われていく。ICTに慣れている若者はスムーズに対応できるが、中高年はなかなかそうはいかない。若者からICTの使い方を学ばなければいけなくなる。これについては、完全に立場が逆転。それを受け入れなければならないが、できそうな感じがしてきた。少しの自己肯定感が、自分の弱点をどう扱えばよいか教えてくれた気がする。
反省・課題点とともに、よかったことを日記で振り返ることで、そう思えるようになってきた。

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