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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

効果はじわじわ!感じとる~人事コンサルタント鷹取が贈る人事マネジメントの視点

2020-04-16 06:39:39 | 人事マネジメントの視点
◇ 山登りで
新型コロナウイルスの影響を受けて、活動が縮小している。身体がなまって仕方がないので、近くの500メートル程度の山に登り、ストレスを発散している。
しかし、登るには不安があった。以前より腰から足にかけてツッパリ痛い状態が続いていたので、酷くなるのではと思っていた。しかし、ほとんど痛みなく登り降りできた。
何故だろうと考えてみると、湿布が効いているようだ。血行改善にここ2か月ほど毎日貼り続けている。その効果が現れて来たのではないかと勝手に思って続けている。

日常、症状の大きな変化は気づかなかったが、今回の山登りではっきりと感じることができた。そう思って普段を振り返ってみると、じわじわと効いて痛みが減っているように思える。症状の改善とともに、この変化を気づけたが嬉しい。
これを読んでいるあなたにとっては、どうってことのない内容だろうが私には大きいことだ。
やり続けることと小さな改善変化を確認する。

◇ 人材育成で
人材育成も同じではないだろうか。
部下が育ってきたか、力がついてきたか、気になるところであるが劇的な変化はなかなか見えない。変化が見えないいと、指導が疎かになってしまう。声をかける回数も少なくなる。そして、出来ているだろう、頑張っているはずだと考えてしまう。それはこちらの勝手な思い込みであって、相手は気にかけて指導してもらいたい、声をかけて欲しいと思っている。

指導や声かけを継続してやれている職場は雰囲気が違うように思う。どこが違うか観察してみると、総じて明るく、言葉が飛び交っている。仕事の話はもちろん、ちょっとした雑談もよくしている。何気ない一言を投げかけていることで、自然に発言できるようになる。それが報告・連絡・相談になり、意思疎通がじわじわ充実してくるのだ。

◇ じわじわと感じとる
部下が育ってきたかどうかを確認するには、山登りのように少し負荷をかけてみるとわかる。新しい業務や突然の依頼、新しい役割などふってみる。スムーズにできるか、臨機応変に対応できるか、前向きに受け取っているかどうか。報告・連絡・相談が十分できていれば成功につながりやすい。

やってもらった後は、大いに褒めよう。褒める相手は、もちろん部下だが、自分も褒めることが大事だ。継続して気にかけ指導したり声かけできたりした、その成果が出たという証だ。

続けること。深度よりも頻度。
じわじわと効いてきて、結果部下が育っていることが実感できるようになるだろう。この実感はとても嬉しく感じるのではないだろうか。

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